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(短編集)

虚空の逆マトリクス



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虚空の逆マトリクスの評価: 3.70/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

普通

森氏の短編はミステリ分薄めなのが通例だが、この作品もご他聞に漏れず
全体的にミステリ要素は薄い
ダイイングメッセージ物のリリおばさんはひし形マークはともかく『2』はやや専門知識が
必要でアンフェア目、犀川シリーズは相変わらずの無難推移というところだが、
まあ楽しめないというほどではないだろう

Vシリーズの短編はないので、そのあたりファンはややがっかりかもしれない
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
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No.9:
(3pt)

多様性

S&Mシリーズ1篇を含んだ趣向を凝らした7作を収録した短篇集です。氏の長篇作品と短篇作品では抱く印象が異なり、長篇作品ではミステリィ色が強く、短篇作品では純文学を意識しているような印象を抱きます。とりわけ、この短篇集は今までにない多様性を伺うことが出来ます。
「嘘の方が価値がある、という場合もある」
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
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No.8:
(3pt)

この人の短編集はどっちかといえば苦手

強いて言えば,「話好きのタクシードライバ」,「探偵の孤影」が好きかも。ただ,この人の短編集はどっちかといえば苦手。
さあ,次は四季シリーズ。
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
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No.7:
(4pt)

VRを描いた「トロイの木馬」が秀逸。

森サンの短編集もだいぶ読みやすくなった感があります.私は1話めの「トロイの木馬」がオススメです。VRを扱った作品は多いですが、読み進むに従って明らかになる謎に戦慄します.いつもの作品より、ホラー系でしょうか?もちろん短編集に、おさめられるS&M、Vシリーズの外伝も楽しみのひとつです.
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
4061822969
No.6:
(2pt)

めずらしさ先行

SFやハードボイルド,ミステリにラブコメ(?)など7作の短編集.
それぞれの作品が特徴的で,趣向を凝らしてはいるのですが,
どうもそちらのほうが目立ってしまって,作品自体は弱く感じます.
また,さまざまなタイプの作品のせいか,全体的に散漫な雰囲気でした.
作品のほうは,ひとつに専門的な用語がたくさん登場するものがあり,
そちらに興味や知識がない人にはかなり苦痛に感じるかもしれません.
ほかにも,ミステリ要素のあるものはどれもパンチ不足に思えますし,
苦い後味を残す作品については,ちょっと好みがわかれそうです.
虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)より
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No.5:
(5pt)

読後感の他にない楽しさ

2003年リリースの第四短編集。コピー・ライター的センス溢れるタイトルとはうらはらに(●^o^●)、スゴク楽しい短編集だった。特にゲームの国に登場するルルおばさんの回文にはタダ唖然。森氏の頭脳がフル回転するとこうもスゴイかと感心しきり。かと思うとS&Mの二人が登場する『いつ入れ替わった?』の最後のシーンにほろり。と、他にないステキな読後感を氏の作品は与えてくれる。
第五短編集の『レタス・フライ』を入れても本作はかなり光っている。というか一番好きかもしれない。『レタス・フライ』と良い勝負か。(●^o^●)何しろ森氏は長編も短編も読後他にない不思議なシアワセな気持ちにさせてくれる希有な作家だと思う。
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
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No.4:
(4pt)

シリーズものと比べて異色作あり

本書は短編集になるのだが,その短編自体がどの雑誌のために書かれたものかによって,がらっとタイプが変わる。
S&Mシリーズのホームグラウンドである「メフィスト」に掲載された短編はやはり,S&MシリーズやVシリーズを読んでいる人向けに書かれている。とりわけ,「いつ入れ替わった?」はまさしくS&Mシリーズに位置づけられる内容であり,犀川と萌絵の,相変わらず,微妙に進展しつつも微妙にしか進展しない関係が描かれていてほほえましくもある。
他方,それ以外の短編作品については,またそれぞれに趣が異なり,別々の世界観がある。典型的な推理小説ものとは違う内容で,どちらかというと,「さあダマされましょう,驚かされましょう」という感じ。一昔前のSF作家の作品とかにもありそう。
短編相応の小粒な仕掛けでできているので,仕掛けの規模にしては記述が長いなあという感がある。それはそれで,森博嗣の作風を堪能するという楽しみ方はあるだろう。
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

S&Mシリーズ完結編(?)

個人的に一番目に止まったのが、「いつ入れ替わった?」でした。この本でついに、S&Mシリーズの恋愛パートが完結します。「有限と~」まで読んでもそれほど進展しなかった萌絵嬢の恋の結末やいかに。また他の短編も独特の雰囲気を持ったいい感じな物ですが、それでもS&Mシリーズ好きにこそ読んでもらいたい一冊です。※追伸※スイマセン。「四季」でもうちょっとS&Mシリーズ関連が続きそうです。
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
4061822969
No.2:
(4pt)

いつ入れ替わった?を目当てに購入したが

人気ミステリィ作家、森博嗣の短編集。氏のS&Mシリーズをようやく読み終えたばかりで、そのS&Mシリーズの主人公である、犀川創平と西之園萌絵が登場する短編「いつ入れ替わった?」を目当てに購入した。読んだ感想としては、カフェで出るサンドイッチのような、ぺろっと食べてしまえる軽食という印象で、美味しいけれどももうちょっと食べたいなと思った。世界観のdetailが明確で、時代設定が未来であっても、日本ではないどこかの外国であってもリアリティがあると感じ、そのため話に引き込まれる。「いつ入れ替わった?」以外、殺人事件が物語に絡んでいくが、いわゆる典型的なミステリィとは違うなと思った。ただし、だからつまらないのではなく、氏なりのミステリィの表現方法で!あると思うし、物語として面白いと思う。
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
4061822969
No.1:
(5pt)

個性の目立つ短編集

今回の短編集、最高におもしろいです。直球ですが。未来をテーマにした作品や過去のシリーズのその後・・・みたいな物語があり、どの作品も最後まで楽しめます。この作品から著者の本を読み始めてもいいと思います。かなり、おすすめです!読んで損はないはずですよ~
虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:虚空の逆マトリクス (講談社ノベルス)より
4061822969

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