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110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)

110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

コンセプトはおもしろい

「ジャワ・ハイツ203号室」「スウィート・ウィリアム・ガーデン 熱帯館」「HBカレー工場」の3話から構成されている。
 消防士が主人公でワトソン役。警官がホームズ役。火災にまつわる事件ばかりというのがおもしろい。消防士の仕事が垣間見えるのも、「特殊業界もの」として楽しい。
 火事にまつわる「謎」がネタとして新しい。しかし、いまいちそれを上手く生かし切れていないのではないか。不自然だし、驚きという点で物足りない。
 今後に期待。
110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)より
4167912813
No.2:
(3pt)

設定は面白そうなのに…

タイトルで買ってしまいました。悪くはない設定なのですが、いかんせん、たくさんの登場人物のキラキラネームっぽい名前が最初からバンバン「皆さんご存じですよね」って感じで出てきて、これだけ、誰が誰やらわからない話も初めてでした。学生さんが主人公かと思いました。
バディ小説というわりに、最後までバディとは思えないし。シリーズ化する最初の入り口って思って読むべきなんでしょうね。今回は人物紹介ですよ、ということで。シャーロックのバックボーンとか、知りたいですし、今後に期待して、星三つです。
110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)より
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No.1:
(3pt)

過剰な奇人造形と中途半端な各要素が気になる

『第1回バディ小説大賞』の受賞作(文庫化にあたり改題,加筆)を含んだ中編三篇.

ケンカっ早い消防士と陸地っぽい刑事など,賞の通り典型的なバディものの設定や,
刑事が奇人キャラなのはともかく,その彼の解決までは眠らない,食べないをはじめ,
過剰なキャラ付けが気になり,そのくせ何度も倒れる様子はまるで構ってちゃんのよう.

また,水と油のようだった二人の関係も,わかりやすい変化が見られるわけではなく,
最後まで現場での同行者以上,相棒未満という印象で,今ひとつスッキリとはしません.

扱われる火の事件も悪くはないのですが,二人のやり取りに重きが置かれているため,
こちらも詰め切れていないようで,ミステリ,サスペンスとしては消化不良に感じます.

このほか,台詞や視点のわかりづららや,唐突な心理描写に場面転換など粗も目立ち,
登場人物や消防法の説明が編のたびに入ることにも,読みづらさを覚えてしまいました.
110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿 (文春文庫)より
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