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15歳のテロリスト
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15歳のテロリストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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黒幕にリアリティがあまり感じられない。主人公の背景も大事だが、黒幕の背景も書かないと、せっかくのテーマが軽くなってしまうのでは。 良い作品だと思うので残念。 | ||||
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おもろすぎた 是非、未成年や親に読んでほしい 勉強になるし展開おもしろすぎ!! | ||||
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とても面白かった。 2025年始まったばかりですが、私の2025ベスト1になりえます。 それくらい面白かった。 「成瀬は天下を取りに行く」と同じくらい読みやすい文章で、普段本をあまり読まない人でも楽しめます。 私もそのひとりです。 少年たちのその後が気になります。 | ||||
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後半は驚きの展開で十分に楽しめました。 本書に関連して昔のことを思い出したので書いておきます。 自分が子供の時に気付いたことが有る。 人々の善意の行動が積み重なって何故か悪の結果を生み出す不条理な社会を人間は作り出してしまった。 自分はその社会システムを変えたかった。 悪人を善人に変えようとは思わなかった。 少なくとも善行に対しては善なる結果が返ってくるシステムを作りたかった。 | ||||
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難しい課題に挑戦し,感動的な結末に思わず涙がこぼれました。 その後の二人の人生はどうなったのでしょうか・・・・・。続編を希望します。 | ||||
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読みやすい文体で、スピード感あるストーリーでした。表題よりも一段深い、考えさせられる内容でしたが、とても面白く読ませていただきました。物語の最後の方は涙が出そうになりました、大変良かったです。 | ||||
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息子がこの作家さんが好きで購入しました。じっくり読んだら、中々面白い作品でした | ||||
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主人公の青年の性格のわかりやすさがよかった。 あんまり重い話じゃなくて、最後まで読みやすかった。 | ||||
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15歳の視点になった時、他の人の視点から見た時に複雑な気持ちになりました。すごく勉強させられる良い作品でしたよ | ||||
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本を読む習慣がなく一冊読み終えるのに何週間もかかっていたタイプの人間ですが、読みやすくまた展開が気になり過ぎて一瞬で読み終えた。 | ||||
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あまり小説などは読まない質ですが、この小説をきっかけにたくさんの本を読むようになりました。本当に面白かった。 | ||||
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少年犯罪をテーマにしています。 被害者視点の背景だけではなく、加害者視点の背景が絡み合ってストーリーが展開されるので、一本調子のリズムでは進まないところが、この本ならではの先を読ませたくなる仕掛けになっているような気がしました。文章自体は平易なので比較的早く読み切れます。中学生~大学生くらいの人が読むとちょうどよいレベルかなと思いました。 | ||||
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d | ||||
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good | ||||
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この歳でこんなにも重い十字架を何故背負わねばならないのかと心にずっしりくるものがあります。 | ||||
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少年法に守られている少年と、記者であり少年法の理不尽さを身をもって知っている男性を中心に2視点入れ替わりで展開されるストーリーです。 読みはじめのときは少年法により守られている人達への怒りを覚える男性に共感しますが、読み進めていくうちに誰が本当に悪いのか、未成年たちを貶めてしまっている立場なのは誰なのか、考えさせられました。 2.3個の事件がストーリーが進むに連れて繋がり合い最終的に1つの大きな本筋になる様は読み応えもあり久しぶりに最後まで通して読んでしまいました。 子供から大人まで全員が考えさせられる非常に良い作品だと思います。 | ||||
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子供が今まで読んだ本で一番面白いと言っています。学校で自分のお気入りの本を紹介する授業で迷いなくこの本を紹介していました。 | ||||
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中1の子供いわく、人生でベスト3に入る作品だそうです。 | ||||
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全体的にとても上手い 仕上がっており、よく出来てる けど何か足らない 福神漬けを忘れたカレーのような それで何だろうと考えてみたのだが… 主人公の心 分別がありすぎる 老人のようだ 思春期の滾る衝動、無意味な行動とか 犯罪者特有な性の暴走も全然無い そこかな、リアリティ 敢えて現実の最も醜い所を省いてる こんなカッコつけた犯罪者など いない . | ||||
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へぇ。松村涼哉は名古屋大学在学中に作家デビューした人なんですね。日本では、元首相がテロリストに銃殺されたり、現首相が漁港で狙われるという事件が起きている。テロリストの心境は、どんなものか。正義や宗教に左右されるのか。15歳のテロリストって、実に先鋭的な題名に惹かれる。少年法の持つ特殊性が、ここでは取り上げられる。本書は随分と社会性のある作品になっている。著者は少年犯罪に関しての著作が多い。 「新宿駅に爆弾を仕掛けました。これは嘘ではありません」という爆破予告の動画がアップされたことから始まる。うそ、フェイクと思われていたことが、1時間後。1月15日8時17分に、JR新宿駅中央線ホームでスーツケースが爆発した。その予告した動画の少年は通信制高校に通う少年の渡辺篤人で15歳だった。渡辺篤人は、なぜテロリストになったか。それを掘り下げていく。 15歳の渡辺篤人は、何故、自分の顔を晒して、爆破宣言を動画で流したのか。 15歳以下の犯罪の実例が出される。自分の息子が、呼び出されてリンチを受け殺されたが、加害者の年齢は13歳。14歳未満なので刑事罰に問えない年齢。加害者は少年院送致の決定。そのやるせなさとふがいさ。なぜ悪いことをしたのに、罰せられないか。 国会議員比津修二は与党で活躍する。少年法の適用年齢の引き下げを主張している。「未成年は、凶悪犯罪とみなされない限り、非公開のおだやかな少年審判で処され、前科さえ残らない。実名報道もされず、少年院送致が決まっても、長期処置でも原則2年以内で社会に戻ってくる。18歳未満は死刑執行が出来ない。14歳未満に至っては、どんな悪行でも罪問うことすら難しい」 渡辺篤人は、5歳で両親を交通事故で亡くし、放火事件で祖母と妹の実夕を殺された過去があった。 逮捕されたのは、富田ヒイロ。13歳だった。タバコを吸って、吸い殻を捨てたのが火災となり、祖母と妹を失った。渡辺篤人は「少年犯罪被害者の会」に顔を出していた。 新宿駅での爆破が行われた後に、渡辺篤人は「テロを続けます。僕が逮捕されるまで」と動画をSNSに流す。マスコミが、その情報から拡大された情報を垂れ流す。篤人と実夕は、美形だった。死んだ実夕の画像まで拡散される。篤人は、富田ヒイロから、放火事件の真犯人を知る。それが灰谷ユズル。 少年犯罪を追いかけている記者の安藤は井口美智子というガールフレンドがいた。中学生のいじめの現場に遭遇し、助けようとして殴り殺された。犯人は、灰谷ユズル。14歳。灰谷ユズルを起点として、親しい人が殺されたということで皆つながっている。 渡辺篤人は、行方不明の灰谷ユズルを追いかけて、妹の灰谷アズサに接近していた。 一体、灰谷ユズルは、何故、富田ヒイロに放火させるように指示したのか? いずれも、14歳という年齢で、罰せられない。が、社会に復帰したときには周囲から白い目で見られる。「少年犯罪」の持つ悍ましさをこれでもかと書き綴る。たいした筆力だ。そして、灰谷ユズルに指示していた男が、明らかになる。なるほど、マッチポンプだ。 そして、いつの間にか、渡辺篤人は、灰谷アズサを好きになってしまうのだ。少年なのだ。 少年犯罪の持つ重さとかるさ。それを道具にして利用する国会議員、小説の新しい地平を切り開いている。イジメ、から殺人。そしてテロリストに変身していく。 日本の底辺での闇は深く、少年たちは傷ついている。どうにもならない感情と復讐。復讐が正義ではないことを知りながら、テロでは解決できないことを知りながら。 | ||||
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