マーダーズ

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評判

マーダーズの評価:

3.80/5点 レビュー 15件。 C ランク

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平均点3.80pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(4pt)

殺人者だらけ

商社勤務のエリートサラリーマンがある秘密を握られ、依頼者の失踪した姉の行方と死んだ母親の真相を、女刑事と共に探るサスペンス。事件等に関するあるテーマをベースに物語が構成されており、とにかく人が頻繁に死にまくりです。

元刑事の驚異的な捜査能力や主人公の過去にやや現実離れ感がある一方で、日常にこんなことが潜んでいるかもしれないと思わせる不気味さも感じます。登場人物が多く、その整理がやや大変でしたが、設定やストーリーには惹きつけられ、最後まで緊迫感はあり読ませる力があります。
マーダーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マーダーズ (講談社文庫)より
4065312205
No.7
(5pt)

夢中で読み終えました

日経新聞夕刊の書評欄で紹介されていた本。ふだん、小説はほとんど読まないのですが、捕まっていない殺人者を裏で抹殺するという内容に惹かれ、Kindle購入しました。

いわゆる勧善懲悪の「成敗」ものではありません。一見、荒唐無稽のようなストーリーのように思えますが、迫力のあるリアリティとして迫ってきます。作品には終始、けだるいような雰囲気が漂っており、それが現実味をいっそう引き立てます。

ふだんは小説でもざっと斜め読みして、「ストーリーを確認する」作業をしている私が、久しぶりに引き込まれ、一語一句丁寧に読み進めました。先が気になって気になって仕方がなくなりますので、忙しいときに読み始めない方がいいです。(笑)
マーダーズ Amazon書評・レビュー: マーダーズより
4065147271
No.6
(5pt)

夢中で読み終えました

日経新聞夕刊の書評欄で紹介されていた本。ふだん、小説はほとんど読まないのですが、捕まっていない殺人者を裏で抹殺するという内容に惹かれ、Kindle購入しました。

いわゆる勧善懲悪の「成敗」ものではありません。一見、荒唐無稽のようなストーリーのように思えますが、迫力のあるリアリティとして迫ってきます。作品には終始、けだるいような雰囲気が漂っており、それが現実味をいっそう引き立てます。

ふだんは小説でもざっと斜め読みして、「ストーリーを確認する」作業をしている私が、久しぶりに引き込まれ、一語一句丁寧に読み進めました。先が気になって気になって仕方がなくなりますので、忙しいときに読み始めない方がいいです。(笑)
マーダーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マーダーズ (講談社文庫)より
4065312205
No.5
(5pt)

主人公は殺人犯なんだけど、なぜか憎めない。

NetGalleyで読了。この本、良かった。主人公は殺人犯なんだけど、なぜか憎めない。真実が明らかになるにつれて、いつの間にか主人公を応援していた。脇役たちの存在も絶妙で、この小説を面白いものにしたと思う。映画のような描写も私好みで、すんなりとのめり込んでいった。半年ぐらいたった頃にkindleで再読すると思う。
マーダーズ Amazon書評・レビュー: マーダーズより
4065147271
No.4
(5pt)

主人公は殺人犯なんだけど、なぜか憎めない。

NetGalleyで読了。この本、良かった。主人公は殺人犯なんだけど、なぜか憎めない。真実が明らかになるにつれて、いつの間にか主人公を応援していた。脇役たちの存在も絶妙で、この小説を面白いものにしたと思う。映画のような描写も私好みで、すんなりとのめり込んでいった。半年ぐらいたった頃にkindleで再読すると思う。
マーダーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マーダーズ (講談社文庫)より
4065312205
No.3
(4pt)

現実感

自分や他人に危害を加える人間なら、殺してもかまわない、という思想にとりつかれた、一種の殺人鬼たちの物語です。
主人公の阿久津清春はそんな殺人鬼でありながら、自分の殺人衝動を押し殺して、普通に商社マンとして生活しています。
彼の生き方が、ファンタジーとしてではなく、現実感のあるものとしてきちんと描かれています。
つまり、
「しょせんはウソのお話だよね。でも、それと割り切って楽しめばいいや」
というのではなく、
「現実にこんな人がいるかも」
という印象を与えるのです。そこがすごいと思いました。
また、阿久津の職務能力が高く、プロフェッショナルのたのもしさを感じさせるのも魅力的でした。
ただ、ストーリーが、個人的には少し長いかなと感じましたので、星を一つ減らして、星4つとしました。
マーダーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マーダーズ (講談社文庫)より
4065312205
No.2
(4pt)

現実感

自分や他人に危害を加える人間なら、殺してもかまわない、という思想にとりつかれた、一種の殺人鬼たちの物語です。
主人公の阿久津清春はそんな殺人鬼でありながら、自分の殺人衝動を押し殺して、普通に商社マンとして生活しています。
彼の生き方が、ファンタジーとしてではなく、現実感のあるものとしてきちんと描かれています。
つまり、
「しょせんはウソのお話だよね。でも、それと割り切って楽しめばいいや」
というのではなく、
「現実にこんな人がいるかも」
という印象を与えるのです。そこがすごいと思いました。
また、阿久津の職務能力が高く、プロフェッショナルのたのもしさを感じさせるのも魅力的でした。
ただ、ストーリーが、個人的には少し長いかなと感じましたので、星を一つ減らして、星4つとしました。
マーダーズ Amazon書評・レビュー: マーダーズより
4065147271
No.1
(5pt)

圧倒的

「リボルバー・リリー」が好きで、
新刊を楽しみにしていたけれど、
帯の「法では裁き得ない者への断罪」の文字に躊躇し、
なかなか手に取れずにいた。
でも、読んでよかった。まず全然「必殺仕事人」風でない
ことにほっとした。そして読み終えて圧倒された。
「連続殺人を犯しながら、一切知られることなく生きてきた商社マンの主人公が、
見ず知らずの女から犯罪証拠をネタに脅され、自分と無関係な事件の捜査を強制される」
そんな前半から、当然事件は二転三転し、ただの犯人探しで終わらない。
ドラえもん風に言うなら、登場人物ほぼ全員が
「人の不幸を悲しみ、人の幸せを喜べる人」だったから悲劇は起きた。
そして、やっぱりこの作者の描く狂気は凄い。
猟奇的な殺し方や言動をするステレオタイプの異常者は登場しない。
文体もさりげなくて洒落ている。
でも、私みたいな平凡な人間にも、登場人物すべてが
壊れてる、狂っていると強く感じさせてくれる。
もし自分がミステリー作家で、自著と同時期に、
「マーダーズ」みたいな本が発売されてしまったら、
打ちひしがれてしまうだろうなと漠然と思った。
ただ著者様、編集者様。
タイトルはもう少しひねってくださいな。
前作も今作も読めばまあ納得だけど、
もっと文体や内容に即した詩的なものにすれば、
何倍にも読者の数が増えそうなのに。
ただ内容は良い。
英国ミステリードラマ好き、アメリカの連続クライムドラマ好きは
たまらないと思います。
一年後くらいにwowowで映像化してそうだし。
前作「リボルバー・リリー」の大藪春彦賞受賞を当てたので、
今回も偉そうに言わせてもらうと、
「マーダーズ」には山田風太郎賞をあげてやってくださいな。
KADOKAWAさん、2020年代の新たなミステリーの巨匠を
育てるつもりで、どうかお願いします。
マーダーズ Amazon書評・レビュー: マーダーズより
4065147271