マーダーズ
発行日:2019年01月24日
出版社:講談社
ページ数:402P
あらすじ
救えるだろうか。僕を殺人犯だと知っている君を。この街には複数の殺人者がいる。彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる――現代社会の「裏」を見抜く圧倒的犯罪小説!この10年で日本全体の殺人認知件数は1万288。検挙率の平均は98%。単純計算で206人の殺人犯が捕まっていないことになる。また、年間約17万人が死因不明の異状死として届けられるが、解剖に回されるのはわずか12%。およそ15万の「異状死体」が、詳しく調べられないまま死因を特定されている。イギリスでの解剖率は約40%、アメリカで約60%、北欧では90%を超えるところもあり、他の先進国と比べて日本のこの数値は異様に低い。つまり、多くの「死」が見逃されている可能性がある――。殺人を犯しながら、誰にも知られず、日常生活を続けている者たちがいる。街に潜む彼らは、何を思い、何を望むのか。そして、殺人者たちが望まぬ出会いを果したとき……。これは、現実の日本で起こっているかもしれない、知ってはならない物語。