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悲しみは夜明けまで
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悲しみは夜明けまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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夫を亡くし、小さな女の子3人を連れて実家のある小さな町に帰って来た元地方検事補モーガン。 ある日ベビーシッターを依頼していた十代の女性が惨殺されます。犯人とされたのはモーガンの家の隣に住む好青年。 そのことに納得がいかないモーガンは冤罪と断定し、青年の弁護士を無報酬で買って出て、元カレのランスに調査員として協力してほしいと依頼します。このことにより、ふたりともやりたかった仕事につくことをあきらめなければならず、さらには町の住民を敵に回すことになります。 正義感が強く、冷静で根気強くやさしいモーガンは素敵な女性。ロマンスは控えめで、あれこれと推理したり仮説を立てたりしながら真相を解明していきます。 犯人に祭り上げられた青年が過ごす拘置所での環境は詳細に描かれており、緊迫感がありました。 難点としては、犯人や仕掛けのひねりが今一つ足りなかったです。 さらに、日常の細々とした背景の記述がとても多く、途中めんどうになって飛ばし読みしたところも。それを、情景が思い浮かぶからいいと賛同する読者と、ストーリーの進展には無関係なので簡単なものでいいと感じる読者に分かれるかもしれません(私は後者ですが)。半面、肝心なところで端折っている部分もあり、違和感がありました。 さらに、さらに、登場人物がやたら多くまとまりがありません。ランスの行方不明の父親や失踪した一家の件など未解決のままですが、あとがきによると”モーガン・デーン・シリーズ”1作目だそうです。本国では5作目まで発表されているとのことで、J・D・ロブのイブ&ロークシリーズのように展開していくのかもしれません。個人的にはあまり期待感をもてませんが…。 | ||||
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