天使は同じ夢を見る
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女刑事コンビ、キットとMC(メアリー・キャサリン)の活躍物語。 …といっても明るく快活なものではありません。エリカ・スピンドラーの作品なので。 特に犠牲者が10歳の少女たちと罪のない老女たちとあっては。 ふたりが事件の解決に奔走することと、彼女たちの人間性、関係、プライベートでの出来事が盛り込まれており、退屈しない展開で、読み応えのある作品でした。 本作の3年後の物語として『彷徨う絆』(ヴィレッジブックス)がありますが、私はそちらを先に読んでしまいました。順序良く読んだ方が、本作での犯人予測の的が広がって、よりおもしろいと思います。 ここでの序盤のMCはとても生意気。22歳年上のキットに対して態度が悪いです。 (狭量の私は『彷徨う絆』を読んでいなければMCが嫌いだったかも。その点、逆の順序で読んで良かったのかもしれません。こんな生意気な後輩は現実でもいますが) 仕事と私生活で失脚した過去があるキットが謙虚で大人だから、やっていけたのでしょう。 そうこうしているうちに、次第に本来のMCのいい人間性が現れてきます…。 ちょっと思ったのは、バディ・ブラウンが1週間前まで生きていたのに(P329)、監察医から“死後2週間”とされるところ(P356)。たぶん筆者のミスでしょう。 また、犯人が48歳のキットを「子猫ちゃん」と呼ぶことには違和感がありました。 終盤、悲哀を感じました。 …それとラストには余韻が。これが次作につながる伏線に。 | ||||
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