■スポンサードリンク


ジャナ研の憂鬱な事件簿3



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ジャナ研の憂鬱な事件簿 3 (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿3の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

三巻目としては、うーんといった感じ

三巻目読了。

一巻から読んでいる者です。
半月くらいかかって一巻から追ってきましたが、ようやく最新刊まで読み終わりました。
一巻は星四、二巻で星五、そしてこちらの三巻では星三としました。

星が三つなのは、「おおっ」と思わされた部分がなかったからです。
一巻はラストの話で苦々しい別れ話を描き、二巻は全体的に雰囲気が暗かったです。
しかし三巻になると、途端、主人公たちの身の振り方、とりわけ啓介の在り方についてページが割かれます。
ここまで「真実とはいいものではない」路線でやってきたのだから、踏襲してもらいたかった。

そして何より、三巻目まで来ているのに、キャラクターのパンチが弱い気がします。
啓介はもとよりヒロインの真冬、サブヒロインのユリ、広瀬由香子辺りの印象が薄いです。
親友の大地と良太郎はいいキャラしているのですが、それ意外が弱すぎる。

啓介は内向的になろうとしているのに格闘技に手を出しており、何だかんだで活動的です。これでは感情移入できる度合いが少ない気がします。
真冬は将来政治家を目指すそうですが、随分と取って付けた夢だなと思いました。家族が政治家だからその後を継ぐために政治家になる。横浜の街をどうにかしたいと考えている。
うーむ。何だか夢が漠然とし過ぎじゃないですか。
頭がいい良家のお嬢様だったら、もっと具体的に夢を考えていそうですけれども。
ユリは何でしょう、物凄くリアリティがないです。
作者はこのキャラが好きでちょくちょくフォローが入るのですが、あまりいい印象を受けません。

こうなると、四巻はきついなあ。
次回は人間関係が思い切り動くそうですが、しばらく買うのは待つかな。
発売後に評判を見たいと思います。
ジャナ研の憂鬱な事件簿 3 (ガガガ文庫)Amazon書評・レビュー:ジャナ研の憂鬱な事件簿 3 (ガガガ文庫)より
409451726X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!