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砂に泳ぐ彼女
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砂に泳ぐ彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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最初読み始めた時は、正直芯のない、周りに振り回されるのがベースで、本当はこうしたいと思っていても行動できないん主人公なんだなぁ、なんて、少し下に見てしまっていました。 でも、中盤の、震えながらも固い意志を自分で、親友の言葉と存在で支え、踏み出した。 後半の、自分らしく生きる選択。 敵、味方、なんて言葉じゃラベルを張ることはできない、絶妙な感情を感じる相手に対してかける、さやかなりの表情、紡ぐ言葉、行動。 最後には、私がいつの間にか、ハッとさせられるような、自分のことを自然に自分で見直させられるような、彼女の芯が見えました。 ただ強いとか、そういうことではなく、タイトルのように、砂の中で泳ぐ。 時々溺れそうになったり、サラサラと小さい砂のように何か掴めない状況にもがいたりするけれど、しっかりともがきながら進んでいく。そんな彼女の物語。 今、仕事とプライベートが、側から見たら充実してるね!と言われながらも、私自身負の感情に引っ張られてブレていたので、 そうか、もがきながらも何か光が差し込むかもしれないんだ。自分の出会ってきた人やこれから別れがあるかもしれない人たちもいるけど、それも自分の力になり、思い出になるんだ、と色々なことに気づかせてくれる作品でした。 今出会えて良かったなと、心から思います。 | ||||
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何の能力もない努力もしていない勉強もしていない小娘が、商用の写真をするストーリー自体、あまりにもふざけた内容。 ケガの手当てが上手いから、明日から外科医で執刀してよってな、そんな展開に呆れてしまった。 写真は、そんなちゃっちな世界じゃない。 もっと深く取材してから、書いてもらいたいものだ。 | ||||
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ひとりの女性が、逞しく生きていく姿を,写真というツールと共に描かれていき、色んなイメージを思い描きながら読みすすめることができました。続編を読みたいと思ってしまいました。 | ||||
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本当に一生懸命生きなければもったいないと思いましたね。紗耶加はいまどこを泳いでるんでしょう。 | ||||
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飛鳥井さんの作品は好きなのですが、この小説はちょっと解りませんでした。 好きなカメラの世界で、偶然にもプロになつていくのですが(当然、紆余曲折あり) だから?となりました。 相変わらず、ダメな男の子は出てきますが、う~ん。読了後、悩みました。 | ||||
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とても面白かったです。丁寧な文章が、主人公の性格に合っていて、綺麗でした。 最後の最後で、新一の下りで、「自身満々」と書かれていて残念でした。 | ||||
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か弱く脆く、何者でもない主人公が強く自立していくまでの90年代からの10年間を書いた作品。嫌味や軽く見られることに気付きも反論さえもしない彼女が、「謙遜と自己犠牲は違う」という気付きを得て怒りと言う感情を手に入れた強さはとても勇気づけられた。現状や周りの環境に甘えない姿はとてもかっこいい、読了感のいい作品でした。 | ||||
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一人の女性が成長していく様、その都度その都度の悩みなどをとても細かく描いてます。 話のなかで、他人には運がいいひとなどといわれていますが本人はしっかりと努力しています。 前職出の経験やスキルもしっかりと、フォトグラファーとしての仕事に活かされており評価されています。 きっと写真だけやって来たひとには、持ち得ない能力でしょう。 とても読後感がよかったです。 もとは、作者のファンでしたが読んでみてよかったです。 | ||||
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とても良かった。 主人公は大学卒業後、地元の携帯ショップで働く紗耶加 やりがいを見つける事が出来ず思い切って東京へ行き そこで新しい職場、気の合う同僚、後に半同棲する彼との出会いがあります。 そしてある出来事がきっかけとなりフォトグラファーの道に進みだします。 秀逸だったのは紗耶加の人物描写 仕事、恋愛、自分の将来に悩む女性の姿が丁寧にリアルに繊細に描かれています。 全く同じではなくても紗耶加のエピソードと近い経験は誰もが通る道だと思います。 ストレスからめまいを起こしたり、不安や寂しさ、焦りに悩む主人公が 少しづつ成長し強くなって行く姿は本当に凛々しかった。 幸せな余韻が残る作品です。 | ||||
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旧人類のボーイフレンドとのやりとりが、ちょっとヘビーなので何回も読もうとは思わないけど、そこさえ省けば結構心温まる話です。で、1. 軸になる価値観を持っている 2.実績からぶれないステップを選ぶ 、ってのがポイントかと。それで、ヒトリで生きることに抵抗がないし、良い機会があればつかみに行ける。写真にしても、どういった写真が”いい写真”で、かつ、それがどのようなヒトビトに受け入れられるかわかっているようです。こういった判断って、自分の中に、しっかりした価値観を持ってるからできるんですよね。 | ||||
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一気に読める面白さはあると思いますが、主人公の女性にちょっと都合が良すぎるような気がしました。 なので、内容的には★2つとさせていただきました。 | ||||
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