ひなた

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ひなたの評価:

3.84/5点 レビュー 25件。 C ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 21〜40 2/3ページ
No.30
(4pt)

丁寧な取材を思わせる

Hの頭文字を持つ有名アパレル会社に就職したフランス語も話せる元ヤンキーの姉ちゃんとその大学生の恋人、その恋人の信用銀行勤めの兄とその雑誌編集者(後、専業主婦)の妻の語りで春夏秋冬が綴られる形式のお話。内容自体はいつもの上手さだが、書き手からすると、この話に関しては取材が徹底していると感じた。H内部の直接描写は多くないが、そのらしさ、日常会話での仕事の様子の説明、雑誌社の雰囲気のらしさ……これらは実際はどうだか知らないが、編集か知り合いに頼んで予め質問事項を用意して取材した感が強く感じられた。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.29
(4pt)

丁寧な取材を思わせる

Hの頭文字を持つ有名アパレル会社に就職したフランス語も話せる元ヤンキーの姉ちゃんとその大学生の恋人、その恋人の信用銀行勤めの兄とその雑誌編集者(後、専業主婦)の妻の語りで春夏秋冬が綴られる形式のお話。内容自体はいつもの上手さだが、書き手からすると、この話に関しては取材が徹底していると感じた。H内部の直接描写は多くないが、そのらしさ、日常会話での仕事の様子の説明、雑誌社の雰囲気のらしさ……これらは実際はどうだか知らないが、編集か知り合いに頼んで予め質問事項を用意して取材した感が強く感じられた。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.28
(3pt)

特に盛り上がる展開がなくてあっさり終わったのが残念だった

不安を抱えながら過ごす4人の春夏秋冬を描いた物語。それぞれが関わりあいながら淡々と過ぎる日常の様子が丁寧に描かれていた。みんな「ひなた」に憧れながらも「日陰」から抜け出せないそんなじれったさがうまく表現されていたと思うのだが、特に盛り上がる展開もなく最後もあっさりと終わってしまったのが残念だった。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.27
(3pt)

特に盛り上がる展開がなくてあっさり終わったのが残念だった

不安を抱えながら過ごす4人の春夏秋冬を描いた物語。それぞれが関わりあいながら淡々と過ぎる日常の様子が丁寧に描かれていた。みんな「ひなた」に憧れながらも「日陰」から抜け出せないそんなじれったさがうまく表現されていたと思うのだが、特に盛り上がる展開もなく最後もあっさりと終わってしまったのが残念だった。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.26
(5pt)

読んでいてつらくなりました。

吉田修一の「ひなた」を読了。読んでいてつらくなりました。人間の嫌な部分、隠しておきたい部分、裏切りについて、家族みんなが持っている。しかしその家族は、傍から見ると上手くいっている。その嫌な部分に折り合いをつけられるからこそ、大人なのかもしれない。

でも自分はイヤ。青臭くとも何でもいいけど、この世界観はイヤだ。唯一、レイと尚純には救われる。
でも星は5。ここまで心を締め付けるということは、きっと自分もこんな世界を持っているから。そんなことを気づかせてくれた作品だから。

でも女性ファッション誌に連載されていた作品と聞いて、女性の感覚ではアリなのかと、ちょっと恐怖を覚えた中年男子なのでした。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.25
(5pt)

読んでいてつらくなりました。

吉田修一の「ひなた」を読了。読んでいてつらくなりました。人間の嫌な部分、隠しておきたい部分、裏切りについて、家族みんなが持っている。しかしその家族は、傍から見ると上手くいっている。その嫌な部分に折り合いをつけられるからこそ、大人なのかもしれない。

でも自分はイヤ。青臭くとも何でもいいけど、この世界観はイヤだ。唯一、レイと尚純には救われる。
でも星は5。ここまで心を締め付けるということは、きっと自分もこんな世界を持っているから。そんなことを気づかせてくれた作品だから。

でも女性ファッション誌に連載されていた作品と聞いて、女性の感覚ではアリなのかと、ちょっと恐怖を覚えた中年男子なのでした。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.24
(4pt)

4人の視点

それぞれ誰にも言えないことを胸の奥に持ちながら、
普段と変わらない日常を送っていくという作品。
ちょっとした出来事はあるが、何か劇的なドラマチックなことがあるわけではなく、
さらっとした内容。
深い心情までとらえているわけではないので、後味はさっぱり。
少し物足りなさもあるが、さわやかなような、寂しいような、ほんわかするような、そんな作品。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.23
(4pt)

4人の視点

それぞれ誰にも言えないことを胸の奥に持ちながら、
普段と変わらない日常を送っていくという作品。
ちょっとした出来事はあるが、何か劇的なドラマチックなことがあるわけではなく、
さらっとした内容。
深い心情までとらえているわけではないので、後味はさっぱり。
少し物足りなさもあるが、さわやかなような、寂しいような、ほんわかするような、そんな作品。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.22
(4pt)

日常生活が不安定なものであること

大学生の大路尚純と彼女、尚純の兄と兄嫁の男女4人が、それぞれの立場から語り手となり、ひとつの小説を構成している。吉田修一の読者にとってはお馴染みの手法だ。今回は4人の“書き出し”を合わせるといったお楽しみ的な細工も見られる。
 「JJ」連載ということで、女性主人公は兄嫁が雑誌編集者、彼女がアパレルの広報といった「月9」ばりの流行り職業だが、男性のほうは兄が信金勤務、弟がフツーの大学生といたって地味、さらにはプレスの彼女も実は族上がり、こうした予定調和でない設定が逆にリアリティーを生んでいる。本作は4人の視点によって、大路家周辺の家族関係、夫婦関係、友人関係の表層と深層を描き、一見、賑やかで和やかで安らかな日常が、不倫や同性愛や出生の秘密に支えられた不安定なものであることを示している。「東京湾景」は実際「月9」になってしまったわけだけど、甘いコーティングに潜む毒を描くことこそが吉田修一の本質なのだと思う。そして闇を抱えながらも日常を生きていくことを是とする前向きな現実主義と楽観主義に救われる。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.21
(4pt)

日常生活が不安定なものであること

大学生の大路尚純と彼女、尚純の兄と兄嫁の男女4人が、それぞれの立場から語り手となり、ひとつの小説を構成している。吉田修一の読者にとってはお馴染みの手法だ。今回は4人の“書き出し”を合わせるといったお楽しみ的な細工も見られる。
 「JJ」連載ということで、女性主人公は兄嫁が雑誌編集者、彼女がアパレルの広報といった「月9」ばりの流行り職業だが、男性のほうは兄が信金勤務、弟がフツーの大学生といたって地味、さらにはプレスの彼女も実は族上がり、こうした予定調和でない設定が逆にリアリティーを生んでいる。本作は4人の視点によって、大路家周辺の家族関係、夫婦関係、友人関係の表層と深層を描き、一見、賑やかで和やかで安らかな日常が、不倫や同性愛や出生の秘密に支えられた不安定なものであることを示している。「東京湾景」は実際「月9」になってしまったわけだけど、甘いコーティングに潜む毒を描くことこそが吉田修一の本質なのだと思う。そして闇を抱えながらも日常を生きていくことを是とする前向きな現実主義と楽観主義に救われる。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.20
(3pt)

JJに連載された作品だったらしい

ということを事前に知っていれば、手に取らなかったかも。
2人のヒロインはそれぞれ、ブランド会社と雑誌編集部に勤務っていうのも、そういうことだったのね、って感じ。
たぶん、そうした設定から想像されるJJ読者の期待を裏切るのが著者の狙いだったのかな。
元ヤンキーとか、夫と妹の間にできた子とか、「熱いトタン屋根の猫」に重なる夫婦像とか。
「単純な恋愛小説」以上「吉田修一の本領未満」ってところです。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.19
(3pt)

JJに連載された作品だったらしい

ということを事前に知っていれば、手に取らなかったかも。
2人のヒロインはそれぞれ、ブランド会社と雑誌編集部に勤務っていうのも、そういうことだったのね、って感じ。
たぶん、そうした設定から想像されるJJ読者の期待を裏切るのが著者の狙いだったのかな。
元ヤンキーとか、夫と妹の間にできた子とか、「熱いトタン屋根の猫」に重なる夫婦像とか。
「単純な恋愛小説」以上「吉田修一の本領未満」ってところです。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.18
(4pt)

同居と別居

夫婦と独身の次男が住む核家族の家に長男夫婦が同居を始めますが、
いろいろあって次男が出て行きます。親夫婦は仕事で外国で暮らすようになります。
さらにはちょっとゲイっぽくって、長男に気がある人が一緒に住み始めます。

別居していればそれぞれの人がそれぞれに生きているんだけど、
同じ家に住んでいたり、昔、同じ家に住んでいたことがあるということで、
ひとつの関連のある全体像ができあがってきます。

人々を結びつける中心にあるのは家なんです。
概念的な家じゃなくて、実際に壁があり、屋根があり、部屋のある家。
特に暖かいひなたがその役割を果たします。

ちなみにこの家は、東京の小日向(こびなた)にあります。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.17
(4pt)

同居と別居

夫婦と独身の次男が住む核家族の家に長男夫婦が同居を始めますが、
いろいろあって次男が出て行きます。親夫婦は仕事で外国で暮らすようになります。
さらにはちょっとゲイっぽくって、長男に気がある人が一緒に住み始めます。

別居していればそれぞれの人がそれぞれに生きているんだけど、
同じ家に住んでいたり、昔、同じ家に住んでいたことがあるということで、
ひとつの関連のある全体像ができあがってきます。

人々を結びつける中心にあるのは家なんです。
概念的な家じゃなくて、実際に壁があり、屋根があり、部屋のある家。
特に暖かいひなたがその役割を果たします。

ちなみにこの家は、東京の小日向(こびなた)にあります。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.16
(4pt)

かげ

誰もが影の部分を持っている。

それは秘密と呼ぶのかもしれないし、傷と呼ぶのかもしれない。

それを共有することが、共有できる関係が、家族、友人なのか?

答えはNoだ。全てを共有すれば人間関係は破綻しかねない。

どんなことにもバランスがある。

弱い部分があるから強い部分が生まれるし、

傷を持っているから他人にやさしく出来る。

人は他人の完全さに憧れ、他人の不完全さを好きになる。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.15
(4pt)

かげ

誰もが影の部分を持っている。

それは秘密と呼ぶのかもしれないし、傷と呼ぶのかもしれない。

それを共有することが、共有できる関係が、家族、友人なのか?

答えはNoだ。全てを共有すれば人間関係は破綻しかねない。

どんなことにもバランスがある。

弱い部分があるから強い部分が生まれるし、

傷を持っているから他人にやさしく出来る。

人は他人の完全さに憧れ、他人の不完全さを好きになる。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.14
(3pt)

いまいちでした。

男女4人がそれぞれ話しを進めていく。

春夏秋冬で1年間をそれぞれがそれぞれの立場で

他の3人と周りを取り囲む人々の現状も踏まえながら話を続けていく。

それぞれが何かしら不安や悩みを抱えながら、

日々の生活を送っている。

そこに誰しもがもつ不安感や焦りなんかが上手くちりばめられているような気がする。

まぁ、あんまり出生の秘密を持っている人は少ないかもしれないけど。

あるひとりが言う

「女が働き続けるのには理由がいる。」

多分結婚している女性のことだと思うけど、

普通に満たされていたら

働かなくてもいいんじゃない?みたいな。

それが彼女の悩みだったりしたんだろうな、と思う。

ただ、筆者がどう思っているか知らないけれど、

これは女性を軽く見てるよね・・・って感じがしました。

問題提起かもしれないし、実際そう思っているのかもしれないんだけど。

彼の作品には時々「?」って思う表現があって

それが本人の気持ちなのか、問題提起なのか、未だにつかめません。

まぁ、自分が大げさに考えているだけかもしれませんが。

タイトルは「ひなた」ですが、

明らかにこの4人は日陰の部分が多いような気がします。

だからこそ彼らに必要なのは「ひなた」なんだろうな、って思います。

あ〜でも、今まで読んだ彼の作品には

よくゲイもしくはゲイ的行動が描かれてます。

必要性・必然性があるのか?どうなのか?

単に話のアクセントとして使いたいのか?

非常に微妙です。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.13
(3pt)

いまいちでした。

男女4人がそれぞれ話しを進めていく。

春夏秋冬で1年間をそれぞれがそれぞれの立場で

他の3人と周りを取り囲む人々の現状も踏まえながら話を続けていく。

それぞれが何かしら不安や悩みを抱えながら、

日々の生活を送っている。

そこに誰しもがもつ不安感や焦りなんかが上手くちりばめられているような気がする。

まぁ、あんまり出生の秘密を持っている人は少ないかもしれないけど。

あるひとりが言う

「女が働き続けるのには理由がいる。」

多分結婚している女性のことだと思うけど、

普通に満たされていたら

働かなくてもいいんじゃない?みたいな。

それが彼女の悩みだったりしたんだろうな、と思う。

ただ、筆者がどう思っているか知らないけれど、

これは女性を軽く見てるよね・・・って感じがしました。

問題提起かもしれないし、実際そう思っているのかもしれないんだけど。

彼の作品には時々「?」って思う表現があって

それが本人の気持ちなのか、問題提起なのか、未だにつかめません。

まぁ、自分が大げさに考えているだけかもしれませんが。

タイトルは「ひなた」ですが、

明らかにこの4人は日陰の部分が多いような気がします。

だからこそ彼らに必要なのは「ひなた」なんだろうな、って思います。

あ〜でも、今まで読んだ彼の作品には

よくゲイもしくはゲイ的行動が描かれてます。

必要性・必然性があるのか?どうなのか?

単に話のアクセントとして使いたいのか?

非常に微妙です。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.12
(3pt)

働く理由。

とある家族を4人の人間に語らせた話。

良くある感じだけど、独特のほんわりした雰囲気で楽しく読めた。

出生に秘密のある兄弟と、その彼女、妻の視点でそれぞれ春夏秋冬を

語り、1年を通じて家族像とか仕事を持つことの意味などが語られている。

「(結婚をした)女が働き続けるには理由が要る」と言う文が、男性の

著書に出てきたのはちょっと意外だった。

『ひなた』と言うタイトルで暖かい雰囲気を出しつつも、家族の中にある

『日影』の部分にスポットを当てたように思う。
ひなた Amazon書評・レビュー: ひなたより
4334924832
No.11
(3pt)

働く理由。

とある家族を4人の人間に語らせた話。

良くある感じだけど、独特のほんわりした雰囲気で楽しく読めた。

出生に秘密のある兄弟と、その彼女、妻の視点でそれぞれ春夏秋冬を

語り、1年を通じて家族像とか仕事を持つことの意味などが語られている。

「(結婚をした)女が働き続けるには理由が要る」と言う文が、男性の

著書に出てきたのはちょっと意外だった。

『ひなた』と言うタイトルで暖かい雰囲気を出しつつも、家族の中にある

『日影』の部分にスポットを当てたように思う。
ひなた (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ひなた (光文社文庫)より
4334744281