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つきのふね
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つきのふねの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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私には合わなかった。 そしてこの内容では、子供に勧めたいとは思わなかった。 DIVEがこの作者だとは知らずに映画で見たが、正直つまらないと思ったら、このレビューを見てこの作者だと知って納得。 小説としてこの作者のを読むのは初。 ふんわりネタバレみたいのがあるかも(ネタバレになるかな?程度)なので絶対厳禁な方は御遠慮ください。 背表紙のあらすじに書いてある 【先の見えない青春の闇の中を一筋の光を求めて疾走する少女を描く、奇跡のような傑作長編】 疾走するのは少女というより、勝田君が頑張って疾走してた。 リアリティがある中で無理やりな突拍子もない感じ、中学時代の感情ってこんなだったなとは思うけど、個々に感情移入しきれない。 最後の方の盛り上がり部分はおぉって思ったけど、その行動無理があり過ぎるなーとか、これ設定本当に中学生?と思ってしまう。 何回か読み返したけど、上記の感想が頭から消えなくてダメだった。 | ||||
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森絵都さんの作品は、どれもよく設定や伏線が作りこまれていて、物語を追っていく楽しさがあってすごいと思います。 ただ、社会の生々しさというか、リアルなようで逆にリアリティがないように思えるふしが、はっきりあるように感じました。それは「援助交際(カラフル)」や「売春斡旋」といった”言葉”そのものにあると思います。 ニュースを見れば、こういった言葉がたまに取り上げられていて、そんな生々しい”現実”を作品に盛り上げていくことで、現代社会に生きる少年少女のリアリティを表現したいとおもっていらっしゃるのかはわかりませんが、少なくとも私が中学生の頃(10年くらい前)、万引きするヤンキーはいても、売春斡旋とかまでするクラスメートはいませんでした。だからかもしれませんが、私には全然リアリティが感じられませんでした。「さすがにそんな中学生いないでしょ」って。現実にはいるのかもしれませんが…。 だからこの作品とかを読んでいつも思うんです。”世知辛い世の中”を表現するのに、もっと別の”言葉”はなかったのだろうか、と。 「売春の斡旋」といった道徳的にいかがなものかと思われる言葉がどさっと出てくるのは、作品としては効果的なのかもしれませんが、こういう表現が平気で出てくる小説ばかりの世の中になっていくのはイヤだな…というのが率直な意見です。 どうせ中学生にすすめるのなら、他のもっと良い作品を探してあげたいです。 でも作品として読むぶんにはそれなりに楽しめました。映画のワンシーンを自分で思い浮かべて読んでました。勝田くんのキャラが濃すぎでとても面白かったです。 | ||||
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