ベルリンは晴れているか

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ベルリンは晴れているかの評価:

3.53/5点 レビュー 77件。 B ランク

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平均点3.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 41〜60 3/5ページ
No.45
(4pt)

大戦時のドイツは本当に悲惨だった……

大戦中のドイツ国内の狂気と悲惨さをヒシヒシと感じ取れる描写は素晴らしかったです。
また作中にばらまかれた伏線を最後に見事に回収されており、ミステリー小説としても大変楽しめました。
ただ、メインキャラ以外の人物達が掘り下げ不足なのか、なぜこの人物を出す必要があったのか首を傾げることが数回ありました。
聞きなれない異国の人物だけに、その辺がかえって物語の脳内イメージをしにくくしているかなと思いました。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.44
(4pt)

大戦時のドイツは本当に悲惨だった……

大戦中のドイツ国内の狂気と悲惨さをヒシヒシと感じ取れる描写は素晴らしかったです。
また作中にばらまかれた伏線を最後に見事に回収されており、ミステリー小説としても大変楽しめました。
ただ、メインキャラ以外の人物達が掘り下げ不足なのか、なぜこの人物を出す必要があったのか首を傾げることが数回ありました。
聞きなれない異国の人物だけに、その辺がかえって物語の脳内イメージをしにくくしているかなと思いました。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.43
(4pt)

不思議な世界観

第二次世界大戦前後のベルリンが舞台で、主人公はドイツ人の女の子。日本の戦時中、戦後を扱う本や映画は多いけれど、ドイツというのが新鮮だった。ソ連、ポーランドなどヨーロッパにおける第二次世界大戦の頃、ナチに共感せずに自分の心に従って生きる少女が魅力的。どうして作者は日本人なのにベルリンをテーマにしたのかな、という疑問が浮かんでくる。読み慣れないカタカナ表記の固有名詞が多いので、上手な文章にもかかわらず何度も眠くはなった。それでも最後まで読みたいと思わせる素敵な世界観があった。主人公の冒険の続きが知りたいと思わせる流れだった。ラストはなんだかあっけなくて、サスペンスとしてはこういうひねりを入れる必要があったのかよくわからなかった。純粋にベルリンと時代背景と素敵な登場人物だけの歴史物語でも良かったような気がした。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.42
(4pt)

不思議な世界観

第二次世界大戦前後のベルリンが舞台で、主人公はドイツ人の女の子。日本の戦時中、戦後を扱う本や映画は多いけれど、ドイツというのが新鮮だった。ソ連、ポーランドなどヨーロッパにおける第二次世界大戦の頃、ナチに共感せずに自分の心に従って生きる少女が魅力的。どうして作者は日本人なのにベルリンをテーマにしたのかな、という疑問が浮かんでくる。読み慣れないカタカナ表記の固有名詞が多いので、上手な文章にもかかわらず何度も眠くはなった。それでも最後まで読みたいと思わせる素敵な世界観があった。主人公の冒険の続きが知りたいと思わせる流れだった。ラストはなんだかあっけなくて、サスペンスとしてはこういうひねりを入れる必要があったのかよくわからなかった。純粋にベルリンと時代背景と素敵な登場人物だけの歴史物語でも良かったような気がした。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.41
(4pt)

意外な真相を生み出す悲しいシチュエーション

時代は第二次世界大戦直後のドイツ。ベルリンを舞台にした殺人事件の物語。音楽家のクリストロフ・ローレンツが毒入り歯みがき粉で殺害される。主人公のアウグステ・ニッケルがナチから逃れる時の恩人だ。ソ連軍はクリストフの妻(フレデリカ)から、アウグステの名前を聞き、アウグステに犯人の疑いが持たれる。同時にフレデリカの甥エーリヒにも疑いがおよび、なぜか元俳優のカフカと一緒にエーリヒを探しにいく。だんだん冒険小説の体をなしてくる。最後は驚きの犯人と真相の判明である。戦中戦後の混乱期を逞しく生きながら、大小の不幸があったことを小説で示し、それをエンタメ小説として仕上げられた見事な作品である。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.40
(4pt)

意外な真相を生み出す悲しいシチュエーション

時代は第二次世界大戦直後のドイツ。ベルリンを舞台にした殺人事件の物語。音楽家のクリストロフ・ローレンツが毒入り歯みがき粉で殺害される。主人公のアウグステ・ニッケルがナチから逃れる時の恩人だ。ソ連軍はクリストフの妻(フレデリカ)から、アウグステの名前を聞き、アウグステに犯人の疑いが持たれる。同時にフレデリカの甥エーリヒにも疑いがおよび、なぜか元俳優のカフカと一緒にエーリヒを探しにいく。だんだん冒険小説の体をなしてくる。最後は驚きの犯人と真相の判明である。戦中戦後の混乱期を逞しく生きながら、大小の不幸があったことを小説で示し、それをエンタメ小説として仕上げられた見事な作品である。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.39
(5pt)

読んだ感想を書けないのですが、、、

どんな言葉を紡いで感想を述べようとも、うまく述べられないのですが、この本に出会えてよかったと思った一冊でした。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.38
(5pt)

読んだ感想を書けないのですが、、、

どんな言葉を紡いで感想を述べようとも、うまく述べられないのですが、この本に出会えてよかったと思った一冊でした。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.37
(4pt)

混沌のベルリンの空気感がすばらしい

明らかに、「パリは燃えているか」を敷衍したタイトルに
惹かれて購入した次第。
ジャンルにすると、ミステリーになるらしいが、
当方、まったくといっていいほど、ミステリーは読まないので、
歴史を舞台にした、ある架空の物語として読んだ。
だけれども、そういった点は気にならず、
仮にミステリーとしてではなく読んだとしても、
描写のすばらしさは疑いようがない。

戦争の終わったベルリン。混乱の極みにある様子が
眼前に広がるかのようである。
誰もが、自ら生きるのに文字通り必死、瓦礫をかき分け、
食べるものはすべて口にした。
(それでも空腹は到底満たせるものではない)
その町のあちこちに漂う腐敗臭、焦げた匂い、土埃さえ伝わってくる。
ただ、空だけが爆弾が降ってくることなく、晴れ渡っていた。

当のドイツ人だけではない、ユダヤ人、占領軍としてのソ連、アメリカも
入りじまって、まだ敵意の消え去っていない様子、占領軍同士の
対立も丁寧に描かれていると感じた。
相当いろいろな資料にも当たられたようであるが、それだとしても、
ここまで書くのは労力が要ったろうと想像する。

適宜、幕間として、その混乱をもたらした戦争前、戦時中の回顧シーンが
いくつか挿入される。
これまた描写が精緻で、戦争に突入していき、ベルリン市街戦までの
市民生活が手に取るように伝わってくる。
幕間は、当初、単なる主人公の回想にすぎないように思っていたが、
最後、回想シーンと物語の真実が合わさり、すべてが明らかになるという
構成は実に見事という他ない。
映像が思い浮かぶ描き方だけに、映画になったなら、ぜひ見てみたいと思う。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.36
(4pt)

混沌のベルリンの空気感がすばらしい

明らかに、「パリは燃えているか」を敷衍したタイトルに
惹かれて購入した次第。
ジャンルにすると、ミステリーになるらしいが、
当方、まったくといっていいほど、ミステリーは読まないので、
歴史を舞台にした、ある架空の物語として読んだ。
だけれども、そういった点は気にならず、
仮にミステリーとしてではなく読んだとしても、
描写のすばらしさは疑いようがない。

戦争の終わったベルリン。混乱の極みにある様子が
眼前に広がるかのようである。
誰もが、自ら生きるのに文字通り必死、瓦礫をかき分け、
食べるものはすべて口にした。
(それでも空腹は到底満たせるものではない)
その町のあちこちに漂う腐敗臭、焦げた匂い、土埃さえ伝わってくる。
ただ、空だけが爆弾が降ってくることなく、晴れ渡っていた。

当のドイツ人だけではない、ユダヤ人、占領軍としてのソ連、アメリカも
入りじまって、まだ敵意の消え去っていない様子、占領軍同士の
対立も丁寧に描かれていると感じた。
相当いろいろな資料にも当たられたようであるが、それだとしても、
ここまで書くのは労力が要ったろうと想像する。

適宜、幕間として、その混乱をもたらした戦争前、戦時中の回顧シーンが
いくつか挿入される。
これまた描写が精緻で、戦争に突入していき、ベルリン市街戦までの
市民生活が手に取るように伝わってくる。
幕間は、当初、単なる主人公の回想にすぎないように思っていたが、
最後、回想シーンと物語の真実が合わさり、すべてが明らかになるという
構成は実に見事という他ない。
映像が思い浮かぶ描き方だけに、映画になったなら、ぜひ見てみたいと思う。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.35
(5pt)

ドイツの悲劇を通して終戦直後を垣間見た

第二次大戦直後のドイツを舞台にした10台のドイツ人少女と自称俳優のユダヤ人男が殺人事件に関わる家族を訪ねて旅をする、ロードムービー的作品。
作者は日本人だがよくも詳しくドイツの暗黒の歴史を紐解いたものだ。当時のベルリンの街並みや風景、戦争における監視生活や悲惨な戦闘、ユダヤ人や身障者への迫害、通常ならざる生活を克明に描き、ドイツの人々がどうやってヒトラーに傾倒し人間性を失っていったのか理解された。
その中で主人公とその一家が一人の幼子を何とか生かそうと奮闘するシーンや、もう一人の主人公の隠された素性の告白シーンには胸が熱くなった。主人公達の正義感や楽観的な性格が、悲惨なだけではない救いをもたらしていたのが、この小説の良いところだろう。一気に読ませられた。
日本人が日本を舞台にした太平洋戦争を書くとどうしても言い訳臭く、本当に人間の汚い部分までを描くこと、読むことをがためらわれるが、これがドイツ人、外国人だと客観的に見られるものだと感じた。ベルリンが舞台だけに街並みの想像や地理関係は分かりづらい面があったが、ちょうどNHKの映像の世紀ヒトラー特集回と同時に見ることが出来たため時代背景やシーンの理解には結構役立った。戦場のピアニストや様々な映画を見ることで補完できるだろう。
ミステリー部分は薄味だが、久々の現代戦争小説は骨太で戦争を知らない世代が読むべき本だった。
なお、本屋大賞にノミネートされているが、戦争ものであるため読むのが痛い部分もあり、ミステリー要素も薄めということも含め、本屋大賞受賞向きではないと思う。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.34
(5pt)

ドイツの悲劇を通して終戦直後を垣間見た

第二次大戦直後のドイツを舞台にした10台のドイツ人少女と自称俳優のユダヤ人男が殺人事件に関わる家族を訪ねて旅をする、ロードムービー的作品。
作者は日本人だがよくも詳しくドイツの暗黒の歴史を紐解いたものだ。当時のベルリンの街並みや風景、戦争における監視生活や悲惨な戦闘、ユダヤ人や身障者への迫害、通常ならざる生活を克明に描き、ドイツの人々がどうやってヒトラーに傾倒し人間性を失っていったのか理解された。
その中で主人公とその一家が一人の幼子を何とか生かそうと奮闘するシーンや、もう一人の主人公の隠された素性の告白シーンには胸が熱くなった。主人公達の正義感や楽観的な性格が、悲惨なだけではない救いをもたらしていたのが、この小説の良いところだろう。一気に読ませられた。
日本人が日本を舞台にした太平洋戦争を書くとどうしても言い訳臭く、本当に人間の汚い部分までを描くこと、読むことをがためらわれるが、これがドイツ人、外国人だと客観的に見られるものだと感じた。ベルリンが舞台だけに街並みの想像や地理関係は分かりづらい面があったが、ちょうどNHKの映像の世紀ヒトラー特集回と同時に見ることが出来たため時代背景やシーンの理解には結構役立った。戦場のピアニストや様々な映画を見ることで補完できるだろう。
ミステリー部分は薄味だが、久々の現代戦争小説は骨太で戦争を知らない世代が読むべき本だった。
なお、本屋大賞にノミネートされているが、戦争ものであるため読むのが痛い部分もあり、ミステリー要素も薄めということも含め、本屋大賞受賞向きではないと思う。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.33
(5pt)

細かな描写が素晴らしい

学生時代はベルリンで過ごした経験があるので、作中の街の描写や地域の名前などとても懐かしく感じました。記憶を辿りに時間だけタイムスリップしたようで、当時の世界観を楽しめました。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.32
(5pt)

細かな描写が素晴らしい

学生時代はベルリンで過ごした経験があるので、作中の街の描写や地域の名前などとても懐かしく感じました。記憶を辿りに時間だけタイムスリップしたようで、当時の世界観を楽しめました。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.31
(5pt)

率直に言って、面白かった。

日本人の作家が書いたとは思えないほどベルリン、そしてその時代のドイツの様子を調べ上げて書かれた本である。読み始めると一気に読める。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.30
(5pt)

率直に言って、面白かった。

日本人の作家が書いたとは思えないほどベルリン、そしてその時代のドイツの様子を調べ上げて書かれた本である。読み始めると一気に読める。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.29
(5pt)

久々のお気に入り

久しぶりに、しっかり読んだ作品です。凄いリサーチ!私まで、主人公と一緒に、ベルリンの瓦礫の中を彷徨っているかの様な、気分になりました。ミステリー作品というよりそれを超えた人間模様に、興味が惹かれるました。 オーブランの少女 Amazonで、早速注文しました。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.28
(5pt)

久々のお気に入り

久しぶりに、しっかり読んだ作品です。凄いリサーチ!私まで、主人公と一緒に、ベルリンの瓦礫の中を彷徨っているかの様な、気分になりました。ミステリー作品というよりそれを超えた人間模様に、興味が惹かれるました。 オーブランの少女 Amazonで、早速注文しました。
ベルリンは晴れているか (単行本) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (単行本)より
448080482X
No.27
(4pt)

深緑最高

翻訳本のつもりで読み進めた。一気によむというより、じわりじわりと丁寧に読んだ。前世ナチス側だったのか最後まで罪悪感で一杯だった。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.26
(5pt)

ドイツ人少女が見たもの。

戦争直後の米ソ英仏統治下のベルリンが舞台。
その2日間のドイツ人少女の濃厚な行動を追っていく。
そして、戦争前から戦争中を顧みる。
ミステリーは終盤段階にボルテージが上がります。
それよりも、悲惨な戦禍の数々。
恐怖と混乱と狂気が混在した怒涛の中。
すさまじい惨状が眼下に広がっていく。
ドイツ人少女が見た光景が浮かび上がってくる。
守るべきもの。
ひとが作った負の歴史。
その様子が臨場感たっぷりに描写されている。
人道、道理に外れた行為が日常だった戦禍で、何が正しい行為なのか。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983