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人類滅亡小説
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人類滅亡小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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約3ヶ月ほどかけて読み終えました。 序盤から中盤の盛り上がりは面白いですが、佳境に入ってもこれといった新しい展開はなく、淡々と物語が進んでいくような印象を受けました。 同作者の百年法に衝撃を受けて今回こちらの長編ものを購入しましたが、正直、期待外れでした。 | ||||
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山田宗樹さんの本です。 表題どおり、人類が滅亡するぜ、という小説です。 雲の中に細菌やら微生物が発生するようになって、その細菌雲が人類を滅亡に。 人類も、巨大な密閉住居施設を作り、人類を選別してそこに住まわせ、なんとか滅亡することを回避しようとする。 そのシェルターを、なんとしても破壊しようとするテロ集団。 最後は、テロ集団との対決になります。 群像劇っぽくなっちゃうところを、人物にスポットをあてて、単純な群像劇にはしない、その物語のマネジメントはうまいとは思いました。 とはいえ、かなりツッコミ所は多いのですが、まあそれらは目をつぶりましょう。 まあ、それなりに面白いのですが、ただ、登場人物が多いので、ちょっとこんがらがっちゃうかな。 | ||||
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冒頭5~6ページのエピソードはあまり意味がないと思います。 最初に持ってきて何か効果があるとは思えないし、そもそもこの小説の中で、エピソードそのものがなくてもいい程度のものだと思います。 続いて6~11ページの喫茶店の場面も大いに疑問です。 話題となっているのが、普通のニュースなのか、もっと曖昧な情報なのか、それがはっきりしない上に、そんな話題を、それまで話をしたこともない相手にやたらと興奮して話しかけるのも不自然です。 この喫茶店の場面は小説全体のいわゆる掴みの部分になりますが、ここが失敗しているために、この先も多分おもしろくないだろうと読むのをやめようかと思ったほどです。 ところが、実際に災厄が起こってからは、一転してテンポも内容もよくなって、どんどん読み進めることができました。 しかしラスト近く、ラナが怪しい人物に気付くところで、お話はまたつまづきます。 怪しいと気付きながら報告しないのは、よくある筋立てですが、そこにちっとも説得力がない上に、その後の展開も今ひとつというか今ふたつぐらいです。 しかも、その結末をどうつけるかというところが、ものすごくいい加減なご都合主義で、ここまでの良さと比べるとがっかりです。 結局のところ、この小説は、最初と最後の部分をカットして、中間のお話部分だけにした方がよかったと思います。 お話そのものはよくできているので、ちょっと残念でした。 | ||||
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例えるならレーダーに点が映るだけで怪獣が上陸して来ないゴジラ、そもそも使徒が来襲しないエヴァンゲリオン(当然エヴァも出ない)みたいなもん。 比較的若い人達が悩み苦しみながら得体の知れない敵に立ち向かうストーリーは既視感タップリです。 | ||||
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人類滅亡・終末テーマはこれまでSFで数多想像されてきた。核戦争、天変地異、他天体の衝突、異常気象、異星人に よる侵略・・・など。その時人類は終末を受け入れるのか、それとも再生を切望し果敢にチャレンジするのか?共通し た主題は「極限状態での人間ドラマ」となる。また人類は思うかもしれない。これまで脈々と築き上げた文明は何だっ たのか、この宇宙にとって人類はどんな意味があったのだろうかと。 本書での滅亡の原因は細菌が繁殖しているコロニー雲という真っ赤な雲塊である。逆竜巻のように地上に降りてきて、 辺りを酸欠状態にしてしまう。人類は200年後に滅亡するという。気象監視庁職員の活躍とある姉妹の数奇な人生が織り なす悲劇的な未来へと向かう物語で、原稿用紙968枚上下2段組で424ページの大作である。これはと思うSFガジェット はコロニー雲のみであるが、ラストシーンは”ほーそう来ましたか”と独り言ちる。 | ||||
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充分に面白く読んだが、最後の最後まで「場面転換」の手法を取ってる故か、クライマックスを堪能し難い感じ 何というか、皆さん「は?」。だったんじゃないかな。的な 関係者全員一堂に会して「うおおおおやったぜ!」は、まあ、まず現実では滅多にないけれど、「何かどうなってるのか」をあちこちの話統合して、ゆっくり理解する。だと、お話としては盛り上がりに欠けるかも 最後が物凄い壮大な話になってるなー ↑は好き嫌い別れる気がする 自分は感慨に浸る方じゃなくて、笑った 概ね楽しみました | ||||
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雲の中に存在する微生物が変異し、酸素を大量に吸引するようになる。その影響で赤く変色した雲が巨大化し地上を覆うようになると、周辺は酸欠状態になり、人類が死に絶えてしまうかもしれないという。 パニック小説にあるような、異常な自然現象に立ち向かう人類という構成を、何となく想像しがちですが少し趣が違います。大きなパニックが起きるでもなく、人類は有効な対策を見出せることもできず、緩やかにまさしく滅亡へと進んでいきます。 怪しげな救世主が現れたり、命の選別問題があったり、絶望を前にした様々な人の死生観が語られたりと物語は進みますが、最後は意外な広がりを見せながら、世界の終末に向かっていきます。でも、内容上全体のトーンは低めですが、ラストは何となく少し救われた気持ちになります。 | ||||
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