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ミラー衛星衝突
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ミラー衛星衝突の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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聴聞卿になったマイルズ、新たなロマンスの予感といった上巻でした。個人的にはあまり好きでない、マイルズシリーズの謎解きものですが、それなりに楽しみつつ。宇宙を股にかける傭兵隊を懐かしみながらも下巻へ。 | ||||
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まあおもしろくはありましたが、個人的にはマイルズが傭兵隊から離れてからシリーズは吸引力を失いつつあるなあという印象。ここまできたからにはシリーズ最後まで読みますが、もう一度以前のような楽しさを味わえることを願うばかり。 | ||||
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SFではあるが、設定が比較的丁寧に描かれているので 結果としてはSFでよくあるような混乱(私だけ・・かも) を起こさないですんでおります。 ストーリーもいたずらにいろいろな事象を輻輳していないのが 読んでいて好感がもてます。 現在、下巻を読んでる最中です。 | ||||
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ヴォルコシガン・サーガとしては初めて「か弱い女性」登場。 主人公マイルズ・ヴォルコシガンのまわりはいつも美男美女、その上、女性は例外なく様々な強さを持っていました。 それに対し、今回登場したエカテリンは薄幸の美女であり、精神的にも肉体的にも強さが無く、権力さえなく、バラヤー特有の偏見もある。 いや、忍耐力だけは人並み以上か。 これが化けます。 今までの作品同様、マイルズが触媒となって女性が強くなります。 この作品自体はマイルズ嫁取り物語、花嫁紹介編といったところですね。 この作品を読んでいないと次回作でのやりとりが判りにくいはず。 次回作の出版は結婚式の短編も一緒につけて欲しいかな。 短編だけど、エカテリンがどのように成長したかハッキリするし、何よりもマイルズの元カノが安らぎを見つけるあたりは、この作品の逆パターンにもなっています。 東京創元社さん、ご一考下さい。 また、何年も放置しないで欲しい。 「ブルーマーズ」は近刊予告から10年以上待ってるんですけど。 | ||||
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本書はスペース・オペラの人気シリーズで読者の間からは長らく翻訳が待たれていた作品です。他のレビューを見るといかに本シリーズがファンに愛されているかがわかります。本作はこれまでのスペース・オペラというよりは、政治サスペンス調にストーリー展開していきます。シリーズものは時間とともに変化し、主人公も成熟していきます。本書ではやや落ち着いた大人のマイルズが活躍しますが、本質はいつものマイルズです。 マイルズの惑星バラヤーはなぜか日本をイメージする民族性を持っています。作者がおそらく日本文化に少なからず好感をもっており、それが作品ににじみ出ていると本シリーズを読むといつも感じてしまいます。その部分が日本人の琴線に触れ、根強い人気になっているのではと思います。 | ||||
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とうとう、マイルズに素敵な恋が・・・・ 待ちに待ったマイルズシリーズ。すべて持っています。この方の作る世界がとても好きです。日本ではいまいちの人気かもしれませんが、私の持っている本のベスト10には必ず、このシリーズがはいります。いままで、SFファンタジーとよばれるものは、片っぱしから読破していますが。この作品群に勝るものはなし。ただ、難点は、読む分量が多いので、迂闊な人には、勧められないことです。ビジョルドの書く小説は、マキャフリイや、ジョーンズが好きな方は、多大な読書量にも負けずに、是非、手にとって読んでいただきたい名作ぞろいです。その際には、戦士志願、ヴォルゲームと読まれることをお勧めします。マイルズ17歳から読んだ方が、どうして、こんな複雑な性格なのか、よくわかりますし、バラヤーという特殊な国家世界がよく理解できると思います。本当に面白い小説だと思いますので、早く続巻が読みたいです。早く出してください。 | ||||
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久し振りのヴォルコシガンですが期待を裏切らない面白さでした。上巻の2/3あたりまでは地味な話が続き、今回はスカったかなと思ったのですが、その後どんどん面白くなり下巻は一気に読んでしまいました。聴聞卿という新しい役職は彼の行動力に見合っていてなかなか良いと思います。ついにマイルズに嫁さんが来るのか?という所で終わっています。 | ||||
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久しぶりにヴォルコシガンシリーズの新作を読め ただけでも満足です。 皇帝直属の聴聞卿となったマイルズは、立場が変 わり若い時(といっても現在でも30歳ですが)と は違った判断を求められる場面もあり、成長をうか がわせます。相変わらず魅力的です。 ただ、本作では主人公のマイルズよりもヒロイン のエカテリンの描写に多くが割かれています。エカ テリンという女性の成長譚としても読めるかと。 本作はシリーズの他の作品と色合いがかなり違う ため、未読な方はシリーズの最初の方の作品から 読むことをお勧めします。 | ||||
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このシリーズ、戦士志願を読んで以来ずっとハマりっぱなしです。読めば読むほどマイルズが好きになり、シリーズを何度も何度も読み返しました。初期の頃の本はボロボロです(笑) このシリーズの好きなところ、素晴らしいところはたくさんあります。 それは皆さんのレビューを読んでいただくとして、自分なりに他の人とは違うかも、と思う好きなことろが、本書の下巻でエカテリンが考えているように、マイルズにかかわった女たちが・・・もちろん、不幸な結末となったガールフレンドもいるけども、みんな希望の職を得て、成功者としていきいきと過ごしているところです。 そう、マイルズはアゲ○んなんです! 女たちはマイルズとの出会いをきっかけに自分の人生を見つめ直し、前向きに新たな道を歩き始めます。 その女たちとマイルズの描写がもう大好きなんです。 作者の暖かいエールが感じられます。 さて、今までのガールフレンドはマイルズのもとには残りませんでした。 エカテリンはマイルズのもとに残ってくれそうな感じです。 早くも続巻の発行を心待ちにしています。 | ||||
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運命は自分で切り開くもの☆ 首をなが〜くして待っていました、マイルズ最新刊♪ ちょっと大人モードですが、相変わらずの面白さ! 早く続編も出て欲しいです(^^ゞ こちらから読み始めても楽しめると思いますが、より一層楽しみたいかたには、名誉の欠片、または、戦士志願からがおすすめです☆ | ||||
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物事の捉え方は幾つもあること、禍福は糾える縄のごとく、過去よりも成長していきつつ、未来を作っていくのは自分であること…。 何歳からでもやり直しは効きます。 今からがスタートライン。 とても面白く、SF、また、軍記物としても楽しく読みました。 …高校の先輩に戦士志願をお借りしてから、10年以上のお付き合いになりました(^^ゞ ぜひぜひ、続編お願いいたします。 | ||||
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今回もまた夢中になってあっという間に最後まで読んでしまいました。 マイルズの成長(年齢的にも精神的にも)と合わせて、シリーズとして どんどん成熟してきている印象を受けます。 このシリーズは毎回扱っているテーマが非常に深く考えさせられますが、 同時にエンターテイメント性も抜群で、本当にビジョルドはすばらしい ストーリーテラーだと思います。SFというジャンルなのに、人妻かつ 子持ちのエカテリンの鬱々とした苦悩・葛藤・絶望をここまでリアルに 描いて、それでもどっぷりとのめりこんでしまう面白さを持てるって、 凄すぎますね。いまいち知名度が低いのが不思議で仕方ないです。 この作品で初めてシリーズを読み始める、という方は少ない かと思いますが、念のため、シリーズ未読の方へのアドバイスを。 「なんかSFが読みたい」という人はちゃんとシリーズ最初の 「戦士志願」から読んだ方がいいと思います。 「なんか人間ドラマを読みたい」「最近夫婦関係に悩んでる・・・」 「とりあえず面白い本が読みたい」」という人は、この作品単体でも十分に 深い感動を得られると思いますので、ぜひお手にとってみてください。 | ||||
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待ち焦がれたヴォルコシガン・サーガの新刊です。冒頭、本編ととくに繋がり難そうな惑星コマール軌道上のミラー衛星と貨物船の衝突事件から、主人公の祖父らの世代からの因縁による巨大な陰謀事件になだれこんでゆきます。その筋運びは流れるようで、いったん読み始めると、仕事は上の空、通勤中は本の虫。帰宅後は化粧も落とさず寝食を忘れて読書に没頭させられてしまいます。 残念ながら、『名誉の欠片』以降、翻訳を担当する小木曽さんの健康状態が悪化し、刊行速度がとても遅くなってしまい、いったん読み終わってしまうと、次の新刊までの飢餓感は度し難いものがありました。そのため、読み終わるのが恐ろしく、前々作の『ミラーダンス』は(我慢できずに読み始めて)読み終わるまでに4年以上の月日を費やし、『メモリー』は購入してから6年も経っても恐ろしくて読めないでおりました。やっと読むことができました(現在のところ、原作はこの後の話として『シビルキャンペーン』と『外交特使』の2冊が出ておりますが、この巻『コマール』以前でマイルズの出世街道には一区切りつくのがはっきりしたため、実質的な最終話と理解して読み終えることができました)。 ビジョルト女史の諸作品の主人公は、けっして神に主人公(=救世主)たるべく選ばれたエリートの美男・美女ではありません。いずれも、何らかの大きな、押しつぶされてしまいそうなハンディキャップをかかえながら、自分や家族、仲間たちの幸福のために、彼らの助けを借りて人生を切り開いてゆきます。主人公はその渾身の努力の果てに、彼が大切に思う人々の救世主になります。しかし、彼自身はけっして、自分がそのように思われていることに気付きませんし、気付いたとしてもそれを否定し、救世主から最も遠い取るに足らない存在だと思っているのです。そのストイックなこと(渡辺和子さんのの教えをを地で云っているような人ですね)。その丁寧で愛情にあふれた力強い描写は、何度読み返しても、読む者に新鮮な感動と余韻を与えてくれるものです。すべての人に、全力でお勧めします。 最後に、このシリーズのレビューの中には誤訳、悪訳を批判されている方がおります。しかし、わたしはむしろ、このシリーズは小木曽さんの朗読をきいているつもりで読むものだと思っています。それらの点も小木曽さんの特徴と思えばよく、これからこのシリーズに入っていらっしゃる方々はとくに気にすることはないと思います。 いずれにしても、TBSテレビの日曜午後5時ころに活躍している自称救世主の与太話を書いているゲーム作家の方にも、ぜひとも読んで勉強してほしい作品です!! | ||||
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やっと和訳文庫が出ました、長かったですね。かつてフィアメッタも読み、カザリルにイスタおっかさんの冒険も読み、フォーンとダグも楽しみました。でもマイルズに続編がある事は知っていましたので、早く読みたかった。 | ||||
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マイルズ君もようやくエカテリンという配偶者を得られるのでしょうか?結婚、即一児の父、ニッキはお世継ぎになれるのでしょうか?バラヤーではむずかしそうですね。その前にグレゴールの結婚式ですね。このシリーズも読み始めてから長いです。すっかり私はじじぃになってしまいました。早いとこ続編を和訳出版お願いします。残り後二つ宜しく。 | ||||
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上巻のラストで陰謀の存在が明らかになるものの、下巻に入ってもアクションやミステリー色以上に生活臭さが濃厚である。マイルズのエカテリンへの恋情がメインである。ミステリーやアクションと恋愛が同時進行する小説は多い。危機に陥った二人が互いに愛情を抱くという展開が定番である。 しかし、『ミラー衛星衝突』の二人は下巻の中盤までは陰謀への危機感を共有していない。陰謀と恋物語は全く別次元の話であり、陰謀への緊張感を削ぐものになっている。しかも、二人の関係には具体的な進展はない。マイルズの心の中の思いが大半でロマンスからは程遠い。ヒロインがアクションを担当し、ヒーローの見せ場が説得交渉となっている点で女流作家らしい政治的な正しさがある。 生活臭さは恋愛だけではない。故郷の惑星から持ってきて壊された鉢植えに対してマイルズは感傷的になる(81頁)。それはSF作品である必然性がないほど、普遍性のある心理描写である。SFであっても未来技術を描くことが目的ではなく、小説は人間を描くものであると再認識させられた。 『ミラー衛星衝突』は洋書の翻訳作品である。現在の国境や民族とは別次元を舞台としたSF作品であっても、作者の頭の中で作られた作品である以上、作者が生活する分化とは無縁ではない。日本人にとっては異文化体験が可能である。 『ミラー衛星衝突』に登場する欧米文化としてファーストネームを短縮してニックネームで呼ぶ風習がある。たとえば、エカテリンとエティエンヌの夫婦は互いをカット、ティエンと呼び合っている。その息子ニコライはニッキと呼ばれる。 一般にニックネームで呼ぶことは親しみを込めたものと解説されるが、その距離感が非ネイティブには難しい。親しくない人間が勝手に名前を短縮して呼べば侮蔑になる。本人は「親しみを込める意図であった」と言い訳することは無意味である。分かりやすい例を挙げれば日本人を意味するジャパニーズJapaneseをジャップに短縮すれば蔑称である。 『ミラー衛星衝突』では夫が妻を短縮した愛称で呼ぶことについて、妻に好意を寄せる主人公が妻を大切にしていない現れと受け止める。相手を愛しているならば相手の名前を正確に発声し、その語感を味わうべきという発想である。欧米諸国におけるニックネームの奥深さを実感した。(林田力) | ||||
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ロイス・マクマスター・ビジョルド著、小木曽絢子訳『ミラー衛星衝突』はSF作品である。マイルズ・ヴォルコシガンを主人公にしたスペースオペラの一作品である。バラヤー帝国の植民地となった惑星コマールでミラー衛星に貨物船が衝突し、七個の衛星のうち三つを破壊した。事故かテロか、テロであるとしたら目的は何か。真相を調査するために皇帝直属聴聞卿が派遣される。 人類が地球以外の惑星に居住し、恒星間の旅行ができるほどの技術のある世界であるが、テクノロジーは完璧ではない。それがSF作品でありながら、物語を人間的にしている。惑星コマールの大気は人間の生存に適しておらず、住民はドームの中で生活している。酸素を放出する植物を増やすなど、人間が生存できる環境にするための地球化事業が数世紀前から進められているが、数世紀後になっても完了するか分からないという途方もない事業である。 ミラー衛星は太陽光を補い、惑星に光と熱を与えるために建造されたものである。これは数世紀前に建造されたものであり、再建は容易ではない。万里の長城やピラミッド、ローマの水道橋など古代のテクノロジーを連想させる。僅か数十年のスパンでスクラップ・アンド・ビルドを繰り返す現代日本の建築の貧しさを実感する。 物語の舞台となる社会は皇帝が支配する帝国である。ヴォルと呼ばれる貴族階級には男尊女卑や遺伝的疾患への差別・偏見という前近代的思想が根強い。物語のヒーローのマイルズ・ヴェルコガシンは名門貴族の跡取り息子ではあるが、身体的なハンディキャップを抱えている。周期的に発作が起きるという不治の症状も抱えている。一般的なヒーロー像とは異なるユニークな設定である。 この作品では視点人物となっているエカテリン・ヴォルソワソンは「妻は夫に忠誠を尽くす」という封建的な道徳観念に縛られて苦しんでいる。現代の進歩的な女性ならば一笑に付したくなる悩みである。しかし、上巻のラストでは自分の意思で決断する。周囲の人物の助言を受けてではなく、自分で考え抜いて決断するところに近代人の自我の誕生と重ね合わせることができる。 上巻ではミラー衛星衝突事件の真相は一向に解明されないが、下巻に向けて陰謀が顔を見せ始める。コマール人の反乱が仄めかされるが、物語の善悪と読者の価値観にギャップがある。バラヤー人の帝国がコマールを侵略し、征服した。コマールの降伏後にも非武装のコマール人が虐殺されるという蛮行が繰り広げられた。それ故に反乱側に感情移入したくなるが、主人公側が帝国となっている。下巻の展開に注目である。(林田力) | ||||
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初めて読む人でも分かるようにと、原題のタイトル「コマール」を変更したんだろうな…。 実際、いきなりこれだけ読む人にも理解出来る内容。でも、気に入ったら、マイルズ17歳の『戦士志願』から始まる全シリーズへGO! ヴォルコシガン・サガのファンにはお馴染みマイルズシリーズ。 前回から凄まじく開いてしまい、たぶんシリーズを見限った人もいるであろう(泣) ヒロイン・エカテリンとマイルズの視点が交互に入ることで、マイルズが封建時代の女性を思わすヴォル・レディから見たとき、どのように映るか楽しめる。 物語としてはSF風味サスペンスといったところ。 それに妻であり、母である女性の人生観が入る。 アメリカから見た見合い結婚や男尊女卑気味な文化への批判といった部分もあるので、一部の日本人男性には痛い話かもしれない。 | ||||
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早くも未訳シヴィル・キャンペインの刊行が待ち遠しい…。 最後を読むと冒頭同様ヒロインであるエカテリン視点なので、この物語はヴォル・レディ、エカテリンから見たヴォルコシガン卿に重点を置いているようだ。中程ではもちろんマイルズ視点だけれども、大人の男性になったマイルズの話なのでミリタリー物だった頃のマイルズのハチャメチャさを期待すると肩透かしを食うかも。ただ、テンポのよさや、おもしろさは相変わらずの折り紙つきであると保証しよう。 | ||||
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やっと出た!まってたよ〜マイルズ君。 一見、無関係に見える衛星破壊と横領事件。 それがひとつに収束していく過程が、さすがビジョルド!読ませますなあ。 ある人物の死の一端をエカテリン(きっかけを作った)とマイルズ(最期を看取った) それぞれに担わせる様も上手い。なんて上質な物語なんだろう。 シリーズ物ですが、いきなりこれを読んでも「全くわけ分からん」という風には ならないと思います。(多分。もちろん上巻から読んでね) 気に入ったら、シリーズ最初の「戦士志願」へどうぞ。 マイルズ君の成長物語をご堪能あれ。 エカテリン&マイルズの今後も気になるし、次巻はいつ出るのかしらん? 個人的にはビジョルドの他のFTのシリーズより、こっちが先に出て欲しい。 皆さんも書いてらっしゃいますが、とにかく続きを早くお願いします。 | ||||
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