共喰い

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評判

共喰いの評価:

3.19/5点 レビュー 192件。 C ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全184件 81〜100 5/10ページ
No.104
(5pt)

評判なので購入した

テレビで話題をまいていたので興味があり購入したが、期待どおりであった。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.103
(5pt)

評判なので購入した

テレビで話題をまいていたので興味があり購入したが、期待どおりであった。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.102
(4pt)

文学版『北斗の拳』

千草の凌辱事件を呼び水に遠馬の意志が表出されるまで、快楽が暴力に勝っていた。被害者であるはずの琴子さんも、
「うちの体がすごいええんて、殴ったら、もっとようなるんて」と笑うようにどこか浮ついていて、三十五歳の女の
色気に、父円のみならず遠馬さえも惹かれていくような含みを持たせながら、間違っても三つ巴云々などいうありが
ちな展開に陥ることなく、その代わりといってはなんだが、この息子、父ご用達の街娼の肉体を勝手に拝借し、秘め
たる嗜虐を披露する。

描写の生々しさが目に余るが、十七歳の日本男児の頭をかち割ってみたらこんな具合になるのだと無理強いするより
も前に、中上健次や村上龍、金原ひとみらが表現した世界を再現したに過ぎず、天を仰ぎたくなる、というほどでは
ない。そう割り切ってしまえば新しさが失われてしまい、芸術性は高いが古臭い短編ドラマを見ているような退屈な
時間を解消してくれた大雨に感謝したい。おかげで、泥の中から生まれる鰻のアリストテレス以来の摩訶不思議に迫
ることが出来、海水や淡水や汚水の一緒くたになった道に浮遊する泥・石・植物・ゴミ・植木鉢・鼠・虫・カエル・
魚などを見ることが出来た。当事者以外立入禁止の意味を水質の異なる二つの奔流を通して書いた辺り、さながら文
学版『北斗の拳』である。(決してドラゴンボールではない)

死体となった円に突き刺さる義手が光る。仁子さんを始め逞しい田舎の女達を印象的に書ききれるのは、中上か俺ぐ
らいなものだろうとほくそ笑んでいるかもしれない作者へ一言。赤犬、助けてやれよ。――。
拘置所にいる母親に要らぬ心配をするより、ひとかけらの優しさを持ったほうが読者獲得に繋がるだろうと思ったと
ころで、頭をよぎった街娼の髪の色。失敬。実力作家を甞めてはいけない。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.101
(4pt)

文学版『北斗の拳』

千草の凌辱事件を呼び水に遠馬の意志が表出されるまで、快楽が暴力に勝っていた。被害者であるはずの琴子さんも、
「うちの体がすごいええんて、殴ったら、もっとようなるんて」と笑うようにどこか浮ついていて、三十五歳の女の
色気に、父円のみならず遠馬さえも惹かれていくような含みを持たせながら、間違っても三つ巴云々などいうありが
ちな展開に陥ることなく、その代わりといってはなんだが、この息子、父ご用達の街娼の肉体を勝手に拝借し、秘め
たる嗜虐を披露する。

描写の生々しさが目に余るが、十七歳の日本男児の頭をかち割ってみたらこんな具合になるのだと無理強いするより
も前に、中上健次や村上龍、金原ひとみらが表現した世界を再現したに過ぎず、天を仰ぎたくなる、というほどでは
ない。そう割り切ってしまえば新しさが失われてしまい、芸術性は高いが古臭い短編ドラマを見ているような退屈な
時間を解消してくれた大雨に感謝したい。おかげで、泥の中から生まれる鰻のアリストテレス以来の摩訶不思議に迫
ることが出来、海水や淡水や汚水の一緒くたになった道に浮遊する泥・石・植物・ゴミ・植木鉢・鼠・虫・カエル・
魚などを見ることが出来た。当事者以外立入禁止の意味を水質の異なる二つの奔流を通して書いた辺り、さながら文
学版『北斗の拳』である。(決してドラゴンボールではない)

死体となった円に突き刺さる義手が光る。仁子さんを始め逞しい田舎の女達を印象的に書ききれるのは、中上か俺ぐ
らいなものだろうとほくそ笑んでいるかもしれない作者へ一言。赤犬、助けてやれよ。――。
拘置所にいる母親に要らぬ心配をするより、ひとかけらの優しさを持ったほうが読者獲得に繋がるだろうと思ったと
ころで、頭をよぎった街娼の髪の色。失敬。実力作家を甞めてはいけない。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.100
(4pt)

素直な表現

芥川賞系の作品が苦手な私ですが、
これは素直に読む事ができました。
なんと言っても読んだことのない文体にビックリして
ちょっと笑ってしまいましたが、凄く好感が持てました。
気持ちいい文章というか、可愛い文章というか。
ストーリーは好みが分かれるかもしれませんが
分かりやすくて良かったです。
他の作品も読んでみたいと思える良い読書でした。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.99
(4pt)

素直な表現

芥川賞系の作品が苦手な私ですが、
これは素直に読む事ができました。
なんと言っても読んだことのない文体にビックリして
ちょっと笑ってしまいましたが、凄く好感が持てました。
気持ちいい文章というか、可愛い文章というか。
ストーリーは好みが分かれるかもしれませんが
分かりやすくて良かったです。
他の作品も読んでみたいと思える良い読書でした。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.98
(5pt)

引き込まれる圧倒感!

最初からこの古く泥臭い、時間が止まったような川の町の風景に引き込まれます。終始グレーのこの世界には、ここに登場する全ての登場人物は必須です。そして、この性と暴力の世界も自然に敷かれています。グロテスクだけれども最初から最後まで温度差がなく、読み進めることができる作品です。テーマは重いのに、なぜか読了後はふんわりとした気持ちが残る作品です。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.97
(5pt)

引き込まれる圧倒感!

最初からこの古く泥臭い、時間が止まったような川の町の風景に引き込まれます。終始グレーのこの世界には、ここに登場する全ての登場人物は必須です。そして、この性と暴力の世界も自然に敷かれています。グロテスクだけれども最初から最後まで温度差がなく、読み進めることができる作品です。テーマは重いのに、なぜか読了後はふんわりとした気持ちが残る作品です。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.96
(4pt)

会見

あの会見の物言いにつられ買った口ですが、
わざとだとしてもあれは良い宣伝になったと思います。
賞賛の意味をこめて☆4で。
いろいろたたかれることもあるかと思いますが、頑張ってください。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.95
(4pt)

会見

あの会見の物言いにつられ買った口ですが、
わざとだとしてもあれは良い宣伝になったと思います。
賞賛の意味をこめて☆4で。
いろいろたたかれることもあるかと思いますが、頑張ってください。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.94
(4pt)

気分転換や娯楽の為に読書をする人には全く向かない

方言が随所に出てくる時点で個人的にはうわ…と思ってしまいました。
寝る前にちょっと…という風に読むための本ではありません。
それなりの姿勢で以て、それなりに根を詰めなければ、少なくとも現代の若者にはなかなか読めないでしょう。
自分もその「現代の若者」に含まれるわけですが。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.93
(4pt)

気分転換や娯楽の為に読書をする人には全く向かない

方言が随所に出てくる時点で個人的にはうわ…と思ってしまいました。
寝る前にちょっと…という風に読むための本ではありません。
それなりの姿勢で以て、それなりに根を詰めなければ、少なくとも現代の若者にはなかなか読めないでしょう。
自分もその「現代の若者」に含まれるわけですが。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.92
(4pt)

息苦しさと微かな希望。

息が詰まるような濃厚な空気。
本書に収められているどちらの作品も、地方の小さな集団の閉塞感、少年
特有の不安な心持、コンクリートとビルの都会では感じられない土の香りが
巧みに描かれ、濃密でねっとりした雰囲気が伝わり、読み応えがある。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.91
(4pt)

息苦しさと微かな希望。

息が詰まるような濃厚な空気。
本書に収められているどちらの作品も、地方の小さな集団の閉塞感、少年
特有の不安な心持、コンクリートとビルの都会では感じられない土の香りが
巧みに描かれ、濃密でねっとりした雰囲気が伝わり、読み応えがある。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.90
(5pt)

負の連鎖

好き嫌いは分かれるようですが、私は好きです。
全体的におどろおどろしく、暗く重い。
フィクションですが、読みながら「私には見えないところで現実にもきっとこんな事実があるんだろうな」と思いました。
人間の裏を見た感じです。

だんだんと、でも確実に父親と同じ性癖が芽生える主人公。
負の連鎖と言うんでしょうか。
きっと父親が死んでも、その『負の連鎖』によって新たな苦しみがまた生まれるんじゃないかと身震いしました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.89
(5pt)

負の連鎖

好き嫌いは分かれるようですが、私は好きです。
全体的におどろおどろしく、暗く重い。
フィクションですが、読みながら「私には見えないところで現実にもきっとこんな事実があるんだろうな」と思いました。
人間の裏を見た感じです。

だんだんと、でも確実に父親と同じ性癖が芽生える主人公。
負の連鎖と言うんでしょうか。
きっと父親が死んでも、その『負の連鎖』によって新たな苦しみがまた生まれるんじゃないかと身震いしました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.88
(4pt)

この先どう変わるか?

これまで田中慎弥は二つとして同じ調子のお話を書いてこなかったが、このお話の前後でスタイルが固まってきたように思える。簡単に言えばドラマ性が高まってきていて、その分、私小説性が薄くなった。そういった意味ではこの作品が芥川賞を受賞できる最後の作品だったかもしれない。相変わらず悲惨な話だが、殺人事件が起こっても暗くはならず、いっそさわやかな感じがするから面白い。次回作からどう動くか注目だ。
第三紀層の魚(『すばる』2010年12月号)
 釣りをキーワードに展開される、もはや自己薬籠中のお話。お爺さんの勲章話が泣かせる。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.87
(4pt)

この先どう変わるか?

これまで田中慎弥は二つとして同じ調子のお話を書いてこなかったが、このお話の前後でスタイルが固まってきたように思える。簡単に言えばドラマ性が高まってきていて、その分、私小説性が薄くなった。そういった意味ではこの作品が芥川賞を受賞できる最後の作品だったかもしれない。相変わらず悲惨な話だが、殺人事件が起こっても暗くはならず、いっそさわやかな感じがするから面白い。次回作からどう動くか注目だ。
第三紀層の魚(『すばる』2010年12月号)
 釣りをキーワードに展開される、もはや自己薬籠中のお話。お爺さんの勲章話が泣かせる。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.86
(4pt)

芥川賞に賛否あるが中々良かった

「共喰い」、「第三紀層の魚」を収録。以下感想、

共喰い
良くできた恋愛物語以上の何物以外でもない、とか言ってしまうとそれまでだが簡潔に言うとそこら辺で、読後の印象も薄かった。反吐が出る性癖とか、同じ血とか、その手は古いとも思えるが、読み物は流行ではないのであくまで主観ということで。描写も、心理、風景等にわたり緻密かつ丁寧だし、方言を使って人物に会話をさせるとか、結構読ませるが、物語も良くできてるが、やはり、図抜けた感じがするでもない。うなぎの描写の使い方は賛否両論あるのは良くわかり、生理的に受け付けない人も多々居るだろうが、仕方ないとは言えどもやはり大衆向け読み物を書くからには、プロとして読み手の期待に沿う方向で応えていただきたい、だけじゃないなあ、なんちゃらの話でうなぎが絡んでくると、表現として古くて安っぽいなあ。一番良くできてると思ったのは、主人公の少年の心理描写である。ここが受賞のポイントか?
第三紀層の魚
少年と曽祖父の交流を描きながら、少年が周りの人物のことを考えながら成長していく、そんな物語。共喰いより、前の作品のようだが、やはり描写は完成されていて丁寧かつ緻密である。疲れているとなかなか読むのに堪えるかもしれないが、淡々とした日常と魚釣りの描写の中に、想像力を掻き立てる物、想像逞しく想像する余地も準備されていて、なかなか上質な物語に仕上がっている。第三紀層の魚のテーマのつながりは、どうもいろいろとわけがわからないとか、テーマがこれなら、テーマはどうあるべきだと言いたいのか、或いはテーマはどうだと考えているのか、等は思いそうだが、テーマが見えない人は勉強が足らない、そしてテーマが分かったら答えはどうでもいいのではないだろうか?読後の印象も濃いものになるだろう。感受性が強い人なら何か分かりそうだし、そんな人も読んで損はないようには出来てるのではないか?

と言うわけで、中々良い読み物でした。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.85
(4pt)

芥川賞に賛否あるが中々良かった

「共喰い」、「第三紀層の魚」を収録。以下感想、

共喰い
良くできた恋愛物語以上の何物以外でもない、とか言ってしまうとそれまでだが簡潔に言うとそこら辺で、読後の印象も薄かった。反吐が出る性癖とか、同じ血とか、その手は古いとも思えるが、読み物は流行ではないのであくまで主観ということで。描写も、心理、風景等にわたり緻密かつ丁寧だし、方言を使って人物に会話をさせるとか、結構読ませるが、物語も良くできてるが、やはり、図抜けた感じがするでもない。うなぎの描写の使い方は賛否両論あるのは良くわかり、生理的に受け付けない人も多々居るだろうが、仕方ないとは言えどもやはり大衆向け読み物を書くからには、プロとして読み手の期待に沿う方向で応えていただきたい、だけじゃないなあ、なんちゃらの話でうなぎが絡んでくると、表現として古くて安っぽいなあ。一番良くできてると思ったのは、主人公の少年の心理描写である。ここが受賞のポイントか?
第三紀層の魚
少年と曽祖父の交流を描きながら、少年が周りの人物のことを考えながら成長していく、そんな物語。共喰いより、前の作品のようだが、やはり描写は完成されていて丁寧かつ緻密である。疲れているとなかなか読むのに堪えるかもしれないが、淡々とした日常と魚釣りの描写の中に、想像力を掻き立てる物、想像逞しく想像する余地も準備されていて、なかなか上質な物語に仕上がっている。第三紀層の魚のテーマのつながりは、どうもいろいろとわけがわからないとか、テーマがこれなら、テーマはどうあるべきだと言いたいのか、或いはテーマはどうだと考えているのか、等は思いそうだが、テーマが見えない人は勉強が足らない、そしてテーマが分かったら答えはどうでもいいのではないだろうか?読後の印象も濃いものになるだろう。感受性が強い人なら何か分かりそうだし、そんな人も読んで損はないようには出来てるのではないか?

と言うわけで、中々良い読み物でした。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236