共喰い

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評判

共喰いの評価:

3.19/5点 レビュー 192件。 C ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全184件 181〜184 10/10ページ
No.4
(5pt)

母親の描かれ方がいい。むしろ女性が共感する話かもしれない。

何かと話題になっている田中慎弥の本を読んでみた。
一見、性や暴力の話のようなので、うーん、グロいのかな、、
、と心配になったが、実はそんなに描写はグロくないし、その芯にあるものがわかりはじめると、ぐいぐい入りこめる。ちょうど高校生くらいの男女の性のやりとりが不器用で、しかもその理由が自分が生まれた家庭への葛藤からきている、ということをしっかり描いているし、実はしたたかに強い女性たちの姿もいい。仁子さんが、ひとでなしの父親をなぜ愛したか、という理由も切なくていいです。遠馬は愛されて、生まれた子、だと私は思った。もしかしたら、最初のイメージと違って、
女性の方が共感する話かもしれない。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.3
(4pt)

狂気に傾く主人公にハラハラ

テレビで記者会見をみて、作者に興味が沸き、読みました。
好き嫌いが別れる作品かもしれませんが、私は好きです。読み応えありました。
最低な環境で、複雑な親子関係に悩みながら、自分の性衝動の異常さに怯えているかのような主人公。
諸悪の根源は父親。
父親似の主人公を愛せないのか?と思えてしまう母親。(右腕に壮絶な障害)
肉感的な義母・娼婦くずれのような近所のオバさん・既に性的関係にある幼なじみの彼女
汚物や悪臭にまみれた「川辺」に住む人や動物、鰻・・・
凄く引き込まれて読みました。
父親の性癖に、自身も同化してしまい、狂気に傾いていく主人公が、最悪の結末を迎えないようにと祈るような気持ちでした。
最後は母の強さ、愛情が、問題を解決してくれたかのようで、ほっとしました。
母の取った勇気ある行動が、これから先、主人公の人生にとって、救いのともし火になることを。
ダークサイドに堕ちそうになった時も、思い出して支えになることを願うばかりです。

最近映画にもなった「ヒミズ」なんか好きな人は、興味深く読めると思います。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.2
(4pt)

そこそこでした

自分的にはそこそこでした。悪い点を挙げると、リアリティの反映がないというか、人物描写が薄いのと、古い文体が相まってまるで昼ドラの脚本のような感じがした。展開も半分ほど読んで「親父が千○を○○するんだろうなぁ」等と容易に想像できてしまったし、陰鬱さを孕んだ内容も内容なので人によっては二度と読みたくない作品と評価しても不思議ではない。しかし、その古臭い文体で叙述される古い時代が、素朴なニュアンスを生み出していて、特に風景や情景の描写が秀逸だと思いました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.1
(5pt)

母親の描かれ方がいい。むしろ女性が共感する話かもしれない。

何かと話題になっている田中慎弥の本を読んでみた。
一見、性や暴力の話のようなので、うーん、グロいのかな、、
、と心配になったが、実はそんなに描写はグロくないし、その芯にあるものがわかりはじめると、ぐいぐい入りこめる。ちょうど高校生くらいの男女の性のやりとりが不器用で、しかもその理由が自分が生まれた家庭への葛藤からきている、ということをしっかり描いているし、実はしたたかに強い女性たちの姿もいい。仁子さんが、ひとでなしの父親をなぜ愛したか、という理由も切なくていいです。遠馬は愛されて、生まれた子、だと私は思った。もしかしたら、最初のイメージと違って、
女性の方が共感する話かもしれない。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236