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(短編集)
まるまるの毬
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まるまるの毬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 21~40 2/3ページ
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菓子やのほのぼのとした家族愛に一気に引き込まれて読んでしまいました。和菓子が食べたくて仕方なくなる一冊 | ||||
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びっくりしたのは、読み始めて数ページでふうっと物語の中に入り込んでいたこと。これは只者ではないな?と思ったら、作者・西條奈加は、40歳を超えてデビューした遅咲きなのですね。この『まるまるの毬』の時は50歳なんだ。どうりで味わいというか、人間としての年季が違うな。優しい自分を発見したいときに、どうぞ。 | ||||
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読み流すにはうってつけでした。 背景がもっと見えると、のめり込めるのですが… | ||||
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連作短編集で小粒という評価もありますが、西條奈加さんらしい優しい感動もので涙が何度も流れました(T_T) 続きが読みたい。 お君ちゃんは左官屋さんの清さんと結婚するのか、和菓子屋さんはどうなるのか、河治さんとはほんとにこのままなのか、とかいろいろ気になってます。 西條奈加さんの本と出会ったのは、全然偶然で図書館で適当に借りた本が秋葉原の交番の話で幽霊になった女の子の話で。 それがやっぱり泣ける感じのいい話で。 軽い話なのに感動する、読後感が幸せになれる感じで。 それで、その時も続きが無いのか調べたら、実は歴史物の作品が多いということで、また適当にいろいろ借りたら、こんな内容の本を書ける西條奈加さん自身を好きになってます。 会ってみたいですけどねー。 ファンクラブ?みたいなのがあれば入りたいぐらい、というか、実物に会ってみたいです。 話してはるところを聞いたり、とかでもいいんですけど。 話ズレて来ましたが、 良い内容の好きなの本を読むと幸せになれるので、ラッキーですよねー^ ^ | ||||
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「まるまるのまり」なんのこちっちゃ? と本を手に取ると「いが」とルビが振ってある。「まるまるのいが」の意味も分からなかったが、時代物の人情小説、しかもおいしい食べ物にまつわる小説となれば読みたくなる。きっと私の大好物だとの直感は当たっていた。高田郁さんの『みをつくし料理帖』のファンならきっと好きなテイストだろう。あるいは家族の温かい思いやりが好みならば小路幸也氏の『東京バンドワゴン』か。どちらもシリーズものになっているので、『まるまるの毬』もぜひシリーズ化してほしいものである。 私が気に入ったのは「愛情」が物語の主題となっているが、それがいわゆる「恋愛至上主義」になっていないところ。結末のほろ苦さに「西條さん、なかなか分かっていらっしゃる」と心の中で拍手!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ。 | ||||
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とても心温まる作品でした! 続編が読みたいくらいです。 お菓子が食べたくなりました^^ | ||||
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和菓子の事も、色々な見方、切り口で語られるので面白かったです。 | ||||
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素晴らしい小説でした! 心温まるストーリーと、言の葉が琴線に触れる思いがしました! | ||||
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町の小さな菓子屋「南星屋」で起こる様々なエピソードを色とりどりの和菓子と共に描いた、連作短編集です。 どのエピソードも心が温まるものばかりで、読んでて優しい気持ちになります。 ただ短編なのでちょっと読み応えに欠けるというか…。出てくる人もほぼいい人ばかりだし。 ということで、星は3.5くらいの気持ちで。 | ||||
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心が暖かくなるお話でした。 あっと言う間に読んでしまいました。 | ||||
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地元書店員さんオススメの一冊。 読者をぐいぐい引っ張っていく筆力に脱帽です。 これから他作品も読みたいと思います。 | ||||
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この本を読んだら、誰でも和菓子党になります。しっとりとした上品な甘さの生菓子を思わせる作品です。 | ||||
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和菓子にちなんだ和菓子屋一家の人情を描いた短編集。 家族愛がビンビン伝わって、読むほどに心がじんわりと温まる感じになります。 すっかりはまって、終わってほしくないと願いつつ一気に読んでしまいました。 | ||||
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西条さんの本、どれもいいですね。九州に住んでいる私には、カスドースが出てきて嬉しい感じがしました。あのお菓子、甘いんですよねえ。これを江戸時代に工夫して庶民でも手が出るように作ってしまうなって、すごい職人さんです。一つ一つのお話は全然派手じゃないんですが、ほっこりする感じで、お勧めです。 | ||||
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将軍のご落胤となると話が大きくなるかなと思ったが、そこはよく考えてあるし、何より珍しい菓子を子供が口にできる理由がそこにある。長男以外は自分一人で生きていく厳しい時代背景をよく描写している。 | ||||
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この本で西條奈加さんの著書にはまりました。何より始終温かい物語です。悲しくなる場面はありますが、常に相手をお互いに思う温かさに満ちています。特に治兵衛と五郎の兄弟愛にはついついホロリとさせられ、また治兵衛を取り巻く人々も本当に温かい。 食べ物が出てくる小説が好きなのですが、治兵衛が拵える素朴そうでいて美味しそうなお菓子が沢山出て来て食べたくなりました。 | ||||
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麹町の裏通りの南星屋という小さな菓子屋。主人の治兵衛と娘のお永・孫のお君の三人で商いをし、贈答用の立派な菓子ではなく、町の人々が手軽に買い求められるような菓子を治兵衛が国中を修行の旅をして書き溜めた実に七十二巻に及ぶ菓子帳から日々季節にあった2・3品の菓子を作り、昼前から昼過ぎの少しの間に売り切ってしまう評判の店だった。しかし、ただの菓子屋主人ではなく、治兵衛は武家出身の次男坊として育ったがその出生は本家の当主に代々秘されて伝えられていた。修行の賜物もあるが、公方様献上の菓子で平戸藩松浦家の門外不出の菓子カスドースを作り、平戸藩江戸上屋敷からあらぬ嫌疑をかけられる。これはいよいよ出自を明かさねば身の潔白はならぬかと思案した末、材料を違え試行錯誤の末に同じ味の菓子を作り嫌疑を晴らす事に。これが縁で孫のお君と松浦家家臣の河路とが恋仲になるがいざ輿入れと言う段になり、同業者の柑子屋の嫉妬からまたしても治兵衛の出自をめぐり大事件となる。お上より本家や身内はお咎めをうけ、お君の婚儀もないものに・・・。再び三人の暮らしに戻りこれからは人真似でなく南星屋の名物をと3人で『南天月』を考案する。町人の慎ましやかな暮らしを守ろうと菓子作りで奮闘する治兵衛と家族。 | ||||
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どんな味だろう?と想像しながらよ 読んでいると、 本当にお菓子が食べたくなってきます。 物語はただ甘いだけでなく、途中涙の塩辛さも混じりますが、 それでも読後は決して悪く無いです。 治兵衛と、その家族達のお互いを思いやる気持ちがとてもあたたかいです。 美味しいお茶と共に読みたい一冊です。 | ||||
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好きな作家さんのひとりです。 いつも話の中にアッという間に引きこまれます。 | ||||
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時代小説は面白くない(・・・に違いない)と食わず嫌いで来たのですが 「無花果の実のなるころに」がとても面白かったので、同じ作者さんの 作品ならというところと、和菓子の話なら時代背景がどうのこうの・・・ という事なく楽しめるかもしれないと思い手にとりました。 結果、大正解でした。 少し悲しい気分になる場面もありますが、それでも前を向いて歩いて いこう!そんな風に思える小説だと思います。 この作者さんの他の時代小説も読んでみようかなと思っています。 | ||||
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