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燃えつきるまで
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燃えつきるまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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女の人ってやっぱり怖いもんだなと思ってしまいました 。男女の関係は人間社会において最も基礎になるもの。 | ||||
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恋も仕事も順調だった三一歳の怜子は、五年付き合い、結婚も考えていた耕一郎から突然別れを告げられる。失恋を受け入れられず、苦しむ怜子は、最優先してきた仕事も手に付かず、体調を崩し、精神的にも混乱する。そして、友人の「好意」から耕一郎に関するある事を知らされた怜子は……。絶望から再生までを描き、誰もが深く共感できる失恋小説。 | ||||
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失恋した女性の話ですがここまでヒステリックにはなれないため共感は出来ず... ですが、結婚のタイミング、相手って何なんだろうと考え直す機会をもらえたと思います。 | ||||
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こわい。こわいです。 唯川さんお得意の、恋愛に狂って常軌を逸した行動を起こしてしまう女性の物語。 ただ、唯川さんの小説はかなり読みましたが、今回の作品はあまり好きになれませんでした。 あらすじとしては31歳の時に5年付き合った婚約者に振られるバリキャリ女性が主人公です。 たしかに狂いたくなる気持ちも、それだけショックが大きい気持ちもわかりますが、実際に主人公のような行動をとれるほどのエネルギーってそんな状態で残っているのでしょうか。そして、あらすじには「絶望から再生までを描く」とありましたが、再生してますか? こちらの作品を手に取った時は、もっと主人公の心の内の葛藤、憎悪や悔しさを復讐で紛らわすかどうかも含めた逡巡が描かれているのかと思ってましたが、予想以上に主人公があっさりと、極端な行動や思考に走る姿が多くて少しがっかりしました。 婚約者もだいぶ心が広いようでしたし...あまり現実感をもって読めなかったのが残念です。 | ||||
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恋愛小説のカテゴリに入るんでしょうか。そのつもりで読んでいましたが恋に落ちるドキドキ感とかときめき感とかは作中まったくなく、あれ…あれ…と戸惑ったまま読了。面白かったです。面白かったけど、恋愛小説ですと言われると「想像していた恋愛小説じゃなかった」という感想になります。恋愛とホラーを足して二で割った作品というか。ヒューマンドラマに近いかもしれませんね。 三十路のキャリアウーマンが本作の主人公。冒頭、長年付き合ってきた恋人にいきなり別れを告げられるシーンから始まります。婚約も済ませていて、仕事と恋愛を両立している自分に満足しきっていた主人公からすれば寝耳に水の話。恋人を失ったことを皮切りに主人公の人生設計がガタガタと崩れていき、延々その転落ぶりを追っていくことになるので読んでいてかなり鬱々とした気持ちになります。 恋愛小説を読んでいる気にならなかった原因の一つは主人公の感情がそもそも恋愛というより執着に近いような気がしたから。「好きだから誰にも渡したくない」ではなく「私のものだから誰にも渡したくない」なんですよねー。もともと主人公はわりと嫌なタイプの女で、恋人のことを人生を綺麗に組み立てるために必要な部品扱いしている節があります。これが無自覚だから怖い。でもすごくリアル。こういう女性絶対たくさんいる(笑)そういった部分をわざとらしさもなしにさらりと書いてしまっている辺りに作者の力量を感じました。 ずっと右肩下がりでマイナスのまま進む鬱屈とした話ではありますが先へ先へと導く面白さは折り紙つき。どんどん道を踏み外していく主人公にバッドエンドの予感しかしませんでしたが、それだけに結末の綺麗さと爽やかさには胸を掴まれました。まさに燃えつきたあとのような終わり方です。苦難を乗り越え、一皮剥けて精神的にぐっと大人になった主人公に初めて魅力を感じました。架空の人物だということを知っていても「頑張れ!」と背中を叩いてあげたくなるような人間に成長していました。 少し惜しかったのは恋人と主人公の間の恋愛描写が薄かったこと。そもそも物語の始まりが別れ話なので、主人公があそこまで恋人に入れ込む説得力が足りなかった。差し引き☆3.5。女の情念溢れる怖い恋愛小説を探している方におすすめ。 | ||||
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耕一郎に失恋し、気持ちを消化出来ずにだめになった理由を探す怜子。けれど、相手の気持ちというのはどうやっても思い通りにならないもので、心変わりは誰のせいでもないのだ。 失恋から立ち直ろうとあがく怜子が、理性では沢山のことを理解しつつも、実際感情面では自分の気持ちがコントロールできずにガタガタと崩れて行く様がとてもリアル。そこからどう気持ちに折り合いを付けて、立ち直る鍵を掴むか。失恋という、世の中で一番理不尽なのではないかと思える出来事に真っ正面から向き合った一冊。 | ||||
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仕事も恋も順調に思われた女性が5年の付き合いの末、 予想もしない失恋を経験する。 その玲子の気持ちの整理ができていない状態から、キチンと過去の恋愛の区切りを つけられるようになるまでの心の動きを描いた作品。 私は20代前半の男ですが、玲子の心や行動に共感したり、それは違う、おかしいと思ったり、 「自分ならこんな時どうするんやろ」とか、自分の過去を思い出したり、未来のことを想像したり、 いろいろ考えたりしながら読んでいった。 きれいな物語ではないが、人ってきれいなものじゃないよな・・・ 人って誰でも、悪いとこもあれば、良いとこもある。 最後に出てくることば、 “出会うべき人にちゃんと出会い、恋すべき人にちゃんと恋をした。” こう思える恋をしよう。と自分に言い聞かせた。 | ||||
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1日で読んでしまいました。それは、主人公だけでなく、登場人物全員の言っている事や気持ちに「そうそう!その通り!」と思えたからです。男性は案外未練もなく別れるということもその通りだと思ったし。ただ、好きな人を忘れられないからといっても、中盤以降の主人公の行動には「分かる」という気持ちではなく怖さを感じました。それと、終盤で主人公の立ち直りの経緯が、あんなに苦しんだ割には、あっさりとしすぎていて少し物足りなかったかな。 女性なら、過去でも現在でも、人を死ぬほど好きになった事はあると思います。そんな人には是非読んで欲しいです。 | ||||
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