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死神と桜ドライブ
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死神と桜ドライブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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著者のキャラクターが良かったです | ||||
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最初は読むのが余りにも主人公が馬鹿なのでイライラしてくじけそうになりましたが我慢で読み切りました最後死神?死体ブローカーが味なことをやってホットしました | ||||
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遺体ブローカーという、珍しいテーマの作品です。 男に騙されて風俗に売られそうになったところ、遺体ブローカーの黒木と出会い、物語は進んでいきます。 目の付け所は良いと思うのですが、もっと闇の世界を深く描いても良かったかもしれません。 それは新堂冬樹さんあたりに期待しますか。 カバー裏の作品紹介で予想していたお話と大分違っていました。 結構、ダークです。 | ||||
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ある凡庸なOLを主人公にした転落と再生の物語。 出だしからスピード感溢れる描写で心掴まれる。善良ながら、無知と愚かさゆえ 男に騙されあっという間に借金を背負い、風俗店、自殺未遂、葬儀ブローカー 犯罪者へと転落していく過程。人生の裏にはこのような罠もあるのだ、と もう一つの世界を見せられる事で否応なしに好奇心をかき立てられる。 葬儀ブローカーという職業はフィクションだろうか。だが死を隠蔽し忌避する 現代だからこそ、社会の裏で暗躍する彼らの描写にリアリティを感じる。 主人公も日常のすぐ近くにいながら、彼らと関わる事で次第に日常を逸脱していく。 葬儀と死を通じて描き出される現代の異界に背筋が寒くなる思いがする。 作品のキーワードはタイトルにもなっている”死神”と”桜”。 主人公を捕らえ異界へ誘う”死神”。 主人公に気づきを与え再生のきっかけとなる”桜” それは主人公が出会う象徴的な人物であるとともに、内面の成長を象徴するワード となっている。その実態が何であるのか、は、ぜひ読んで探してみてほしい。 転落した現代人が日常の裏にある異界を彷徨う、というテーマからはこの本を思い出した。 だが失踪日記が作者の実体験から導きだされたリアルで容赦のない世界を描いて いたのに対し、本書はリアリティの枠組みを少し超え、またそれを描く作者の 眼差しはどこまでも暖かい。それは読む人にとっても、爽やかな印象を残し 心洗われる読書体験になろう。 幅広い年代の方への読書にお勧めしたい。 | ||||
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不思議な死体ブローカーに出会う、ダメダメなOLの物語。 自分の弱さに甘えているどうしようもない愚かな女が、悪徳葬儀屋の手伝いをしながら自分と勇気を取り戻す話。 葬儀屋の裏話やホロリとする老夫婦の話の中、ところどころに不思議な話が降り込められて、ホラーともファンタジーともいえない独特の雰囲気が漂う。 結局、死体ブローカーの正体はわかりませんでしたが、死神だったんでしょうかね? 黒木さんの他の活躍が読んでみたいです。 | ||||
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男にだまされた主人公、遺体ブローカー。 全編シチュエーションもストーリーもダークで冷たい印象の中進んでいきますが、 その中で、老婦人とご主人のエピソードや登場人物の主人公の変化を通して、 暖かく光が差すような展開が加速度的に繰り広げられるので、だれることなく 読み進められました。 タイトルは確かに「死神」(遺体ブローカー)、「桜」が出て来るのでそのまま といえばそうですが、それ以上に、読んだ後に残る空気感、ダークなものと 暖かいものが織り交ざった、この物語が持つ空気感そのものをいい得ている 気がします。 登場人物が魅力的なのもいいです! | ||||
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男に騙されてすべてを無くし、死を覚悟した女を救ったのは謎の遺体ブローカーっだった!? 遺体の争奪戦とか、葬儀の裏側とか、なかなか珍しい興味深い舞台設定でとても面白く読めました。 強欲な人間たちの醜いシーンが続くのかと思っていたら、苦楽を共にしてきた老夫婦の愛、その老夫婦を慕う人々の愛情や優しさなど、ほろりとする場面もあってホッとしました。そして、そんな人々の気持ちに後押しされ、主人公が死神に勝負を挑む。そして……。 謎は謎のまま、読者を放り出すような、あるいは余韻を残したようなラストでしたが、これは続編があるからなのでしょうか? また遺体ブローカーコンビ(と言っていい関係なのか。このあたりも謎なのですが)の活躍を見てみたいです。そして、少しずつ謎が明かされるのを期待します。 | ||||
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男に騙され裏切られヤクザに売り飛ばされ、美咲は車に飛び込んで死のうとする。その車に乗っていたのが遺体ブローカーの黒木と正塚で、事故車の弁済をするために仕事の手伝いをさせられることになる。売り飛ばされた先のヤクザからは逃げられたけれど、別の闇に飛び込んだというわけだ。 そういうわけで、遺体ブローカーの世界を紹介する感じのお話…だったんだけれど、最後の方で少し風向きが変わって来て美談ぽくなった。でも、物語の入りの重々しさを鑑みると、当初予定の暗いストーリーにした方が一貫性があった気がする。 そして、黒木と正塚のファンタジー設定についても、生かし切れていたのかどうかが良く分からない。遺体ブローカーというリアル中のリアルの存在にファンタジーを重ねたのが、どちらも中途半端な感じにしてしまった気がする。 逆に、これによってリアル過ぎず鬱々とし過ぎない効果をもたらしたという見方も出来るのかも知れない。しかし、元々のテーマが軽いものではないのだから、変に軽くすればその本質を見失わせてしまうのではないのかな、と個人的には思った。 じっくり緻密に描けば、すごく面白くなるテーマだと思うのだけれど。。。 | ||||
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