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(短編集)
祈りのカルテ
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祈りのカルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 41~55 3/3ページ
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本は日々読んでいるのですが…「小説」は〇年振りに読ませて頂きました。 主人公はいろいろな診療科で勉強する研修医。 その研修医が担当する5人の患者さんとその周りに起こる謎を解き明かしていくミステリー小説です。 わたくしもこのスーパーローテート制度で研修した一人として、読みながら15年ほど前の自分がリアルに思い出されました。この主人公と同じように大学で研修していたこともあって、どのお話も実際にありそうなエピソードであったことと、知念先生の表現力や描写力が相重なって本の中に入り込んでしまいました。 1つ1つのお話は短くまとまっており、スキマ時間でも読むことができます。 多くの人が楽しめると思いますし、医療者でも楽しめる本としておススメします。 | ||||
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ドキドキしながら読み切りました | ||||
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「大学病院」の「研修医」のストーリーです。 ①彼女が瞳を閉じる理由 愛する男性の暴力から逃れる為、大量服薬を繰り返す女性のストーリー ②悪性の境界線 保険金によって家族を幸福にしようと、開腹手術を希望する80歳の老人のストーリー ③冷めない傷痕 幸福な未来を手に入れる為、下腿に熱湯をかけた母親のストーリー ④シンデレラの吐息 愛しいパパに会いたいが為に自分で薬を捨てていた少女のストーリー (ふと服薬はナースが確認するはず?という疑問は生じたが) ⑤胸に嘘を秘めて 突発性拡張型心筋症の女優のストーリー 患者の悩みを真剣に考え、それを解決するだけの能力と優しさを備えた「研修医」の心温まる作品です。是非皆様お読みください。このようなドクターに出会えた患者さんはラッキーです! | ||||
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実際に医療現場を知っていないと書けないと思えるほどリアル 短編だがどの作品もよい | ||||
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研修医の諏訪野良太は、2年間の初期臨床研修で、様々な科を回っていく。その中で、いろいろな事件(医療的なものだが)に出会い、見過ごされがちなヒントをもとに必死に動き回り、なんとかよい結果に導いていく。心がほっとする解決になる。だから、後味はいい。素人なのでよくわからないが、ちょっと出来すぎの研修医かもしれないようには思う。出てくる看護婦や指導医師も、いい人が多い。こんな病院なら、もしかのときにかかってもいいかもね。 | ||||
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この本を読んで以来"知念実希人"作品を立て続けに読んでいます。読みやすく理解しやすいですがそれぞれの作品に考えさせられる深さがあります。 | ||||
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純正会医科大学附属病院の研修医である諏訪野良太が、様々な科を巡りながら、患者の悩みを解決していく5つの医療ミステリ。 どの話もよく考えられていたが、研修医の諏訪野の勘が良すぎるし、研修医なのにうまく行き過ぎていた気がする。 患者との心温まる話はあったが、問題があっさり解決しすぎていて物足りなさがあった。 | ||||
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これまで他の作品にちょこちょこ登場していた、なにげに魅力的な諏訪野先生の研修医時代のお話。 最初は、よくあるエピソード的な話の寄せ集めかなぁと思って読んでましたが、なかなかどうして、さすが知念さん。 最後は涙涙で、もう一度読み返しました。心温まる作品の一つです。 | ||||
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各診療科を回って研修中の、洞察力抜群の青年研修医の視点で書かれた医療小説。 無理筋なストーリー展開ばかりだなあと思いつつ、それぞれの章がテンポよく、医療知識も無理なく吸収しながら2時間ほどで一気に読了してしまった。 | ||||
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氏の著作はまだ2冊しか読んだ事ありません。殆ど一見客です 楽しく読めるけど、突っ込みドコロが多い 自殺企図の患者には、必要なくても胃洗浄毎回してやれ!(←苦しくて「もう嫌だ」になる位。…それとも「慣れ」ちゃうかなあ?)と、思うし、 「がんが粘膜内にとどまっていたら必死の行動も無駄」には、物凄く根本的なトコがズレてて、更に、おいおいおい、それは通常「ズル」というんだよと、思う 後ろめたい過去の事情は「言わぬが花」だと思うから、「恋人に事の真相を告げろ」のアドバイスは「意地悪」だと思う… 子どもは純粋と言うより単純だと思うし、姉が拡張型心筋症で妹が腎炎透析患者ってどういう家系だよ。と思う しかし!脳死判定を行う前に生体移植をしてしまう。これには「その手があるのか!」と、一つ目からうろこが落ちた。←って角膜とかでも使えるのかなあ? 腎臓・肝臓・骨髄は行けるよね。後は?と変な方向性に興味が湧いた 個人的には、長岡弘樹氏と同系統の印象 概ね楽しく読めるかと思います | ||||
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医療ミステリー短編集。研修医として、様々な医局で研修を重ねる諏訪野が、その観察力、洞察力により、患者の抱える秘密を明らかにして、問題を解決していく連作ミステリー。サクサク読めたし、面白かった。 | ||||
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まだ、呼んでいる途中ですが、短編から構成されているので、とても読みやすく、重たい内容の割に軽く読み進めることができます。 この著者のブラットラインのような読み終えてから何とも希望のない、行き場のない悲しい話はごめんだ、今は緩い読み物が読みたい という私の希望にぴったりの本でした。少なくても3話までは、暖まるけれど納得するいい話でした。 ありがとうございました。 | ||||
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「彼女が瞳を閉じる理由」、「悪性の境界線」、「冷めない傷跡」、「シンデレラの吐息」、「胸に嘘を込めて」の5作からなる連作短編集。 主人公で研修医の諏訪野良太が患者の悩みに鋭く気付き、一番落とし所の良いところに持っていく。有能過ぎる気がするが、それも気持ち良い。 実に優しく温かい医療ミステリー。どれも読みやすく面白かったが、お気に入りはやはりラストの「胸に嘘を込めて」。 患者である絵里の思いと、それに寄り添う諏訪野の思いに思わずホロリ。やっぱり知念さんの作品は面白い。 | ||||
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医学ミステリーの旗手の最新作で、本作も連作短編集ながら、様々なアプローチから医療の現場を舞台に手堅くまとめられている。 ただし、「悪性の境界線」だけは大きな問題があると言わざるを得ない。 というのも、この作品ではある誤った知識をもとに、メインの謎が構成されているからである。 実は以前にも同じ作者で同様の誤りを発見したことがあるのだが、その作品では小説の根幹にかかわるほどの大事ではなかったので、あえて指摘しなかったのだが、本作はさすがにまずいと思う。 ネタバレになるので誤りの内容についてはコメント欄で触れるが作者だけでなく関係者一同、猛省を求めたいところである。 | ||||
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研修医が初期臨床研修中の5つの科で起こった医療ミステリー。 ストーリーは連作短編で5つあります。 いずれも医療観点からアプローチ。 医者として接した患者に対するハートフルな仕上がりになっています。 あたたかいメッセージが伝わってきます。 ミステリーとしては、意外と素直な展開。 医療現場では、医者と患者がこころを通わせることが大切。 そうすることにより、真実が見えてくると力説しているように思います。 | ||||
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