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ディア・ペイシェント
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ディア・ペイシェントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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NHKのラジオ深夜便で著者がインタビューを受けているのを聞いて興味を持ちました。 医師が書いてるだけに説得力あり。 病院、患者、そして医師も、いろいろあることがよくわかりました。 同時に買った、彼女の他の本「サイレント ブレス」も面白かったよ。 | ||||
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とても気に入りました。 | ||||
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いやいや、久々につまらない小説を買った。ドラマ化なんて見てて気分悪くなるからやめたらいいのに。 | ||||
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『サイレント・ブレス 看とりのカルテ』よりも面白いです。病院外来を舞台としたサスペンスで、現役内科医である著者の経験が活かされている。 誰もが外来患者として治療を受けた経験があるので、身近な出来事のように感じる。また、その身近な出来事が恐ろしく、まさにリアルだ。 同僚の医師が亡くなったり、また襲われて刺傷したり、今度、次のターゲットは主人公じゃないか?と思わせる展開は読者の関心を引く。 最近は、治療方針に対して、平然と医者に不満をぶちまけたりする患者がとても増えてきている。更に、医療ミスにも訴訟を辞さない時代だ。しかも、潰れる病院も出てきている現在。力関係で、医者よりも患者の方が強くなっている。 そのような背景があるからこそ、このストーリーが面白いのだと思う。著者の着眼点がいい。 | ||||
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私たち患者は、医師に対して尊敬、感謝や羨望の思いをもって接しています。 著者は開業医の娘で主人公の勤務医、真野千晶の人生を通して、医療現場をリアルに描きあげています。 私たちは病院の裏側をうかがい知ることはできないのですが、読み進めるに従って厳しい現実を知らされます。医者としてのノルマ、対人関係のストレス、医療訴訟、自身のケアなどは普通の人間の生活に比べたらとてもハードです。 自己中心的で理不尽な要求、果ては暴言・暴力を繰り返す患者が真野千晶の前に立ちはだかります。 | ||||
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サイレント・ブレスを読んで新しい意識を知り、もっと読みたいと思いこの本を読んで医療の世界の現状を少し覗けた。 自分の通院経験から、この本に書かれているようなお医者さんにかかりたいと思った。セカンドオピニオンを選択することをおそれないで行きたい思わせてくれた。 | ||||
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・著者の前著「サイレント・ブレス」が面白く参考になったので、引き続き本書を紐解いた。 ・民間総合病院の勤務医、真野千晶が遭遇するこれでもかこれでもかというばかりの現代の医療の問題点の多彩さと複雑さに圧倒されるとともに、深く考え込んでしまう。 ・総合病院の外来は5分間診療と言われ始めて久しいが、最近は本書によれば3分間診療になってしまっているらしい。勤務医の過剰で過酷な負担とそれに伴う過少診断による患者の不満は解決の糸口が見えない。モンスター・ペアレントならぬモンスター・ペイシャントは増加することはあっても、減ることは期待できない状況にあるようだ。 ・このような状況では、せっかく気高い使命感を持って医師になったのに、真面目な医師ほどストレスでつぶれてしまいかねない。医師の自殺率は一般の1.3倍になるという。 ・評者はオランダ駐在経験があるが、そのオランダの医療制度の根幹には「かかりつけ医制度」があり、うまく機能していることを実感した。オランダでは何かあれば、先ず「かかりつけ医」で見てもらい、必要があればそこから大病院を紹介してもらうのである。評者も骨折の折、この病診連携システムで大病院に紹介してもらった経験があるが、連携は大変スムーズだったことが印象に残っている。日本の大病院が3分間診療から抜けて患者に寄り添う診断を取り戻すには、こうしたオランダのような「かかりつけ医制度」を導入するのも一つの方向ではないか。 ・前作「サイレント・ブレス」以上に興味深い医療を取り巻く出来事(多彩な患者像・クレーマー像、院内人間関係、病院経営、医療訴訟等々)が散りばめており、筆者の取材力、構成力に並々ならないものを感じた。 | ||||
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As a hospitalist, I strongly recommend this novel. The background theme is universally common in our real world in Japan. What is the effective way to resolve ineffective daily work? Medical doctors are sometimes in danger of bun out because of too many minor works. Those minor things disturb us to focus on our patient care. This novel might show the remedy for our intrinsic complexed problems. The author recalled me why I choose my profession. | ||||
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医師視点の患者からのクレームばかりの話。 ずっと暗くて展開もほぼ同じで、途中で読むのをやめました。 | ||||
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CS(顧客満足)というフレーズが世に出てからサービス業から一般企業へと浸透していった。 消費者意識が高まってくると共に、CSをあげるための様々な工夫が繰り返されてきた。 CSを数値的にあげることにより、経営効果があるとみなされた。 そして、CS経営という名のもとに、過剰なサービスが繰り返されることとなった。 そんな中、病院までもがサービス業としてみなし、CS志向に重きを置くようになっている。 病院もB to Cと捕らえ、リピーターを増やすために、CSは必要なのかもしれない。 然しながら、ひとのいのちを救済する医療行為という原点はぶれないでほしい。 本書に”まずは誠実に耳を傾けること”として、過剰でマニュアル的なCSに一石を投じている。 確度の高い診察と診断、治療は信頼関係を築く賜物である。 それを忘れないで欲しい。 一般企業も社会への役割を踏まえ本来の姿に軸足を置いて欲しい。 | ||||
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個人情報保護?コンプライアンス?ストーカー?そしてクレーマー。自分の首を絞めるように、どんどん窮屈になっていく現代社会を我々は危惧しています。息のできる空間が狭められて行くような緊迫感の中で医は仁術と焦る主人公、女医千晶。とても面白い小説でした。3元となった場面切り換えが、勤務先市中病院の他、システマという武術の道場、そして郷里山梨の父の診療所というのも良かったです。診療所裏の滝のほとりに行っては、よく腰を下ろしているお父さん!そのエンディングも素晴らしかったと思いました。 | ||||
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母の介護、入院などを経て病院に良く通った経験からとても身近に感じました。 次回作が楽しみです。 | ||||
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医療現場で働いています。 実際あり得る話にひきこまれました。 次回作が楽しみです。 | ||||
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このような本を現役女医が出版すること自体、正直、不快だ。「失敗しようと思って医療行為をする医師はひとりもいない。」果たして本当にそうだろうか??大いに疑問を感じる!中にはモンスター患者もいるかもしれないが、患者側が薬を服用して副作用が起きて体調が悪くなったと患者側が訴えても、怒り出し、患者を小馬鹿にするだけで一切、取り合わず話を聞かず、更に患者に合わない薬の量を倍にして処方したり(これなど殺人未遂に等しい)「モンスター医師」も少なからず存在する。私は身を持って何度も体験している。自分の命は患者自身が賢くなり守るべきだと切に痛感している。 | ||||
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この本を読むまで、知らなかった。知ってたら知り合った女医と喧嘩せずに済んだ・・・かも。医師はもっとリスペクトされるべき。ってまず自分からだな(笑) 医師として先輩である父親のことばが優しい。 「その人の山を一緒に登るんだ」 「患者を信じるからこそ、医師はリスクのある行為に飛び込むことができるのに」 「一方通行の聞き方では、いい医療はできないよ」 いつも、ありがとうございました、はちゃんと言ってるが、次回からはもっと心を込めようっと。 | ||||
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勤務医です。ここまで一気にトラブルが重なることはないと思いますが、、散発的に3年くらいの間に起こってもおかしくはないのが今の(二次救急までやっている)総合病院の実情だと思います。 希望の持てるエンディングで良かったです。 | ||||
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文章が読みやすく、引き込まれました。 だからこそ、読んでて辛かったです。 夜間当直の日は、あー、今夜当直か〜、と憂鬱な気分になります。L患者(低気圧。モンスターをそう表現してる)が来ると、こちらも身構えます。 病院を利用する全ての人に読んで欲しいけど、L患者になる人は本なんか読まないですよね。ドラマ化すれば、もっと分かってもらえるのかな。 難関医学部目指して猛勉強した優秀な人達が、こういう日々を送っているのかと思うと虚しくなります。 とりあえず医学部目指してる人は読まないほうがいいかも?或いは現在の医療や病院を根本から変革するつもりで臨むか? 医療とは何か考えさせられました。 | ||||
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私もいわゆる市中病院に勤めていますがこの作品ほどではないですが面倒くさい患者様、多いです。「面倒くさい」と感じる感覚自体、問題なんでしょうが…。 とてもタイムリーな作品と思いますのでドラマ化を希望します。 | ||||
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病院がサービス業となった現代の医療において、3分診療や過重労働に苦しむ女性医師を主人公に、患者様といかに寄り添っていくかを描いた物語。 医師を中心とした医療に携わるスタッフの苦悩や、患者のモンスター化がリアルに描かれていて楽しめた。 花粉症の薬をもらいに夜間診療にきたり、救急車で運ばれて検査を受けたのに悪いところがなかったからお金を払わないといったりするのは序の口。 処方された薬を紛失した、盗まれた、認知症の母が捨てたと嘘を繰り返して何度も同じ薬をもらったり、ネットに一方的な誹謗中傷を書いて拡散したり、麻薬のような鎮痛剤依存になって痛み止めを強要したりと、ものすごいケースもあった。 「患者様プライオリティー推進委員会」なるものが、果たして本当に患者のためになるのか、単に医師を疲弊させるだけなのではないかと思ってしまう。 過重労働、過重責任で苦しむうえに、訴訟まで抱える医師の苦労が十二分に伝わってきた。 人はいつか必ず死ぬ。だから、治すための医療だけでなくて、幸せに生きるための医療、たとえ病気があっても病気と共存して最後まで心地よく生きられる治療を誠実に行って、その先に死があってもそれは受け入れるという言葉が胸に響いた。 | ||||
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自分の行動を見直そうかなと思える1冊でした。参考にさせて頂きます。 | ||||
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