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バイ貝



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【この小説が収録されている参考書籍】
バイ貝
バイ貝 (双葉文庫)

バイ貝の評価: 3.25/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

読むのに3日もかかってしまった

ところどころ笑え、ところどころ感心させられ
面白いところも、あったと言えばあったのだけれども
なんというか、その間隔が広過ぎるので飽きてしまう
結局、すべて読み終わるのに3日も費やしてしまった
その上、オチはどこか納得のいかないものと来ている
もうちょっと小刻みにネタを挟んでくれるとか
もうちょっと話を大きく展開させるとか
そういう工夫があっても良かったように感じた
バイ貝Amazon書評・レビュー:バイ貝より
4575237647
No.2:
(1pt)

買うと鬱が増えるかも

読んでいて初めは面白い!と素直に思いましたが、この作品はお金を使うことで「鬱が増える」という設定になっており、文中に何度も何度も「鬱」という言葉が出てきて、内容がしつこく物語にほとんど進展がないため(ずっと自分の心境を語っているだけでほとんど何も起こらない)、読み進めるうちに何だか損したような、いやな気分になってしまいました。

でも、そういうずっとスルメを噛んでいるようなしつこい文体が好きな人にはお薦めだと思います。(ただ僕のように物語にストーリー性を求めたり、読後に気分をリフレッシュさせたいと思っている読者には不向きだと思いました。)
バイ貝Amazon書評・レビュー:バイ貝より
4575237647
No.1:
(2pt)

この本をバイ貝したが、1200円分のウツは減じなかった。

むしろウツは増えた。

この本の出版直前、マーチダ先生が宣伝のためにテレビにご出演なさっていた。
マーチダ先生は少しく太られ、相変わらずぐりぐりした目つきでそこらをにらみながらしゃべってらっしゃった。
それを見ていたら、昔読んだ先生の諸書がなつかしく思え、久しぶりに新刊を読んでみようという気になった。

アマゾンでこの本を注文した。新品で本を買うのは久しぶりだった。
本が来た。いい気分だった。久しぶりのマーチダ先生の本だ。これで私のウツは200円ほど減じた。
アマゾンの段ボールをびりびりと盛大に引き裂く。これもまた気持ちがいい行為で、30円ほどウツが減じた。
早速読んでみる。ふむふむ。庭の雑草を刈ろうと、ふむ。それで高い鎌と安い鎌、どちらにしようかと……。
この辺まではおもしろかった。久しぶりの町田節に酔いしれた。ウツも150円くらいは減ったかもしれない。

しかし、このあと、話は何も進展しないまま、あれを買おうか、やめようか、ウツが10万円、いや8万円、などとグダグダと続いていき、それでいつのまにか終わっていた。というか、最後の三分の一くらいは、ぺらぺらーとページをめくって終わりにしてしまった。

最初は良かったのだ、久しぶりということもあり、パンチが効いていて。
しかし、途中から中だるみ。ここから私の中にウツが積もり始めた。
そして後半、もう苦行である。なぜこの本を読まねばならないのか。それは新品で1200円も出して買ったからだ。
それだけを言い訳として、私はウツの海の上を、嵐の中を、雷鳴の下を、脆弱な舟で進んでいった。

結果、本が期待していたほどおもしろくなかったというのと、時間を無駄にしてしまったということで、私のウツは積もりに積もって5000円ほどになっていた。
マーチダ先生、どうやらこの本にはウツを埋める効果はないようです。そして私には、積もり積もったウツが、美しくは見えません。まだまだ金の遣いが足りないせいでしょうか。

ということで私は本棚から、同マーチダ先生の「くっすん大黒」「爆発道祖神」「土間の四十八滝」など、お気に入り=つまりウツを減じる効果が確実に期待できる本を引き出すと、それらを読んで爆笑し、「バイ貝」による傷を癒したのだった。
バイ貝Amazon書評・レビュー:バイ貝より
4575237647

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