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(短編集)

弱気の蟲



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弱気の蟲の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

甘い構成

此処に出ている作品についてスリラー小説でも、探偵小説でもなく自分の欲望を満たすための社会での生き方を
実験しているようです。清張の作品にしてはフーン?と、いう所の様に思います。
弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)Amazon書評・レビュー:弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)より
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No.3:
(5pt)

読み応えあり

松本清張の作品は、10台の頃に出会ってから、最近モーレツに読み直している!この作品も、齢70才を迎えようとしている「今」だから、味わい深く感じると思う!
弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)Amazon書評・レビュー:弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)より
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No.2:
(4pt)

「弱気の蟲」に対して星4つ

この本には「二つの声」と「弱気の蟲」の2編が収録されている。両編とも殺人(犯)が主語ではなく、それに絡む人々を描いた小説で「二つの声」は、展開が少し無理、こじつけの感を受けた。「弱気の蟲」は殺人事件関係なく面白い。
主人公の性格、意思の弱さは自分でも持ち合わせており共感。
弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)Amazon書評・レビュー:弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)より
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No.1:
(3pt)

表題作は力作だが、もう一作は・・・

表題作は、ノンキャリアの小官僚が麻雀に溺れて破滅していく。
私も弱いくせに麻雀に多大な時間を費やしていた時期があるので、何やら身につまされて痛かった(笑)。
情けない小人物(つまり大多数の平均的現代人)を描かせては、清張の右に出る作家はいないな。
男が破滅していく話は作者の十八番だが、原因が純粋にギャンブルのみで女や陰謀が絡まないのは、かなり珍しい。

『二つの声』は、野鳥の声を楽しんで歌を詠むという典雅な趣味が、犯罪に巻き込まれる。
偶然録音されてしまった会話から推理を巡らすという趣向はユニークだが、結末がいい加減すぎる。
オチを決めずに書き始めたのか。清張の駄作にありがちなパターンだ。
弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)Amazon書評・レビュー:弱気の蟲: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)より
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