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潔白
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潔白の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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| 表紙のデザインにつられ、何となく読み始めたら 硬い内容にも関わらず、イッキ読み! テーマは重くても筋が面白く、ミステリーの醍醐味を味わえる!司法のあり方や死刑制度を考えさせられる本でもあり、主婦層でも充分楽しめるミステリー感、偶然見つけた満足の一冊でした! | ||||
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| 現実の沖縄問題とクロスする近未来小説「尖閣ゲーム」でデビューした著者の第二作「潔白」は冤罪による死刑をテーマにした「真実」を巡る司法小説。正確には司法小説という形式を借りた「人と人々」、「個人と社会」に生起する「正義」と「真実」を問う小説である。奇しくも共謀罪が施行された翌日に出版され、出版の翌日には再審請求中の一人を含む二人の死刑が執行された。小説という虚構が現実を召喚したような感慨を持つが作者の綿密な取材に裏打ちされたうんざりするような司法界の実情、読む者の感情を作品に移入させる登場人物の言葉と情況描写、そして謎を孕みながら展開される物語は“現実的”である。私たちが「真実」と思っていることは実はある特定の力によりそれを「真実」と思わされているだけかもしれない。国家の真実と個人の真実。それは等価ではなく大きな乖離と不均衡が存在する。フジテレビ系で放送され高視聴率を得た熱血検事の物語「ヒーロー」はそうした真実を隠蔽する。国家は国民を守るために存在するのではなく国家を維持するために存在する。その結果として国民は守られることも抹殺されることもあるだろう。それと同じ構図があらゆる組織にも存在する。組織を防衛するための個人。その結果として守られる個人と遺棄される個人。そこで為される「正義」とは? 本文で260頁足らずという決して長くはないこの作品は「推理小説」としてはその“欠陥”を指摘されることもあろう。しかしこの「潔白」の魅力は終盤にこそ性急な展開でどんでん返しが起きるが決して複雑なプロットがあるわけではなく寧ろそうしたものに依拠しないで読ませる所にある。つまり作品としての「終わり=犯人」は記されているが「答え」は宙づりにされている。作品に埋め込まれ、さりげなく提起されている「問題」。読者はそれを作品から発掘し持ち帰ることで自ら作品の奥行きを深めることが出来る。またそうしたことを通じて読書仲間とあれこれとゆんたく(おしゃべり)しながら語り合いたくなる作品でもある。作品それ自体の物語で完結せずに空白を残し開かれている作品。それは優れた作品の特権でもあろう。ちなみにカバーに使われている写真は写真家集団マグナムに所属する著名な写真家パオロ・ペレグリンの「雪が積もった線路を歩く人物」。それは「潔白」の登場人物、国家という得体の知れない存在に与する者、抗する者たちの心象風景を象徴的に表している。俯瞰で撮影された雪の積もる線路の先が広く開かれてトリミングされたモノクロの風景。うつむき気味に歩む“その人”の向かう先には微かだが確かな光が見えているはずだ。※気持ち的には☆5ですが余白のないものは嫌いなので☆1つ分を空けておきます(笑) | ||||
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| 死刑執行済みの再審事件をテーマにした司法小説。組織防衛に走る検察と裁判所、それに対する弁護士、遺族とマスコミという構図の中で、物語は始まる。もちろんそれだけでも手に汗握るストーリーだ。丹念な取材に裏付けられたであろう司法手続きの流れを知るだけでも「そうなのか!」と唸らせるし、組織防衛に走る検察の心理も説得力のある描写で描いている。 しかし、この「潔白」の真価は司法のドラマ、それだけにあるのではない。 序盤の何気ない伏線が、終盤に至る過程でまさかの結末に収束する。登場人物の機微も、著者ならではの筆致で描かれ、終始、説得力のある人間のドラマとして展開する。面白いというだけでなく、司法の現実、警察捜査の闇を知る意味でも読み応えのある小説である。文句なくオススメ。 | ||||
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| 少しだけ、と思って読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。文句なく面白い!司法ドラマとしてもリアリティに溢れ、そこに登場する人物の心の描写も丁寧でわかりやすく、作品の世界にすんなり入れました。オススメです! | ||||
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| 中盤からハラハラドキドキが止まらず、結果はどうなるのかと手に汗を握って読了しました。 司法の闇や冤罪、死刑制度について改めて考えさせられました。 | ||||
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