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(短編集)
彼女たちはみな、若くして死んだ
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彼女たちはみな、若くして死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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刑事もののを原典というもので とても面白い。 | ||||
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70年以上前に出版された本が2017年に再出版されて読めることに驚きます。19世紀終わりから20世紀前半の犯罪ノンフィクション。関係者の会話が詳し過ぎて、そこは創作なのかな?と思ってしまいました。とは言っても、面白く読みました。不謹慎ですが。 | ||||
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とにかく、淡々と痛ましい。 面白いと言う表現は慎むべきかもしれないが、おもしろい。 短くまとめられた事実がずっしりと読み応えがある。一編一編が膨らませば十分に長編として一冊の本になりそうな内容だから、この中身を自分なりに物語にしていくと二度楽しめる。 お勧めの一冊。 | ||||
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実際にアメリカとイギリスで起こった殺人事件を(非常に抑制された脚色を加えて)淡々と描写する短編集。 原著は1949年刊とのことだけど、古さは感じない。 事件だけを描写しており、極力ドラマチックな描写は避けられているのだけども、被害者や遺族、目撃者、そして犯罪者がそれらの事件に至るまでに積み重ねてきた、それぞれの生き方までが行間からにじみ出している。 のちに「警察捜査小説」というジャンルを生み出すきっかけにもなった作品と聞くとまた興味深い。 暇になればウィキペディアで「未解決事件」「各国のシリアルキラー」「行方不明になった人物」とかの項目をAからZまで順番にじっくり読むのが大好きな人とかに向いているかも。(私もそのたぐいです) | ||||
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若い女性をめぐる犯罪実話集。10篇が収録されており適度な長さで読みやすい。 犯罪実話集と言うと、日本では牧逸馬の「世界怪奇実話」(犯罪以外も対象だが)が想起されるが、あれほど煽情的ではない。 事実関係を丹念に拾い出し、シンプルに語ることによって、関係者たちの心情を浮かび上がらせると言う手法で書かれている。 また各話において犯人(あるいは容疑者)の顛末が書かれているが、有罪判定やあるいは科刑(死刑が多い)のあり様が、現代とはずいぶん異なることも興味深い。 女が出てくれば当然男も出てくる。加害者として登場する男は皆、冷酷な人でなし、身勝手な乱暴者、生活破綻者、小心者、連続毒殺魔など、どうしようもない奴らばかり。数編の例外を除いて「奴らはみな、愚かにして殺した」とでも副題をつけたい。 | ||||
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・・・でしょうか。(タイトルの続き) まず死体が上がり、そこにやってきた警察がその事件の謎を解き犯人を明らかにする。 そんな日常的に行われていることを淡々と綴っています。 解説にありますが、筆者は中立姿勢を徹底しているため登場人物の内面描写など行わず 事実だけを書いているので、普通のミステリー小説にあるような読者がトリックを 考えるような余地はありませんがそこが本書のいいところです。 長編ミステリーを読む気分ではないけどミステリーは読みたい、という人や 短い時間でさらっと読みたいときにオススメです。 | ||||
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1949年に出版された犯罪実話もので、19世紀末~20世紀前半の事件を扱っている。 若い女性の殺害された事件ばかりを集めてはいるけれど、決して煽情的な雰囲気ではなく、 淡々とした筆致で著者は事件とその捜査の様子を再構成している。 クラシカルなミステリ短編集を読んでいるような味わいの作品でした。 巻末の解説に、それぞれの事件のちょっとした補足もあります。 | ||||
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