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結物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
結物語 (講談社BOX)

結物語の評価: 4.31/5点 レビュー 52件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 41~52 3/3ページ
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No.12:
(4pt)

結びの一冊

それぞれの5年後を描いた本作.
阿良々木君は社会人になっています.
その視点で書かれている作品です.
表紙の麗しい女性はどなた?
あのお方だったんですね.

 羽川さんは激しく勉強中という事なのかな.
その先にどんな事を言うのか少し楽しみな気もします.

 「蕩れ」な一冊,素晴らしいです.
結物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:結物語 (講談社BOX)より
4062839008
No.11:
(4pt)

結びに相応しい(※ネタバレ)

ラストはちょっとコメディタッチのすれ違い劇で、結びの巻として相応しい読後感だった。
 物語ヒロインズの五年後が大体開示される今巻であるが、羽川のくだりについては、ちょっと苦味が走った。
 そもそも、猫物語(白)辺りで、一応一つの決着を見たと思われていた恋愛問題が、阿良々木暦、羽川翼、共に二十三歳になって再び蒸し返されるとは。
 そして、あの時には「他に好きな人がいる」と答えた暦も、今回は「高校の時、好きだった」と告げてしまう。ずっと後悔していた、というモノローグ。
 阿良々木、羽川、戦場ヶ原における三角関係は、あるいは展開次第では十分に禍根を残し得る問題だったとは思うのだが、物語シリーズの軽妙さ、そして、羽川と戦場ヶ原の親友のような関係によって、やり過ごされてきた。
 羽川が仮に、阿良々木に今でも好意や執着を感じているとして、だとしたらそれと逆行するように世界に出て、関係を断ち切っているというのは何故なのか。何故なのか、というよりはそんなことをして本当に彼女は幸せになれるのだろうか。
 そして、何よりもうどうしようもない、と思えるのは、阿良々木が自分を卑下し、現在の自分と現在の羽川を遠くに位置付け、『今の僕を今の羽川が何とも思っていなくて本当に良かった』と締めているところだ。本当に羽川は阿良々木の手の届かない所に行ってしまったのだろうか。というか、行ってしまったままでいるのだろうか。
 モンスターシーズンの第一巻、『忍物語』は、オフシーズンの『業物語』、あせろらボナペティにおける最大級の爆弾、彼女の来日をテーマにしたもののように思える。五年の時間をこれから埋めていくのか、あるいはモンスターシーズンにおいて、結物語の続きの時系列も描かれるのか、気になる所だ。
 今回安心したのは老倉育のことで、自分は彼女にかなりの愛着を持っているのだが、『愚物語』のそだちフィアスコのラストにおけるかなりのどうしようもない展開から、『撫物語』、『結物語』と彼女のその後が見れてよかった。特に今回はヒロインズの中で暦と最も軽妙な会話を繰り広げているのが彼女だったことに安心した。阿良々木暦という人格形成に深く関わりつつも、なかなか手の届きにくい所まで行ってしまったと思えた彼女も、何だかんだで幼馴染らしい腐れ縁さを発揮し、五年後も阿良々木と楽しくお喋りするくらいは出来ている。好意ではなく嫌悪だけれど、阿良々木暦という単体個人に最も執着しているのは老倉であると思えるだけに、結ばれることなくとも、何だかんだで五年後も親しさを発揮し続けるのは微笑ましい(逆に他のヒロインズはそれぞれの道を歩むというか、一人一人が主役級の物語に進みつつあるという気もする)。気兼ねなく罵倒を挟みつつ展開する会話は幼馴染らしくてなかなか良かった。
 結局、羽川の事も老倉のように、何だかんだで座りのいい決着が訪れるのかもしれないけれど、羽川の消息不明っぷりは容易に手を出せそうなものではなく、モンスターシーズン、ここからの展開は海外からの因縁の来訪者に、羽川の忍野探し中の海外編、膨らむ月火の問題性に、海外で研修を受ける阿良々木と、なかなかワールドワイドなことになるんじゃないだろうか。そこはとても西尾維新らしい。
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No.10:
(5pt)

最高

撫物語から半年近くしか経っていないのに、
物語シリーズを5年ぶりくらいに読んだ感覚となりました。それぞれの成長が目に見えて良かったです。
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No.9:
(5pt)

題名から、期待しちゃうよね

阿良々木暦、羽川翼、戦場ヶ原ひたぎetc…の結びの物語 愚者の贈り物 最後の結びまで…読み続けて良かった(万感)
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No.8:
(5pt)

物語シリーズ集大成

シリーズ第22作。
継続して第1作「化物語」から追いかけている者としては、登場人物達の成長した姿を触れることが出来る喜びを感じるとともに、
思わず落涙してしまいそうになる物寂しさも感じてしまったというのが正直な感想である。
ここまで登場人物達の成長・将来像を描き続けているという作風の素晴らしさに着目し、☆5評価とした。
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No.7:
(5pt)

ツバサ・ハネカワ

私は羽川翼が化物語のころより一番好きです。
そんな私が3話のみとめウルフを読んだ後に思いました。

ああ、俺はみとめウルフを読むために今まで物語シリーズを読んできたんだ。
ああ、今まで物語シリーズを読んできて本当に良かった、と。

羽川さんが好きすぎるんでここまで思ったのかもしれません。
他の方のレビューにあった最後の一言で嫌いになったというのがありましたが、
私的にはあの一言もみとめウルフという話の魅力に感じます。
みとめウルフはシリーズ歴代の話の中で一番好きです。

つづらヒューマンの老倉との絡みも面白かったですし、
北白蛇神社で阿良々木君が決意したこと、
最後の戦場ヶ原とのやりとり。
オフシーズンで一番面白いのは間違いない。
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No.6:
(4pt)

ツバサハネカワ

なんでしょうね、化から傷から猫から、どうにも羽川がかわいそう……というとちょっと違うのですが。悲しい人? 哀しい存在? 憐れ? 物語のなか・西尾維新先生(キャラ本人)のなかでは勿論ちがうのでしょうが、彼女がメインの話(今巻では章に過ぎませんが)はいつも心が苦しくなります。
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No.5:
(3pt)

老倉きた~!

老倉育のファンの私としましては、老倉さんに会えてとても嬉しい。お帰りなさい、怪異の街ナオエツに!(笑)それにしても、きっと彼女はずっと暦君に片恋していくのだろうなぁ~。物語シリーズ青春編(?)の最後としてはこれだけは手元に置いておきましょう。それにしても、ツバサハネカワの報われないことよ。ま~私は実はツバサちゃん嫌いだからざま~だけど。ツバサファンの人ごめんね。☆みっつは誰も付けてないので(笑)
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No.4:
(5pt)

最後の言葉が最高!!

化物語の戦場ヶ原と阿良々木が結ばれるあの一言
その結びの一言が今回結物語でまた出ることになり
化物語から長年愛した僕のようなファンにとっては
綺麗に収まったなと感じられることが出来ました
例のあの言葉暦のセリフと一緒になってしまいますが
流行るといいな
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No.3:
(5pt)

素晴らしい一冊

物語シリーズの最新刊ですが、物語シリーズは基本的には安定したおもしろさがあるものの、23冊目となると、さすがにおもしろいものと、そうではないものがあったりするわけです。

その中で、本作品は素晴らしくおもしろいものとなっております。前作の撫物語も個人的にはかなりの高評価でしたが、これはさらにその上をいく出来です。

やはり舞台を大胆にも5年後に動かしたことがよかったです。オフシリーズはあくまでちょっとしたサブの物語のような感じでしたが、今回は正統派の続編といえます。

キャラクターみんなが成長していることへの喜びもありつつ、なんとなく寂しい感じもします。親心みたいな。ともかく10年間読み続けてきたファンとしては、常にリアルタイムで読んでていてよかった・・・と心から思いました。

まだ出てきていないキャラもたくさんいることですし、これからの物語シリーズがとても楽しみです。
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No.2:
(5pt)

物語シリーズ 復活の狼煙になるかも⁉︎

終物語後のオフシーズンは殆ど読んでません。理由は主人公がいないから でしょうか? 主人公の偽善的魅力があり過ぎるのか、燃え尽き症候群なのか。
しかし、今回の話また主人公が出るので、久しぶりに物語シリーズの新作を買って読んでみました。面白い‼︎
主人公の立ち位置は違いますが、化物語を意識しているような感覚です。それでいて過去の登場人物を発見することができます。作者はここまで計算して発刊したのでしょうか?凄いですね。
次刊は「忍物語」になるそうですね。
ここからは”邪推”ですが、海外に出張した主人公とキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの名付け親(どこで読んだか忘れましたが、美し姫を吸血鬼にした本人)との遭遇・邂逅が有るんじゃないでしょうか? (あくまで邪推です。気を悪くされたらすみません。) 非常に楽しみになりました。
これを機にオフシーズンを読んでみようかと思います。
ご精読有難う御座いました。
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No.1:
(5pt)

そのまんま、おめでとう、戦場ヶ原さん、というお話です

「I love you 」
「暦、蕩れ」
このやり取りがオチです。そう、化物語(上)まよいマイマイのやり取りをそっくりそのまま、ただし発言者を入れ替えたこの会話が本作の全てです。良かったね、戦場ヶ原さんと素直に喜べる日が来るとは、長生きはするものです。もっとも、話はここから大きく展開いや転回だろうか、何にしてもこれまでと違った風景が開けていくようです。何しろ風説課って何するんだか。
ある意味、もっとも人間としてまっとうなヒロインは実は老倉さんだとおもうのですが、これがまた、実に真っ当且つ意外な職業についていたりします。しかもメガネ娘です。羽川さんがコンタクト派に転向してしまってメガネ娘成分が欠乏していた本作ですが、ここにきて逸材の登場です。でも絵がありません。これは早々にアニメ化していただきたい。傾物語での忍のメガネ娘中学生姿以来です。
忍はというと相変らず、暦の影の中でニート生活。良いのか、それで、吸血鬼だろ、一応は、とツッコミを入れたくなりますが、逆に彼女があんまり変わっては化物語シリーズの背骨が曲がって作品の寿命が尽きようというもの。こんなもんでしょう。
さて、触れないわけにいかないのが羽川さん。書くに書けないような変貌を遂げます。いや、外見はあまり変わらないようですが、いわゆる立ち位置が想像外の場所に行ってしまいます。アニメの猫物語(黒)で羽川さんが神かメシアとして油彩画に描かれているシーンがありますが、あのまんまです。かと言って真宵のように本当に神様になったわけではありませんが。ヒロインとしては棚上げ状態です。
他にもいろいろな伏線が回収されたり張り直されたりで、ここからは新しい物語として再スタートするようですが、とりあえずは次巻は忍物語ということなのでおなじみの世界観をしばらくは楽しめるようです。一安心。
結物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:結物語 (講談社BOX)より
4062839008

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