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ちょちょら



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【この小説が収録されている参考書籍】
ちょちょら
ちょちょら (新潮文庫)

ちょちょらの評価: 4.03/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

気楽に読める物語

話題が別れている割には、気楽な物語、板挟みの心境をコミカルに描いた作品
ちょちょらAmazon書評・レビュー:ちょちょらより
410450713X
No.6:
(3pt)

シャバケーシリーズとはことなる

単行本ならもう少し文字を大きくしてもよいのではないかと思います。ページの空間が大きく文庫本と同じ文字の大きさです。
ちょちょらAmazon書評・レビュー:ちょちょらより
410450713X
No.5:
(3pt)

わいろの世界を明るく楽しく

2011年に出た単行本の文庫化。
 タイトルのちょちょらとは、「弁舌のたつお調子者。いい加減なお世辞。調子のよい言葉」のこと。ただし、物語内容はそれとはかなり異なっている。というか、正反対。
 小藩の江戸留守居役の世界を描いた異色の時代小説だ。わいろによって藩の危機を救おうとするストーリーで、たいていは暗いもの、悪いものとして描かれるような役職や手段が、明るく前向きに扱われているのがおもしろい。
 ストーリーはそれなりに楽しい。500ページ以上の厚さを一気に読んでしまう。
 しかし、構成は破綻しているし、矛盾点も目につく。まあ、いつもの畠中作品だ。
 読んでいる間はいいのだが、読後はなんだかなあという気分になる。
ちょちょら (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ちょちょら (新潮文庫)より
4101461910
No.4:
(3pt)

テンポはいいが、あっさりしすぎている。

優秀な兄が突然死に、その代役に平々凡々な主人公・新之助が選ばれるところからストーリーは始まります。
兄の死の真相、密かに心を寄せていた兄の許嫁の失踪・・・
序盤は色々な謎がうずまき、ドキドキします。

しかし、それらはすぐ解決してしまいます。
いともあっさりと。
もう少し勿体ぶってくれていいのに、と思ってしまいます。

後半は藩の危機を救うために奔走する新之助の姿がメインです。
知恵を絞り、全力でぶつかっていく新之助の成長ぶりは爽快ですが、
やはりテンポが良すぎて、
あっという間に問題が解決してしまったような感覚になります。

兄の死の真相を前編、藩の危機を後編にしてじっくり描いたほうが
もっと面白い内容になったのではないかな、と思いました。
色々な見所がてんこもりすぎて勿体ない、
もっとゆっくりこの魅力的な世界を味わいたいと感じました。
ちょちょら (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ちょちょら (新潮文庫)より
4101461910
No.3:
(3pt)

よかった

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
ちょちょらAmazon書評・レビュー:ちょちょらより
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No.2:
(3pt)

この先に何が・・・

江戸留守居役だった兄の突然の死。そして兄の許婚千穂とその父入江貞勝の失踪。そこには、
多々良木藩存続の危機が!兄と同じ多々良木藩の江戸留守居役を拝命した間野新之助は、
兄の死の真相に迫ろうとするが・・・。

兄の切腹、許婚千穂とその父の失踪と、事態はかなり深刻なはずなのに、重苦しさをまったく
感じさせない軽いストーリー展開になっていて読みやすかった。しかしまあ、江戸留守居役とは
何と雑多な仕事の多いことか!その実態をこの作品で初めて知った。膨大な種類の仕事の内容を
覚えなければならない。江戸留守居役組合の先輩たちの愛のムチ(?)も受けねばならない。
新参の新之助に、のんびりしている暇はない。さらに新之助には、兄の死の真相を調べるという
大仕事もある。それは、藩の危機を救うことにもつながるのだが・・・。
自分の藩さえよければいいというほかの者たちと違って、すべての藩のことを考えようとする
新之助の奮闘ぶりはとても好感が持てる。新之助は、自分自身が思うほどダメな人間ではない。
才能も勇気も、しっかり持っていると思う。
ラストは、「えっ!こういう終わり方なの?」と突っ込みを入れたくなった。限りなく余韻を残し、
「この先に絶対何かある!」と思わせるものだった。はたして、新之助にまた会うことができるのか?
うーん・・・。
ちょちょらAmazon書評・レビュー:ちょちょらより
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No.1:
(3pt)

まあまあ

著者の作品をはじめて読みました。
新聞の書評を見て読んでみたくなりました。

筋も人物描写も時代描写も、まあまあでした。

主人公は別に「ちょちょら」ではないですね。
もっと無責任男っぽくトリッキーな展開があるかと思っていましたが、そうでもなかったです。
軽いエンターテインメント読み物としては悪くないと思います。

官僚機構というか「伏魔殿」で思い出すのはフランツ・カフカの「城」なんですが、比べようもないというか、まあ著者の動機からして違うでしょうね。
この作品は、生活者が良い気分になるものです。
カフカのは気が滅入るというか考えさせられるというか。

良い・悪いじゃないです。
自分がこう感じただけです。悪しざまに言うつもりもないです。あしからず。
ちょちょらAmazon書評・レビュー:ちょちょらより
410450713X

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