十二人の死にたい子どもたち

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評判

十二人の死にたい子どもたちの評価:

2.79/5点 レビュー 76件。 C ランク

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平均点2.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全120件 1〜20 1/6ページ
No.120
(1pt)

大きく期待外れ

レビューが良かったから読んでみた、ミステリー小説初心者です。東野圭吾、宮部みゆき、綾辻行人などのベタな作品からハマり、これも期待して読み進めたのですが…
作者によって、こんなにも読みやすさや面白さが変わるのかと驚きました。
ミステリーなのに全く面白くなかった…心理描写も薄く、キャラがわかりづらいし多すぎる。多い理由も特にない。ダラダラ続くので読み飛ばしたからか、最後のトリック?もいまいち。
結局なんだったんだ?という印象…
改めて面白いミステリー作家さん達に感謝しました。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.119
(1pt)

大きく期待外れ

レビューが良かったから読んでみた、ミステリー小説初心者です。東野圭吾、宮部みゆき、綾辻行人などのベタな作品からハマり、これも期待して読み進めたのですが…
作者によって、こんなにも読みやすさや面白さが変わるのかと驚きました。
ミステリーなのに全く面白くなかった…心理描写も薄く、キャラがわかりづらいし多すぎる。多い理由も特にない。ダラダラ続くので読み飛ばしたからか、最後のトリック?もいまいち。
結局なんだったんだ?という印象…
改めて面白いミステリー作家さん達に感謝しました。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.118
(3pt)

話すこと・吐き出すこと・受け止めること。終末に救い。 |『十二人の死にたい子どもたち』冲方丁

冲方氏の作品は実は初めて。

映画化されている模様で、ローティーンからヤングアダルト向け小説の印象でした。途中までやや単調な印象も、最後のツイストはなかなか良かった。そのツイスト含め、ティーンに向けたメッセージ色の濃ゆい作品か。

・・・
済みません。結構批判じみた物言いになりそうです・・・。

実は個人的にあまり読み口が良いとは感じませんでした。というのも、やはり12人をそれぞれ特定するのがなかなか簡単ではありませんでした。

解説によると12という数字が過去の映画作品へのオマージュになっているようではありますが、文章でありありと12人個々の性格を理解するのは私には少し難しかったです。結構イけた(理解した)と思いますが、最後2人くらい、印象が今一つ(混合して)でありました。

その点では、映画化してヴィジュアルで印象付けを行うという戦略は、よりよく作品を理解してもらう上では良かったのではと思います。

・・・
そしてもう一つ。リアリティが個人的に感じられず、ちょっと没入しづらい感じでした(自殺話にリアリティがあったらそれこそ怖い、というのもありますが)。

12人の自殺したい子たちがローティーン(一番若い子が14歳)というのは、可能性としてはあるかもしれませんね。ただし、彼らが廃病院に一堂に会し、これから自殺するべく準備し、そのさなかで起きる議論、というのはこれまた現実感が少し感じられなかったです。

私のようなくたびれたおじさんが、仮にも消えたいとき。それは「もうやだなあ、疲れたなあ」と思い、自分で苦境を改善する余地がないとき、そのような状況が永遠に続く(かのように思える)とき、とか、そういうときです。

若者ならば、その時辛いのは分かるのですが、「あと数年たち、親元を離れれば、自由に生きられる」と思ってしまうのです(不治の病の場合は除きますよ)。だって、ほら、君たち、議論する気マンマンじゃないですか。そのエネルギーがあれば、世界は変わるかも、とかおじさんは少し感じます。

もちろん、中学生・高校生の時は、ちょっとしたことで傷つき、恥ずかしさのあまり死んで消えたくなることもあるとは思います。そうしたことも十分斟酌しなくてはいけません。その点ではおっさんがとやかく言う話ではなく、ターゲットと思われる中高生あたりの若者が読むべき本なのだと思います。

・・・
ただ、最後の終わり方は、(多少陳腐?な風合いもありつつも)良かったと思います。

細々と内容は述べませんが、そこに私はコニュニケーションの偉大さを見ました。個人の考えは意外に偏狭で、喋ってみると実は(他人からして)全く問題でないことも多いですね。言った本人も他人に話してみたら「あれ?ほんとだわ。全然大したことないね」と当の本人がすっきりしてしまうこともあるわけです。

そのような解決法を提示するかのような結末・コニュニケーションの力を、大人も子どもも再認識してもらえると、将来はちょっと明るくなるかもしれません。

・・・
ということで初めての冲方作品でした。

結末のツイストが良かったので、本嫌いな新大学生の息子にまずは押し付けて反応を見てみたいと思います。その後高校生の娘にも押し付けてみたく。ああ、でもちょっと厚めなんですよね。本嫌いには微妙な厚さ。やっぱ映画を先に見せた方がいいかな??
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.117
(3pt)

話すこと・吐き出すこと・受け止めること。終末に救い。 |『十二人の死にたい子どもたち』冲方丁

冲方氏の作品は実は初めて。

映画化されている模様で、ローティーンからヤングアダルト向け小説の印象でした。途中までやや単調な印象も、最後のツイストはなかなか良かった。そのツイスト含め、ティーンに向けたメッセージ色の濃ゆい作品か。

・・・
済みません。結構批判じみた物言いになりそうです・・・。

実は個人的にあまり読み口が良いとは感じませんでした。というのも、やはり12人をそれぞれ特定するのがなかなか簡単ではありませんでした。

解説によると12という数字が過去の映画作品へのオマージュになっているようではありますが、文章でありありと12人個々の性格を理解するのは私には少し難しかったです。結構イけた(理解した)と思いますが、最後2人くらい、印象が今一つ(混合して)でありました。

その点では、映画化してヴィジュアルで印象付けを行うという戦略は、よりよく作品を理解してもらう上では良かったのではと思います。

・・・
そしてもう一つ。リアリティが個人的に感じられず、ちょっと没入しづらい感じでした(自殺話にリアリティがあったらそれこそ怖い、というのもありますが)。

12人の自殺したい子たちがローティーン(一番若い子が14歳)というのは、可能性としてはあるかもしれませんね。ただし、彼らが廃病院に一堂に会し、これから自殺するべく準備し、そのさなかで起きる議論、というのはこれまた現実感が少し感じられなかったです。

私のようなくたびれたおじさんが、仮にも消えたいとき。それは「もうやだなあ、疲れたなあ」と思い、自分で苦境を改善する余地がないとき、そのような状況が永遠に続く(かのように思える)とき、とか、そういうときです。

若者ならば、その時辛いのは分かるのですが、「あと数年たち、親元を離れれば、自由に生きられる」と思ってしまうのです(不治の病の場合は除きますよ)。だって、ほら、君たち、議論する気マンマンじゃないですか。そのエネルギーがあれば、世界は変わるかも、とかおじさんは少し感じます。

もちろん、中学生・高校生の時は、ちょっとしたことで傷つき、恥ずかしさのあまり死んで消えたくなることもあるとは思います。そうしたことも十分斟酌しなくてはいけません。その点ではおっさんがとやかく言う話ではなく、ターゲットと思われる中高生あたりの若者が読むべき本なのだと思います。

・・・
ただ、最後の終わり方は、(多少陳腐?な風合いもありつつも)良かったと思います。

細々と内容は述べませんが、そこに私はコニュニケーションの偉大さを見ました。個人の考えは意外に偏狭で、喋ってみると実は(他人からして)全く問題でないことも多いですね。言った本人も他人に話してみたら「あれ?ほんとだわ。全然大したことないね」と当の本人がすっきりしてしまうこともあるわけです。

そのような解決法を提示するかのような結末・コニュニケーションの力を、大人も子どもも再認識してもらえると、将来はちょっと明るくなるかもしれません。

・・・
ということで初めての冲方作品でした。

結末のツイストが良かったので、本嫌いな新大学生の息子にまずは押し付けて反応を見てみたいと思います。その後高校生の娘にも押し付けてみたく。ああ、でもちょっと厚めなんですよね。本嫌いには微妙な厚さ。やっぱ映画を先に見せた方がいいかな??
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.116
(1pt)

ひどい作品です。カネと時間とエネルギーを返して頂きたいですね。

稚拙な文体、
性格造形が弱すぎて魅力の無い
登場人物たち、
単調でグダグダとしたストーリー展開…

三分の一ほど読みましたが、いいところが
全く見出せませんので、
読むのを止めました。

「死にたい」「自殺したい」
という切実な願望を持った十二人の少年少女が
廃病院というミステリアスな場所に集まる、
すると、そこに正体不明の「十三人目」がいる。

東野圭吾氏や宮部みゆき氏や桐野夏生氏あたりが
書いたらさぞや読み応えのある面白い作品になったで
あろうプロットです。
シチュエーションです。
でも、この作者には、このシチュを面白い
物語に昇華させる文章力がありません。
そこが致命的です。

ヘンな例えですが、
「風の谷のナウシカ」(映画版)に出てくる
巨神兵みたいですね。
骨組みは丈夫なのに、肉付けが弱すぎて
自分の足で立っていることさえ出来ないという感じです。

とにかく読むに堪えませんでしたね。

ひど杉です。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.115
(1pt)

ひどい作品です。カネと時間とエネルギーを返して頂きたいですね。

稚拙な文体、
性格造形が弱すぎて魅力の無い
登場人物たち、
単調でグダグダとしたストーリー展開…

三分の一ほど読みましたが、いいところが
全く見出せませんので、
読むのを止めました。

「死にたい」「自殺したい」
という切実な願望を持った十二人の少年少女が
廃病院というミステリアスな場所に集まる、
すると、そこに正体不明の「十三人目」がいる。

東野圭吾氏や宮部みゆき氏や桐野夏生氏あたりが
書いたらさぞや読み応えのある面白い作品になったで
あろうプロットです。
シチュエーションです。
でも、この作者には、このシチュを面白い
物語に昇華させる文章力がありません。
そこが致命的です。

ヘンな例えですが、
「風の谷のナウシカ」(映画版)に出てくる
巨神兵みたいですね。
骨組みは丈夫なのに、肉付けが弱すぎて
自分の足で立っていることさえ出来ないという感じです。

とにかく読むに堪えませんでしたね。

ひど杉です。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.114
(2pt)

何を目当てに読んでも中途半端

個人的にはミステリ要素が一番残念だった。
話の発端となった死体「ゼロ番」の真相がかなりの尻切れトンボ。
地下・地上で5F+屋上の大きな建物が舞台で上面図も付いていることから
何かダイナミックなトリックが繰り広げられるのかと思ったらそういうのも無し。
そもそも設定上ほぼ全ての部屋は封鎖されているので、広い舞台を持て余し気味。
冒頭の数字を取るシーン等、ミステリ的な伏線のシーンかと思ったら肩透かしを食ったところも多い。
ミステリとして読まなければ…という考えもあるかとは思うけど、
構成として明らかにミステリ要素で読み進めさせる作品だと思うので、それはちょっと通らないかと。

人物描写はまあ悪くはなく、こいつの存在意義は?というのは特に無かった。
それぞれの「死にたい」動機も多種多様で、それを推察する楽しみもあったとは思う。
とは言え12人も居る分掘り下げは正直浅く、性格も正直ベタなキャラクターレベルを出ない。
何より、一旦キャラへの印象が固まると最後までそのままなので、そこで期待外れ感が強い。
携帯電話が出て来るような現代設定なのに「ミツエ」って名前はどうなのとか、細かいツッコミも少々。

自殺というテーマに対しての語り合いをキモと見ても、
それぞれが自分の境遇や言いたいことを全部吐き出したらスッキリしました程度であまり釈然としない。
オチは嫌いじゃないが、それに対しての説得力を十分出せているかと言われると疑問。
反出生主義の話もちょろっと出て来るけど、
『進撃の巨人』とか『Seraphic Blue』辺りの本格的にソレを扱った作品と比べるとやっぱり中途半端。

読んで苦痛なほどの駄作とは思わないけど、引っ掛かるものはなかった。
★としては2寄りの3か3寄りの2かで迷うけど、冲方丁のネームバリューを考えるとやっぱり後者。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.113
(2pt)

何を目当てに読んでも中途半端

個人的にはミステリ要素が一番残念だった。
話の発端となった死体「ゼロ番」の真相がかなりの尻切れトンボ。
地下・地上で5F+屋上の大きな建物が舞台で上面図も付いていることから
何かダイナミックなトリックが繰り広げられるのかと思ったらそういうのも無し。
そもそも設定上ほぼ全ての部屋は封鎖されているので、広い舞台を持て余し気味。
冒頭の数字を取るシーン等、ミステリ的な伏線のシーンかと思ったら肩透かしを食ったところも多い。
ミステリとして読まなければ…という考えもあるかとは思うけど、
構成として明らかにミステリ要素で読み進めさせる作品だと思うので、それはちょっと通らないかと。

人物描写はまあ悪くはなく、こいつの存在意義は?というのは特に無かった。
それぞれの「死にたい」動機も多種多様で、それを推察する楽しみもあったとは思う。
とは言え12人も居る分掘り下げは正直浅く、性格も正直ベタなキャラクターレベルを出ない。
何より、一旦キャラへの印象が固まると最後までそのままなので、そこで期待外れ感が強い。
携帯電話が出て来るような現代設定なのに「ミツエ」って名前はどうなのとか、細かいツッコミも少々。

自殺というテーマに対しての語り合いをキモと見ても、
それぞれが自分の境遇や言いたいことを全部吐き出したらスッキリしました程度であまり釈然としない。
オチは嫌いじゃないが、それに対しての説得力を十分出せているかと言われると疑問。
反出生主義の話もちょろっと出て来るけど、
『進撃の巨人』とか『Seraphic Blue』辺りの本格的にソレを扱った作品と比べるとやっぱり中途半端。

読んで苦痛なほどの駄作とは思わないけど、引っ掛かるものはなかった。
★としては2寄りの3か3寄りの2かで迷うけど、冲方丁のネームバリューを考えるとやっぱり後者。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.112
(1pt)

なんのために集まったのか。。。

本気で死ぬために集まったとも思えない登場人物達が延々と茶番を演じる。退屈極まりない。「さっさと死ね!」と思いながら読み進めたのは私だけだろうか。こんなのをよく映画化しようと思ったものだ。視覚的な見せ場は皆無なのに。著者の「HUMAN LOST 人間失格」のアニメの脚本も酷い出来映えだったことを想起する。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.111
(1pt)

なんのために集まったのか。。。

本気で死ぬために集まったとも思えない登場人物達が延々と茶番を演じる。退屈極まりない。「さっさと死ね!」と思いながら読み進めたのは私だけだろうか。こんなのをよく映画化しようと思ったものだ。視覚的な見せ場は皆無なのに。著者の「HUMAN LOST 人間失格」のアニメの脚本も酷い出来映えだったことを想起する。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.110
(3pt)

登場人物が多すぎて。。。

Amazonプライムで映画を見て
原作を読もうと思って購入

ストーリーが大体わかってても
本で読むとそれぞれのキャラが入ってこない。。。
私が歳をとったからなのか
あまりダラダラの展開が苦手になってきました
ストーリーは面白いのは間違いない
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.109
(3pt)

登場人物が多すぎて。。。

Amazonプライムで映画を見て
原作を読もうと思って購入

ストーリーが大体わかってても
本で読むとそれぞれのキャラが入ってこない。。。
私が歳をとったからなのか
あまりダラダラの展開が苦手になってきました
ストーリーは面白いのは間違いない
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.108
(4pt)

子どもたちが死にたくなるのはなぜか

10代の子どもたちが自殺を考える。将来、日本を背負っていく人たちが自ら死を選ぶ。我が国にとっては大きな損失であることは間違いない。原因は様々だろうが、この廃病院に集まった子どもたちの理由には頷けるものが多い。
 例えば、親による虐待。例えば、いじめ。これらは、現在感じている苦しみから逃れたいという強い衝動だ。あるいは、自分の病気に対する無知。あるいは、有名タレントの自殺を追いかけたいという気持ち。珍しいところでは、人を殺した罪悪感から死にたいというのもある。最も一般的なのは、難病の苦痛から逃れたいというもの。日本には安楽死の制度がないだから。その理解のない社会に一石を投じるために死ぬ、という子どももいる。
 最後は自死を選ばないというエンディングに「それまでの話し合いは何だったんだ!」と不満を表す読者もいるが、それは映画『十二人の怒れる男』を意識したからだろう。閉じられた陪審員室(本作では集会場所)で繰り返し行われる話し合い。たった1人の反対から始まって、全員が意見を述べていくうちに、自分たちの正しい判断は何かということに気づいていく。ヘンリー・フォンダがかっこいいが、本作のサトシも十分にかっこいい。つまるところ、周囲との話し合いが足らないという、至極単純なことが原因で子どもたちは死を選ぶということなのだ。
 よく出来た小説だとは思うが、この枚数で十二人のキャラクターをすべて際立たせようとするのは無理がある。上下2巻くらい必要だったのではないかと思うのだ。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.107
(4pt)

子どもたちが死にたくなるのはなぜか

10代の子どもたちが自殺を考える。将来、日本を背負っていく人たちが自ら死を選ぶ。我が国にとっては大きな損失であることは間違いない。原因は様々だろうが、この廃病院に集まった子どもたちの理由には頷けるものが多い。
 例えば、親による虐待。例えば、いじめ。これらは、現在感じている苦しみから逃れたいという強い衝動だ。あるいは、自分の病気に対する無知。あるいは、有名タレントの自殺を追いかけたいという気持ち。珍しいところでは、人を殺した罪悪感から死にたいというのもある。最も一般的なのは、難病の苦痛から逃れたいというもの。日本には安楽死の制度がないだから。その理解のない社会に一石を投じるために死ぬ、という子どももいる。
 最後は自死を選ばないというエンディングに「それまでの話し合いは何だったんだ!」と不満を表す読者もいるが、それは映画『十二人の怒れる男』を意識したからだろう。閉じられた陪審員室(本作では集会場所)で繰り返し行われる話し合い。たった1人の反対から始まって、全員が意見を述べていくうちに、自分たちの正しい判断は何かということに気づいていく。ヘンリー・フォンダがかっこいいが、本作のサトシも十分にかっこいい。つまるところ、周囲との話し合いが足らないという、至極単純なことが原因で子どもたちは死を選ぶということなのだ。
 よく出来た小説だとは思うが、この枚数で十二人のキャラクターをすべて際立たせようとするのは無理がある。上下2巻くらい必要だったのではないかと思うのだ。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.106
(3pt)

面白くないわけではないけれど…。

やっぱりオチがどうしても…キレイゴトに感じてしまった。結局、皆がああいう結論になるかな?

自殺に対する強い意志を持った人達なら、話し合いの途中でもうもどかしくなるはず…。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.105
(3pt)

面白くないわけではないけれど…。

やっぱりオチがどうしても…キレイゴトに感じてしまった。結局、皆がああいう結論になるかな?

自殺に対する強い意志を持った人達なら、話し合いの途中でもうもどかしくなるはず…。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.104
(4pt)

メモ片手に楽しみましょう!

いやぁ、面白かった。話の流れが、予想を裏切って進んでいく。そして、思った。あー、ちゃんと登場人物毎にメモしとけば良かったー。題名を見ても分かる通り。登場人物多いです。しっかりミステリーを楽しみたい方は、メモしながら読み進めるといいですよ^ - ^
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.103
(4pt)

メモ片手に楽しみましょう!

いやぁ、面白かった。話の流れが、予想を裏切って進んでいく。そして、思った。あー、ちゃんと登場人物毎にメモしとけば良かったー。題名を見ても分かる通り。登場人物多いです。しっかりミステリーを楽しみたい方は、メモしながら読み進めるといいですよ^ - ^
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.102
(1pt)

「漫画でわかる自殺」という感じ

自殺を考える子ども達が,同じく自殺を考える他の子の話を聞くことで,自殺について落ち着いて客観的に考え直すことができるようになりました。自殺について思い悩む子どもには,本人なりの理論があります。
否定せず,ただそれを聞く。そのうえで少しだけ他の事実にも目を向けてもらうことが,彼らの救いになるかもしれません。

とでも書いてほしそうなのが見え見えで,小説というよりは,自己啓発本を漫画化したもののように私は感じました。
自殺の根本的な問題,子どもはもちろん,他人の心理は所詮わかりえないこと,これと正面から向き合うことなく,他人の心理状態が如何に良い方に向かっていくのか,話し合うことが如何に素晴らしいかのみ描かれています。簡単に「気持ちは痛いほどわかる」と言う,分かったつもりの大人の目線から書いた,分かったつもりの大人に向けた本に思えます。

また,トリックには物理的に不可能だろうと思われる部分もあり,推理ものとしてもいまいちです。
ヒントは多いので,あれこれ推理できますが,不可能だろうと消去した選択肢が答えでした。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.101
(1pt)

「漫画でわかる自殺」という感じ

自殺を考える子ども達が,同じく自殺を考える他の子の話を聞くことで,自殺について落ち着いて客観的に考え直すことができるようになりました。自殺について思い悩む子どもには,本人なりの理論があります。
否定せず,ただそれを聞く。そのうえで少しだけ他の事実にも目を向けてもらうことが,彼らの救いになるかもしれません。

とでも書いてほしそうなのが見え見えで,小説というよりは,自己啓発本を漫画化したもののように私は感じました。
自殺の根本的な問題,子どもはもちろん,他人の心理は所詮わかりえないこと,これと正面から向き合うことなく,他人の心理状態が如何に良い方に向かっていくのか,話し合うことが如何に素晴らしいかのみ描かれています。簡単に「気持ちは痛いほどわかる」と言う,分かったつもりの大人の目線から書いた,分かったつもりの大人に向けた本に思えます。

また,トリックには物理的に不可能だろうと思われる部分もあり,推理ものとしてもいまいちです。
ヒントは多いので,あれこれ推理できますが,不可能だろうと消去した選択肢が答えでした。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413