十二人の死にたい子どもたち

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評判

十二人の死にたい子どもたちの評価:

2.79/5点 レビュー 76件。 C ランク

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平均点2.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1〜20 1/2ページ
No.27
(3pt)

話すこと・吐き出すこと・受け止めること。終末に救い。 |『十二人の死にたい子どもたち』冲方丁

冲方氏の作品は実は初めて。

映画化されている模様で、ローティーンからヤングアダルト向け小説の印象でした。途中までやや単調な印象も、最後のツイストはなかなか良かった。そのツイスト含め、ティーンに向けたメッセージ色の濃ゆい作品か。

・・・
済みません。結構批判じみた物言いになりそうです・・・。

実は個人的にあまり読み口が良いとは感じませんでした。というのも、やはり12人をそれぞれ特定するのがなかなか簡単ではありませんでした。

解説によると12という数字が過去の映画作品へのオマージュになっているようではありますが、文章でありありと12人個々の性格を理解するのは私には少し難しかったです。結構イけた(理解した)と思いますが、最後2人くらい、印象が今一つ(混合して)でありました。

その点では、映画化してヴィジュアルで印象付けを行うという戦略は、よりよく作品を理解してもらう上では良かったのではと思います。

・・・
そしてもう一つ。リアリティが個人的に感じられず、ちょっと没入しづらい感じでした(自殺話にリアリティがあったらそれこそ怖い、というのもありますが)。

12人の自殺したい子たちがローティーン(一番若い子が14歳)というのは、可能性としてはあるかもしれませんね。ただし、彼らが廃病院に一堂に会し、これから自殺するべく準備し、そのさなかで起きる議論、というのはこれまた現実感が少し感じられなかったです。

私のようなくたびれたおじさんが、仮にも消えたいとき。それは「もうやだなあ、疲れたなあ」と思い、自分で苦境を改善する余地がないとき、そのような状況が永遠に続く(かのように思える)とき、とか、そういうときです。

若者ならば、その時辛いのは分かるのですが、「あと数年たち、親元を離れれば、自由に生きられる」と思ってしまうのです(不治の病の場合は除きますよ)。だって、ほら、君たち、議論する気マンマンじゃないですか。そのエネルギーがあれば、世界は変わるかも、とかおじさんは少し感じます。

もちろん、中学生・高校生の時は、ちょっとしたことで傷つき、恥ずかしさのあまり死んで消えたくなることもあるとは思います。そうしたことも十分斟酌しなくてはいけません。その点ではおっさんがとやかく言う話ではなく、ターゲットと思われる中高生あたりの若者が読むべき本なのだと思います。

・・・
ただ、最後の終わり方は、(多少陳腐?な風合いもありつつも)良かったと思います。

細々と内容は述べませんが、そこに私はコニュニケーションの偉大さを見ました。個人の考えは意外に偏狭で、喋ってみると実は(他人からして)全く問題でないことも多いですね。言った本人も他人に話してみたら「あれ?ほんとだわ。全然大したことないね」と当の本人がすっきりしてしまうこともあるわけです。

そのような解決法を提示するかのような結末・コニュニケーションの力を、大人も子どもも再認識してもらえると、将来はちょっと明るくなるかもしれません。

・・・
ということで初めての冲方作品でした。

結末のツイストが良かったので、本嫌いな新大学生の息子にまずは押し付けて反応を見てみたいと思います。その後高校生の娘にも押し付けてみたく。ああ、でもちょっと厚めなんですよね。本嫌いには微妙な厚さ。やっぱ映画を先に見せた方がいいかな??
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.26
(3pt)

話すこと・吐き出すこと・受け止めること。終末に救い。 |『十二人の死にたい子どもたち』冲方丁

冲方氏の作品は実は初めて。

映画化されている模様で、ローティーンからヤングアダルト向け小説の印象でした。途中までやや単調な印象も、最後のツイストはなかなか良かった。そのツイスト含め、ティーンに向けたメッセージ色の濃ゆい作品か。

・・・
済みません。結構批判じみた物言いになりそうです・・・。

実は個人的にあまり読み口が良いとは感じませんでした。というのも、やはり12人をそれぞれ特定するのがなかなか簡単ではありませんでした。

解説によると12という数字が過去の映画作品へのオマージュになっているようではありますが、文章でありありと12人個々の性格を理解するのは私には少し難しかったです。結構イけた(理解した)と思いますが、最後2人くらい、印象が今一つ(混合して)でありました。

その点では、映画化してヴィジュアルで印象付けを行うという戦略は、よりよく作品を理解してもらう上では良かったのではと思います。

・・・
そしてもう一つ。リアリティが個人的に感じられず、ちょっと没入しづらい感じでした(自殺話にリアリティがあったらそれこそ怖い、というのもありますが)。

12人の自殺したい子たちがローティーン(一番若い子が14歳)というのは、可能性としてはあるかもしれませんね。ただし、彼らが廃病院に一堂に会し、これから自殺するべく準備し、そのさなかで起きる議論、というのはこれまた現実感が少し感じられなかったです。

私のようなくたびれたおじさんが、仮にも消えたいとき。それは「もうやだなあ、疲れたなあ」と思い、自分で苦境を改善する余地がないとき、そのような状況が永遠に続く(かのように思える)とき、とか、そういうときです。

若者ならば、その時辛いのは分かるのですが、「あと数年たち、親元を離れれば、自由に生きられる」と思ってしまうのです(不治の病の場合は除きますよ)。だって、ほら、君たち、議論する気マンマンじゃないですか。そのエネルギーがあれば、世界は変わるかも、とかおじさんは少し感じます。

もちろん、中学生・高校生の時は、ちょっとしたことで傷つき、恥ずかしさのあまり死んで消えたくなることもあるとは思います。そうしたことも十分斟酌しなくてはいけません。その点ではおっさんがとやかく言う話ではなく、ターゲットと思われる中高生あたりの若者が読むべき本なのだと思います。

・・・
ただ、最後の終わり方は、(多少陳腐?な風合いもありつつも)良かったと思います。

細々と内容は述べませんが、そこに私はコニュニケーションの偉大さを見ました。個人の考えは意外に偏狭で、喋ってみると実は(他人からして)全く問題でないことも多いですね。言った本人も他人に話してみたら「あれ?ほんとだわ。全然大したことないね」と当の本人がすっきりしてしまうこともあるわけです。

そのような解決法を提示するかのような結末・コニュニケーションの力を、大人も子どもも再認識してもらえると、将来はちょっと明るくなるかもしれません。

・・・
ということで初めての冲方作品でした。

結末のツイストが良かったので、本嫌いな新大学生の息子にまずは押し付けて反応を見てみたいと思います。その後高校生の娘にも押し付けてみたく。ああ、でもちょっと厚めなんですよね。本嫌いには微妙な厚さ。やっぱ映画を先に見せた方がいいかな??
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.25
(3pt)

登場人物が多すぎて。。。

Amazonプライムで映画を見て
原作を読もうと思って購入

ストーリーが大体わかってても
本で読むとそれぞれのキャラが入ってこない。。。
私が歳をとったからなのか
あまりダラダラの展開が苦手になってきました
ストーリーは面白いのは間違いない
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.24
(3pt)

登場人物が多すぎて。。。

Amazonプライムで映画を見て
原作を読もうと思って購入

ストーリーが大体わかってても
本で読むとそれぞれのキャラが入ってこない。。。
私が歳をとったからなのか
あまりダラダラの展開が苦手になってきました
ストーリーは面白いのは間違いない
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.23
(3pt)

面白くないわけではないけれど…。

やっぱりオチがどうしても…キレイゴトに感じてしまった。結局、皆がああいう結論になるかな?

自殺に対する強い意志を持った人達なら、話し合いの途中でもうもどかしくなるはず…。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.22
(3pt)

面白くないわけではないけれど…。

やっぱりオチがどうしても…キレイゴトに感じてしまった。結局、皆がああいう結論になるかな?

自殺に対する強い意志を持った人達なら、話し合いの途中でもうもどかしくなるはず…。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.21
(3pt)

推理は面白いのですが…

如何せん長いですね。例えるなら、30分弱のコ〇ンアニメを無理矢理2時間に引き伸ばしたようなものです。
問題が出た、みんなで悩む、解決した、また問題が出た…の繰り返しでだんだんと気持ちが萎えてきました。
キャラの掘り下げについてですが、どうも推理に埋もれてしまっている印象です。感情移入がしにくいです。
中盤〜終盤に掛けては、死ぬのか?死なないのか?どっちなんだ!と思わずナナメ読みしてしまいそうなほど退屈な議論が展開され続けて少し辛かったです。
盛り上げてきた割には、凡庸な終わり方だな…と言った感じです。あの流れでどんでん返しがあったら熱かったのですが…。
読み終わってもあぁ、よかったね。程度の感想しか出てきませんでした。
名前が刺激的でこちらが一方的に期待していたことも考えて、★3とさせていただきます。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.20
(3pt)

推理は面白いのですが…

如何せん長いですね。例えるなら、30分弱のコ〇ンアニメを無理矢理2時間に引き伸ばしたようなものです。
問題が出た、みんなで悩む、解決した、また問題が出た…の繰り返しでだんだんと気持ちが萎えてきました。
キャラの掘り下げについてですが、どうも推理に埋もれてしまっている印象です。感情移入がしにくいです。
中盤〜終盤に掛けては、死ぬのか?死なないのか?どっちなんだ!と思わずナナメ読みしてしまいそうなほど退屈な議論が展開され続けて少し辛かったです。
盛り上げてきた割には、凡庸な終わり方だな…と言った感じです。あの流れでどんでん返しがあったら熱かったのですが…。
読み終わってもあぁ、よかったね。程度の感想しか出てきませんでした。
名前が刺激的でこちらが一方的に期待していたことも考えて、★3とさせていただきます。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.19
(3pt)

ネタバレしてる人はこれから読む人のことを考えてください

サンプル読んで買おうかと思い、その前にレビューを見たらネタバレしている人がいて一気に買う気が萎えました。せめてネタバレと書いてほしいのですが、マナー違反では?
レビューは購入の参考にする場所であると思うし、面白くないなら面白くないでいいですが結末をそのまま書くのはどうなのでしょうか?レポートしましたが、レポートの内容もある程度細分化して欲しいものです。ミステリーのネタバレは本当にタチが悪い。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.18
(3pt)

ネタバレしてる人はこれから読む人のことを考えてください

サンプル読んで買おうかと思い、その前にレビューを見たらネタバレしている人がいて一気に買う気が萎えました。せめてネタバレと書いてほしいのですが、マナー違反では?
レビューは購入の参考にする場所であると思うし、面白くないなら面白くないでいいですが結末をそのまま書くのはどうなのでしょうか?レポートしましたが、レポートの内容もある程度細分化して欲しいものです。ミステリーのネタバレは本当にタチが悪い。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.17
(3pt)

内容は…

映画上映に便乗し、中学生の息子が欲しいと言っていたので、中古品で購入しました!
内容は難しいとのことでした。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.16
(3pt)

内容は…

映画上映に便乗し、中学生の息子が欲しいと言っていたので、中古品で購入しました!
内容は難しいとのことでした。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.15
(3pt)

謎解き系が好きならそこそこ楽しめる

賛否両論あるようですが、ミステリー好きとしてはそこそこ面白く読みました。
ただ、綾辻さんの館シリーズなどとは違い、見取り図まである建物を活かしきれていない感と、肝心の13番目の移動経路や方法についてはちょっと無理矢理感がいなめない感じがしました。エレベーターを4階で止めておいた理由も、結局釈然としません。
まあ、犯人(と呼んでいいかわかりませんが)が判明した後に、その人が登場した描写を読み返してみましたが、ちょっとこの書き方は反則(読み返しても心理描写が犯人としてしっくりこない)なんじゃないか…と思いました。そらから急に提案された待ち時間制度とか、ちょっと唐突で違和感。
謎解きミステリーと人間群像劇のちょうど中間あたりで、どっちとしても中途半端。
とはいえ、退屈はしませんでし、ワクワク読めました。世の中、もっとつまらない小説いっぱいあると思います。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.14
(3pt)

謎解き系が好きならそこそこ楽しめる

賛否両論あるようですが、ミステリー好きとしてはそこそこ面白く読みました。
ただ、綾辻さんの館シリーズなどとは違い、見取り図まである建物を活かしきれていない感と、肝心の13番目の移動経路や方法についてはちょっと無理矢理感がいなめない感じがしました。エレベーターを4階で止めておいた理由も、結局釈然としません。
まあ、犯人(と呼んでいいかわかりませんが)が判明した後に、その人が登場した描写を読み返してみましたが、ちょっとこの書き方は反則(読み返しても心理描写が犯人としてしっくりこない)なんじゃないか…と思いました。そらから急に提案された待ち時間制度とか、ちょっと唐突で違和感。
謎解きミステリーと人間群像劇のちょうど中間あたりで、どっちとしても中途半端。
とはいえ、退屈はしませんでし、ワクワク読めました。世の中、もっとつまらない小説いっぱいあると思います。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.13
(3pt)

結局、だれも死なないミステリー?

話が中々進まずイライラさせられるます 無駄にページ数を稼ぐためなのか?余計な人たちの心境や、やたら小難しい言葉を多様していて読んでいてテンポが悪いように感じました
YouTubeの予告動画に釣られたみたいで少しがっかりでしたが、決して詰まらない訳ではありません
先入観無しに入れば、それなりに楽しめる作品です
わたしには向いていなかったと言うだけす
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.12
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

結局、だれも死なないミステリー?

話が中々進まずイライラさせられるます 無駄にページ数を稼ぐためなのか?余計な人たちの心境や、やたら小難しい言葉を多様していて読んでいてテンポが悪いように感じました
YouTubeの予告動画に釣られたみたいで少しがっかりでしたが、決して詰まらない訳ではありません
先入観無しに入れば、それなりに楽しめる作品です
わたしには向いていなかったと言うだけす
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.11
(3pt)

ネタバレ含む キャラ立ちは面白く魅力的

読み初めは何とも言えない不可解、奇妙さにゾクゾクしながらページを捲りました。

12人の登場人物は個性的で読み進めるうちにキャラ立ちしてくれる子が多かったです。ただ、それでも男の子でかなり終盤までこの子はどの子だっけ?と区別するのに苦労した子もいました。

突出したキャラクターである5番の頼もしさと憂い、憎まれ口で粗暴さも見せながら面倒見が良い10番、そして何より11番の明るさには読みながら笑わされたし、7番の冷静を装った攻撃性や6番の蝙蝠からの徹底的排除を目論見ながらも己の浅慮さを披露するだけの魅力のなさ等、面白かったです。

肝心のミステリーとしては謎の0番の移動経路がややこしすぎて途中で理解するのを止めました。書き出しながら読むのも面倒臭い。
ミステリーならきっちりと経路順にまとめた説明が欲しかった。
また、0番の移動に加担した人物が何故そんなに早くに集合場所へ来ていたのかも不明だし見ず知らずの他人が4階まである建物の屋上でたまたま0番の到着を目撃するのも都合良すぎだと思いました。

車イスで歩く見込みのない人にも靴やスリッパ等を履かせるのは社会性云々よりもまずは足の保護が目的だし、介護に携わったことのない素人が生死関わらず人を車イスから他の物へ移乗させるのは簡単ではないし、ましてや不安定な物に乗せて落とすなんてあり得ないと思いました。不安定な状況なら一層落とさない様に注意するだろうし床に落とした後に抱えあげるのは体力的にも難しいです。0番の状況で物語の初めから終わりまで呼吸器も外されて放置とはそれだけで亡くなるのでは、とも思いました。

等々、作品で使用する小道具の車イスやそれを使用する人の状態や生活などの勉強が不足する作者の作品は整合性に欠けます。
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)より
4167911507
No.10
(3pt)

ネタバレ含む キャラ立ちは面白く魅力的

読み初めは何とも言えない不可解、奇妙さにゾクゾクしながらページを捲りました。

12人の登場人物は個性的で読み進めるうちにキャラ立ちしてくれる子が多かったです。ただ、それでも男の子でかなり終盤までこの子はどの子だっけ?と区別するのに苦労した子もいました。

突出したキャラクターである5番の頼もしさと憂い、憎まれ口で粗暴さも見せながら面倒見が良い10番、そして何より11番の明るさには読みながら笑わされたし、7番の冷静を装った攻撃性や6番の蝙蝠からの徹底的排除を目論見ながらも己の浅慮さを披露するだけの魅力のなさ等、面白かったです。

肝心のミステリーとしては謎の0番の移動経路がややこしすぎて途中で理解するのを止めました。書き出しながら読むのも面倒臭い。
ミステリーならきっちりと経路順にまとめた説明が欲しかった。
また、0番の移動に加担した人物が何故そんなに早くに集合場所へ来ていたのかも不明だし見ず知らずの他人が4階まである建物の屋上でたまたま0番の到着を目撃するのも都合良すぎだと思いました。

車イスで歩く見込みのない人にも靴やスリッパ等を履かせるのは社会性云々よりもまずは足の保護が目的だし、介護に携わったことのない素人が生死関わらず人を車イスから他の物へ移乗させるのは簡単ではないし、ましてや不安定な物に乗せて落とすなんてあり得ないと思いました。不安定な状況なら一層落とさない様に注意するだろうし床に落とした後に抱えあげるのは体力的にも難しいです。0番の状況で物語の初めから終わりまで呼吸器も外されて放置とはそれだけで亡くなるのでは、とも思いました。

等々、作品で使用する小道具の車イスやそれを使用する人の状態や生活などの勉強が不足する作者の作品は整合性に欠けます。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.9
(3pt)

全体的に分かりづらくて冗長

いまいちよく分からないまま進んでいき、いつの間にか終わっていました。
いちばんの問題は登場人物の多さです。
12人の怒れる男のパロディなのでしょうが、元ネタは映像だから成立したのであって、小説だと誰が誰やらわからなくなります。
頑張って一人一人を個性的にしているのはわかるが、それでも分かりづらい。
あと人物が多いせいで無駄に長い。
トリック?も、四階建ての建物を行ったり来たりする感じで、分かりづらい。
とにかく全体的に分かりづらい。
良い点を挙げるとすると、重い話だが読後感は良かった。
読んだことを後悔するほどではないが、読んで良かったというほどでもありませんでした。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.8
(3pt)

それなりの面白さ

全体として面白かったけど、トリックの部分が納得いかないんで-1減点。
価格もちょっと高いかなってことで-1減点。

ですが、面白いか面白くないかと言われたら「面白い小説」なんで、迷ってる人は買っちゃいましょう!
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413