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日本核武装
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日本核武装の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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まさに今の時代に即した読みごたえのある作品。核武装をしようというのではなく、読み進めば反戦の話であることが分かる。アメリカもヨーロッパも北朝鮮もイスラムも騒がしい時代に一読の価値があると思う。 | ||||
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武力侵攻に対する抑止力をどうするか? 真の防衛力とは何か? 核兵器や原子力兵器を持つ意味は何か? 日米安保条約は実効的か? 議論も無いままでの現状に対し、それで良いのかと考えさせられる小説だと思います。 | ||||
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ドナルド・トランプが「日本は自分で自分を守れ」と声高に叫び、中国は着実に海へ進出する手をゆるめず、そして日本国内に漂う「もしかして今は『戦前』なのではないか?」という不安感。日本政府は「核を持ち込ませない」が守られているかどうかはともかく、「持たない・作らない」ことだけはおそらく守っていると思う。しかし核武装をしたくてたまらない勢力は存在するし、核武装した方がいいのではないか?というロジックが力を持ち始めているのも確か。日本の防衛官僚と中国共産党幹部の娘、そしてホワイトハウスの大統領側近の友情を軸に複数の思惑が蠢くシミュレーション小説。そんな今のご時勢が来ることを、正確に先読みしていたとしか思えない。書くべき人が書くべき時期に書いた。まさにそんな印象です。 | ||||
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つい最近の実際のエピソードも交えながら、日本、アメリカ、中国の3国間でストーリーが展開していきます。 南沙諸島、尖閣諸島における話の展開は、現実感があり、ニュースの話とこの本の話がごっちゃになりそうになるくらいです。 また、中国、アメリカ、それぞれの立場からも、その行動の背後にある考えを知るヒントもあり、 相手の立場に立って考える練習にもなりました。 日本が核武装するということには同意しかねますが、 それ以外のこの本が描く世界は、本当に少し先の未来なのかもしれない、 と感じました。 題名は怖い感じがしますが、迷っているならご一読をおすすめします。 | ||||
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中国の海外への拡張が今現在の状況より少し顕著になり、日中開戦も辞さないというか中国側がそれを明らかに望んでいる状況で、日本国内で防衛省の職員が関与する核兵器開発の情報が入り、ハーバード帰りの防衛省官僚がその実態解明と核兵器の抹殺に取り組んで、といった状況です。 お話の中盤で核兵器開発の概要はおおよそ明らかになっていくんですが、その間にも中国の尖閣を狙う動きはより活発化し、アメリカは結局頼りにならない。戦争を阻止するため主人公たちは「絶対に完成させてはいけない」核に目を付けることになります。 その間の主人公の葛藤、装置の争奪戦、尖閣を巡って行動を起こす日中双方の陸海空兵力、核を兵器として完成させるプロセス、そして日米中三国の首脳を交渉のテーブルに極秘につけさせる駆け引き。ストーリーが進行するに従いページをめくる手が止まらなくなります。 防衛省官僚である主人公の人脈とそのまた人脈がかなり都合が良すぎる気もしますが、逆にそうでないと事態は解決しなかったかと思うと、小説の状況が現在の事態と一致する部分が多いだけにかえって現状に戦慄せざるを得ないともいえます。 | ||||
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