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蜜と唾



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【この小説が収録されている参考書籍】
蜜と唾
蜜と唾 (光文社文庫)

蜜と唾の評価: 2.86/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ミステリーといえるのか

犯罪ミステリーとありますが、純粋なミステリーではないと思います。事件らしい事件も起きず、ただ美帆子という美しいスナックのママをめぐり、売れないノンフィクションライターの亮平やスナックの常連客、ホステス等が振り回されます。

淡々と物語は進んでいきますが、決して退屈な訳でなく、美帆子という女性が何を企んでいるのか、何を隠しているのかが気になり、読み進めていっても、結局最後はどうなるのか予想が付きにくいです。何となく、男女の愛憎劇の雰囲気が漂う小説です。
蜜と唾Amazon書評・レビュー:蜜と唾より
4334911153
No.1:
(3pt)

大人の罪が重なり悪を為し、やがて罰を受ける

一気に拝読し、人間とは罪を為してしまう悲しい生き物だなと再認識しました。

主要な大人の登場人物が大なり小なり罪(悪)を為す小説。

犠牲になるのはやはり無垢なる子供か弱き女性。

しかし、その犠牲者である弱き女性もまた罪(悪)を為す。

人間とは本当に悲しい生き物であり、

自分もまた罪や悪を為し罰を受ける人間の一人なんだ。

そんなことを考えさせられた、悲しきミステリ小説でした。
蜜と唾Amazon書評・レビュー:蜜と唾より
4334911153

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