拾った女
評判
拾った女の評価:
3.82/5点 レビュー 17件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21〜24 2/2ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
拾った女の評価:
3.82/5点 レビュー 17件。 D ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
サンフランシスコのカフェにブロンドの美女ヘレンが入って来たのが店で働く画家崩れの酔いどれ男ハリーの不幸の始まりだったのかも知れない。やがて二人は意気投合し翌日に再会した後に彼の下宿での同棲生活が始まるのだが、その先には何とも不吉な運命が待ち構えていたのだった。
まず、改めて「ノワール小説」を検索してみると「犯罪の暗部や心理を描く、犯罪小説の一ジャンル。暗黒小説。」と出ていました。本書は読まれた誰もが純愛・悲恋小説と呼ぶのが相応しいと感じられるだろうと思うのですが、隠し味として犯罪とまでは言えないまでも人間が本来持つ嫌らしさを漂わせているのも事実ですね。本書のトリックは相当に古風な趣の内容で、今ではありふれていてもはや誰も書かないだろうなとは思いますが、でも人間が抱える解決が容易に見えて実際は困難で永遠になくならない問題だと言えるでしょうね。ヘレンがハリーと交わした不器用な言葉や医者のハリーへの回りくどい質問にヒントが隠されていますが、一方では乱闘シーンで当然の如く発せられるだろう下卑た言葉がおそらくは省略されているのはややアンフェアでしょうね。ああ!でも私はヘレンの母が獄中のハリーに取った態度に別の意味を見出したくはありませんし、下宿のおばさんやバー店主は実に気の良い人達で、要は人間性が肝心なのだと信じたいです。さて、主人公のハリーは画家を目指した物の夢破れて時々深酒に逃避するだけの善良な男で、窃盗や殺人に走るなどとは全く考えられない本当に良い奴なのですね。きっと重度のアル中女ヘレンとの出会いが誠に不幸な巡り会わせだったとしか言い様がないですが、でも私は正直もう少し我慢してがんばって欲しかったなと思うのですね。この本で遣り切れない気分になるのはその点が全てで、その二人の性格の弱さと悲劇性の故に本書を手放しで気に入るというのは私にはどうしても無理ですね。唯、せめてそこには確かに男と女の真実の愛があったと信じたいですし、きっと彼女は彼を心から信じて決して怨んではいないのだと思いますし、ハリーの命はまさにヘレンから与えられたのではないかという気がして、そんなに落ち込まずにこの物語の終わった後にもう一度気を取り直して違う土地でまた一花咲かして欲しいなと思うのですね。