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善人長屋
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善人長屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ドラマの方を見たが中田青渚のかつての竹中直人ばりのコメディエンヌとしての好演が開花した作品だと思う。 なかなか他の若手美人女優さんにあの動きをしてくれる人はいないと思う。 とても素晴らしい逸材だと思う。 今後の出演作品も追いかけようと思います。 | ||||
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まるで、甘すぎる洋菓子を食べているような、そんな感じがする。 何かが過剰な気がする。 池波とかの裏稼業ネタを使って、萌えを描いているようだ、とか思う。 TVの方は、まんま喜劇で、それよりは良いと思うが、些か気恥ずかしい。 | ||||
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「善人長屋」の異名を持ちながら、全員がやましい「裏稼業」持ち。そこにお人よしでお節介の「ホントの善人」が紛れ込んで…。 の短編連作。 加助のトラブルメーカー的行動に苛々しましたw皆頭使って身体使って、お前の後始末してるのに、何で邪魔ばっかするんだよ!って感じでw 登場人物が全員「ちょっと後ろ暗い所あるけど、基本的に善人」「小悪党の倫理」みたいなモノを持って、明るくしゃらっとリズム良く案件処理していくのを楽しみました。 | ||||
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この人は、設定がうまい。ちょっと面白いシチュエーションをもってくる。本作もそうだ。その設定の妙を生かすことで、不自然さをカバーもできる(逆も生ずることは否めないが)。 次はどんな手でくるか、楽しみである。 | ||||
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本当の名前は千七長屋というのだが最近誰もそう呼ばないで人呼んで「善人長屋」。困った人は見過ごせない、人助けが生き甲斐のお人好し錠前屋の加助がたどり着いたのがこの長屋。表稼業の温厚篤実で気持ちのいい善人ばかりが住むという評判とは裏腹に、実は表店は質屋の差配も店子も裏稼業の凄腕たちばかり、その世界では一目置かれた悪党揃いなのだ。裏事情の正体をそうとは知らずに加助が持ち込む人助けという名の悶着、厄介ごとで、次から次への難問題。しぶしぶ店子たちは闇の稼業で鳴らした腕を使って何とかしてしまう。「あやめ横丁」(殺め人が住む)とちょと似てるが大悪処を懲らしめる展開は仕事人風で痛快だ。その中の中心が長屋の質屋の十七歳の娘「お縫」というのがいい。 『悪い運にはどこかに必ず、良い巡り合わせもついてくる。それをすくうことができるか否かは、その人次第だ。』(238P) 『悪いことは良くない。・・・この世はもっと混沌としていて、善悪の区別もまた、まっすぐな一本線で分けられるものではなく、ちょうど溶け合った蝋のように判別のつき辛いものだ。 世間には、法に触れない悪事もたんとある。もっとも恐ろしいのは、決して縄をかけることのできない、人の悪意だ。・・・人を傷つけ、殺すことさえ厭わない畜生に変えてしまう。』(216P) | ||||
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