■スポンサードリンク
幽霊塔
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
幽霊塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先駆者・黒岩涙香の代表作らしいので、読みました。 無条件に、面白いです。 読み始めは、戸惑いました。 舞台がロンドンなのに、人物名が日本人名なので、世界観の理解に戸惑いました。 人物名のところを割り切ってからは、面白くて止められませんでした。 少しの隙間時間でも、読みました。 推理ものというより、冒険ものです。 人間関係や舞台設定が、よくできています。 書かれた時代を考慮すると、凄いことだと思います。 読後感も、爽快です。 原作と、乱歩版も、読んでみたい気分になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明治34年初版発行とのことです。今から約110年以上前の作品ですね。 なんともはやそれだけで三歩下がって土下座状態です。こんな作品が気軽に読めるのはキンドルならではですね。 正直な所、以前本屋で購入していたころは見向きもしないでしょうね。矢張り電子書籍ならではだと思います。 正直、かなり昔の言い回しや漢字など、困惑している部分もありますが矢張り読み甲斐がある。 ストーリーとしては怪談というよりサスペンスだと思うので、そのつもりで読んだ方が良いと思う。 今ようやく半分過ぎのところ最後はどうなるのかな。兎に角読み応えのある本を探しているならオススメです。 ちなみにキンドル版だと無料なので手に入れ易いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この前に旧文体の小説を読んでいたので、文章にはすぐ慣れました。 慣れると、章が短く区切られているので、かなり長編ですが、 展開が気になり、ぐいぐい読むことができました。 内容は今でも十分通用するミステリーだと思います。 終わり方も良かったです。 長編なので、読み切ったという思いが気持ち良いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古き良き時代の冒険推理ロマン──とでも形容すればよいのでしょうか。 1898年の英国の小説「灰色の女」を1899年(明治32年)に翻案したものだそうですが、その面白さに江戸川乱歩が、本作品を更に翻案し、同じ題名の「幽霊塔」を書いたとのことです。 内容は、幽霊塔と称される建物を買い受けた叔父の依頼で、検分に訪れた甥の丸部道九郎が、建物を巡る奇怪な事件に巻き込まれ、隠された財宝を探し当てていくというもの。 時計塔の迷路の秘密、財宝のありかを示す暗号の謎、首無し死体の発見と、道具立ては豊富です。 時代的には、名探偵ホームズシリーズが書かれていた頃なので、推理小説の草分け的な存在の小説であると考えられます。 今回の読書では面白い体験をしました。 明治時代に書かれたものなので、改行が少ないのは、致し方ないとしても、やたら、漢語が多い。 「愈々(いよいよ)」や「夫れ(それ)」ならばともかく、「頓て(やがて)」などは、とてもルビなしには、読めませんでした。 しかも、そうしたルビは一番最初にしか振られていないので、次にその漢語が出てくると、読めなくなってしまい──ただし、そこはキンドル本。 辞書機能に助けられ、次第に、現代ではあまり使われない漢語にも慣れていきました。 そのようにして読み慣れてくると、これが、テンポの良い日本語の文章なのです。 物語り──という言葉がピッタリで、黒岩涙香が語り部として、このどこかおどろおどろしい作品を読み聞かせてくれるのです。 惜しむらくは、内容的に、初期の推理小説ということで、「何度も使われた題材」という感じが拭えなかったことでしょう。 ミステリ的な驚きというものは、ありませんでした。 しかし、なんといっても、江戸川乱歩が代表作「幽霊塔」を書くきっかけとなった小説。 21世紀の現代人が読んでも、小説本来の面白さは感じ取れると思います。 特に、結末の後味の良さは強く心に残る作品なのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
無料だったので、長旅のお供に♪と、無料なので気楽にダウンロードしたのですが、読み始めて直ぐやめようと思ったのでした。まぁ結局頑張って読み終えましたが…。話自体は面白い様に思いましたが、この本は舞台が日本なのか?イギリスなのか?翻訳したのを、その時代の人に読みやすい様にしたのかと思いましたが、全くその辺の話を含んで読まない事には支離滅裂でした。ちょっと疲れた小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思わず小説の世界に引き込まれました! 最後の最後まで飽きさせない展開と数々の謎。 読み終えた後の爽快感がたまらない、一冊ですねー | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レトロな小説だ。舞台は倫敦なのに登場人物はまるで日本人。ストーリ展開はスピーディで意外性に富む。ロマンのごった煮という感じもするが、これだけ盛りだくさんなサービスは評価できる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Kindleを買ったので、試しに読んでみました。無料で十分楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文体に慣れるまでは一苦労ですが、最後まで頑張って読んだ甲斐がありました。昔のミステリーもいいもんですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は難しい漢字が多くて、読みにくいと思いましたが、読み進めるうちに どんどん世界観に引き込まれます。 現在連載されている漫画版とは別物といってよい物です。(漫画版もとても面白いですよ) 無料配信本なので気軽に読んでもらいたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
涙香をまた読めるのはとてもうれしい。涙香翻案をもっとKindle化して欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
その昔、ラジオドラマで黒岩涙香作「鉄仮面」を夢中になって聞いてました。久しぶりに遭遇、やっぱり不思議かつ面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
無料なのでダウンロードしてみました。 まだ読んでませんが… もっともっと無料でダウンロードできるものが増えればいいなと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良いのですね。 本当に面白い。 古さを感じさせない内容で読ませていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説の原点と言うべき作品です。文章の中に難しい漢字や現在使われていない仮名使いが多用されていますが、読めなくても大体の意味合いがわかります。最初から色々な謎が現れそれぞれ後のネタ振りとなっていて、最後にはちゃんとつじつまが会うように書かれています。長編ですが飽きさせる事もなく一気に読みことができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価がよかったので読んでみましたが、言い回しや宛字が難しく 少しくろうしました。まあ読めないまではないです。 内容は中盤まで引き込まれましたが後半は残念な感じでした。もっとおどろおどろしい終わり方をするかと思っていたので。この評価です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分かりにくい部分も多かったが予想よりもはるかに面白かった!今なら、もっと壮大なストーリーにするところがえらくさらっと書かれていたりして、その辺が笑える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1899年〜1900年に新聞小説として連載されており、『灰色の女』を基にした翻案長編小説。 1899年といえば、日本では東京・大阪間に電話が開通したり、 海外では「自動車(automobile)」という単語が初めて登場した年である。 そんな古い時代の、まさに推理小説の草分けの作品。 翻案とは逐語訳はせず、原書を読んで筋を理解したうえで一から文章を創作することを表すらしいが、 とにかく面白く、読み始めるや、本を閉じることができなくなった。 他のレビューに作品が古いとか冗長とかあるが、そんなことはない、講談調の語り口で、 描かれてはいるが、何ともおどろおどろしくて、大変面白い。 また一方で、極めて論理的に話が展開しており、しかも、伏線の張り方等も絶妙で卒がなく、 本書に感激した江戸川乱歩が更に翻案して、 同名の小説を書きあげたことが納得できる傑作だと思う。 作品は、さらに『カリオストロの城』等の作品に影響を与えているが、 今回読んでみて、横溝正史の『八つ墓村』がまさにこの作品を換骨奪胎した作品だと気付いた。 以前に江戸川乱歩の『幽霊塔』を読み、大変感激した覚えがあるが(内容は一部しか覚えていないが) その後、近所の本屋等を探して 涙香の『幽霊塔』を見つけることができなかったので、 今回、作品に出会えて大変うれしかった。 いいものは時代を超えていいということを改めて感じさせられた。 一日で読み切ることは難しいかもしれないので、 連休に、何かオドロオドロシイ推理小説を読みたい人に、 特にお奨めです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!