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記憶屋III
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記憶屋IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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もともとの本はとてもきれいだったと思いますが、大きな袋に無造作に入れてあり、届いた時にはページは半開き。表紙も中のページも折れ曲がっていました。 せっかくきれいな中古本を選んで購入したのに、開けた瞬間、残念な思いがしました。 いつもはこのようなレビューはしませんが、あまりにもひどいと思ったので、書きました。 | ||||
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1巻目は、記憶を食べてしまう面妖な生き物がいるという謎を軸に展開するホラーだったが、記憶屋II、IIIと続くにつれてホラーというよりジュブナイルの様相を呈してきた。つまり、記憶屋IIでは、記憶屋は善か悪か、記憶屋を止めるべきか否か、の問題が提起され、主人公たちは若者の熱心さで答えを模索する。記憶屋IIIの終盤では記憶屋の正体が明かされる。このシリーズが続くとすれば、この次は記憶屋自身の苦悶がテーマとなるだろう。 テーマはホラーから大きくハズレて、人生のあり方を模索する若者たちになってしまった。どんな辛いことも自分の一部として受け入れるのか、はたまた、リセットしてやり直すのか、みたいな。 さて、自分だったらどちらを選ぶだろうか。私なら、考えるまでもなく前者だな。結論が出てしまったので、このシリーズの自作を手にすることはないだろう。「記憶屋」というタイトルには魅かれるものがあったのだが、残念だ。 | ||||
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記憶屋シリーズの完結編です。「記憶屋Ⅱ」で低評価のレビューをした手前、責任を感じて本書のレビューもした次第です。 今回は、前作の続きです。記憶屋の取材を続ける猪瀬、そして、それに協力する夏生。 そんな2人は、料理人毬谷柊が、記憶を失ったというニュースに注目します。 2人は、毬谷に取材を敢行します。物語の2/3は、この鞠谷に関するエピソードで占められます。 以下ネタバレがありますから、未読の人は注意して下さい。 夏生は、友達の芽衣子が記憶屋ではないかと疑いますが、直接詰問することに躊躇していたところ、 偶然、従妹の真希が遊びに来ていて、どうすればいいか相談しますが・・・・・・・。 「記憶屋Ⅱ」のレビューでも指摘しておきましたが、本書は、全くホラーではありません!! 少しも怖くないし、さらに、記憶屋がなぜこのような能力を持つようになったのか、それに対する説明すら全くありせん。 作者は恐らく、都市伝説=恐ろしいもの、記憶を食う=怪物、というイメージで本作を構想したと思うのですが、 これでは、単なる底の割れた推理小説にしかなっていません!! ホラー文庫ということ枠組みで出ていますから、低評価するしかないと思いますが!! | ||||
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