(短編集)

蛇行する月

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評判

蛇行する月の評価:

4.35/5点 レビュー 48件。 B ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 61〜80 4/5ページ
No.36
(5pt)

『しあわせ』とは一体何なのか…

北海道と東京を舞台にして、六人の女性が互いに傷付け合いながら、自分なりの『しあわせ』の形を探していくといった物語。

『しあわせ』とは一体何なのか、著者が読者に優しく問いかけているような小説だった。著者の作品の中でも三本の指に入るような素晴らしい作品だと思う。

清美、桃子、弥生、美菜恵、静江、直子の六人の女性の名前をタイトルにした6章から構成され、六人の視点で1984年から2009年までの物語が綴られる。しかし、物語の中心人物は、あくまでも六人に何らかの関わりがある順子であり、順子の『しあわせ』と六人が置かれた今の境遇と彼女たちの思う『しあわせ』の形が対比されるかのように描かれていくのだ。

どの章も読み応えがあり、考えさせられるのだが、中でも第2章の『1990 桃子』が良かった。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.35
(5pt)

『しあわせ』とは一体何なのか…

北海道と東京を舞台にして、六人の女性が互いに傷付け合いながら、自分なりの『しあわせ』の形を探していくといった物語。

『しあわせ』とは一体何なのか、著者が読者に優しく問いかけているような小説だった。著者の作品の中でも三本の指に入るような素晴らしい作品だと思う。

清美、桃子、弥生、美菜恵、静江、直子の六人の女性の名前をタイトルにした6章から構成され、六人の視点で1984年から2009年までの物語が綴られる。しかし、物語の中心人物は、あくまでも六人に何らかの関わりがある順子であり、順子の『しあわせ』と六人が置かれた今の境遇と彼女たちの思う『しあわせ』の形が対比されるかのように描かれていくのだ。

どの章も読み応えがあり、考えさせられるのだが、中でも第2章の『1990 桃子』が良かった。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.34
(5pt)

解説は本当だろうか。

逆境にめげず明日に向かって明るく生きる」作品? ご冗談を。
この作品「群」はそんな薄っぺらい物ではない。
確かに「言葉としては」「明日に向かって明るく」なんだけど、
それは同時に途方も無く暗い現実と抱き合わせであることくらい、
小説好きの諸兄にはお分かりだろうと思う。
六つの物語+1はとても「創作」とは思えない、ノンフィクションのような
緻密な迫力を持っていて、20以上の苦しい職を転々とした小生の
現実の人生を振りかえずにはいられなかった。

名作映画では主人公は泣かない。静かに微笑んでいる。
それなのに観客は号泣せざるをえないのだ。
この本はそのような名作映画と肩を並べるものである。

最初の清美の章のイントロが暗すぎて、そこで本を放り出したひとは
大損をしたことになる。
第三章の弥生の人生に、ある曲が挿入されるのだが
それがまた(個人的な趣味で申し訳ないが)
小生の人生でベスト3に入る曲だった。

このような優れた作品に出会えた運命に感謝している。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.33
(5pt)

解説は本当だろうか。

逆境にめげず明日に向かって明るく生きる」作品? ご冗談を。
この作品「群」はそんな薄っぺらい物ではない。
確かに「言葉としては」「明日に向かって明るく」なんだけど、
それは同時に途方も無く暗い現実と抱き合わせであることくらい、
小説好きの諸兄にはお分かりだろうと思う。
六つの物語+1はとても「創作」とは思えない、ノンフィクションのような
緻密な迫力を持っていて、20以上の苦しい職を転々とした小生の
現実の人生を振りかえずにはいられなかった。

名作映画では主人公は泣かない。静かに微笑んでいる。
それなのに観客は号泣せざるをえないのだ。
この本はそのような名作映画と肩を並べるものである。

最初の清美の章のイントロが暗すぎて、そこで本を放り出したひとは
大損をしたことになる。
第三章の弥生の人生に、ある曲が挿入されるのだが
それがまた(個人的な趣味で申し訳ないが)
小生の人生でベスト3に入る曲だった。

このような優れた作品に出会えた運命に感謝している。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.32
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

最後に鳥肌

流石の作者。他の作品と同じく北海道の女性を主人公とした物語。最後の文章で思わず鳥肌が立ってしまった
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.31
(5pt)

最後に鳥肌

流石の作者。他の作品と同じく北海道の女性を主人公とした物語。最後の文章で思わず鳥肌が立ってしまった
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.30
(5pt)

この切なくも充実した読後感に、またやられました。

彼女の作品は、「終着駅(ターミナル)」「ホテルローヤル」「ラブレス」といろいろ読んで来たが、この作品も、期待を裏切らない読後の満足感。
高校の仲良し同級生やその家族などの、それぞれの人生が短編形式に綴られていくが、全体を貫き、この作品にテーマのようなものを与えているのは須賀順子の生きざまである。それは、六つの章に付けられた女性の名前の中に、「順子」自身が無いことでも分かる。
順子の生き方こそが、作者の作品に共通して流れる “逆境の中でも明るく前向きに生きる人生” そのものであり、読む者の心を震わせるのである。
読み終えて本を閉じ、またもじんわりと溢れ出る涙を拭わざるを得ない世界の余韻に浸っている。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.29
(4pt)

ななみ

空いた時間に少しずつ読めるから嬉です。人生は考え方で変わりますが、共感できる事ができます。淡々としたした流れを自分で色々な事を想像しながら楽しい時間を過ごせます。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.28
(5pt)

この切なくも充実した読後感に、またやられました。

彼女の作品は、「終着駅(ターミナル)」「ホテルローヤル」「ラブレス」といろいろ読んで来たが、この作品も、期待を裏切らない読後の満足感。
高校の仲良し同級生やその家族などの、それぞれの人生が短編形式に綴られていくが、全体を貫き、この作品にテーマのようなものを与えているのは須賀順子の生きざまである。それは、六つの章に付けられた女性の名前の中に、「順子」自身が無いことでも分かる。
順子の生き方こそが、作者の作品に共通して流れる “逆境の中でも明るく前向きに生きる人生” そのものであり、読む者の心を震わせるのである。
読み終えて本を閉じ、またもじんわりと溢れ出る涙を拭わざるを得ない世界の余韻に浸っている。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.27
(4pt)

ななみ

空いた時間に少しずつ読めるから嬉です。人生は考え方で変わりますが、共感できる事ができます。淡々としたした流れを自分で色々な事を想像しながら楽しい時間を過ごせます。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.26
(4pt)

そこはかとなく漂う悲壮感

どの章にもどこか醒めた悲壮感が漂う作品です。この作家の特徴がそのまま描かれている小説です。読後、心の中にそこはかとない虚無感のようなものが残り、それがまた独特の味わいを醸し出しています。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.25
(4pt)

そこはかとなく漂う悲壮感

どの章にもどこか醒めた悲壮感が漂う作品です。この作家の特徴がそのまま描かれている小説です。読後、心の中にそこはかとない虚無感のようなものが残り、それがまた独特の味わいを醸し出しています。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.24
(5pt)

初めての購入

とてもきれいで良かったです。また機会があれば購入したいです。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.23
(5pt)

初めての購入

とてもきれいで良かったです。また機会があれば購入したいです。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.22
(5pt)

どの作品も楽しく読ませて頂きました

安心して読ませて頂けます。とても希望が持て、自分も頑張らなくちゃ!って気になれます
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.21
(5pt)

どの作品も楽しく読ませて頂きました

安心して読ませて頂けます。とても希望が持て、自分も頑張らなくちゃ!って気になれます
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.20
(5pt)

by としちゃんー2015 5 6 構成が良かったです。

映画鑑賞が好きです。
サイレントから現在まで名作と呼ばれている数多くの作品を鑑賞しています。
たまたまこの作品を手にとりました。
出だしはちょっとなと思っていましたが
彼女たちと時間の経過がオーバーラップして
小説よりも映画なのか映像なのか
ふと著者の構成描写にうなりました。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.19
(5pt)

by としちゃんー2015 5 6 構成が良かったです。

映画鑑賞が好きです。
サイレントから現在まで名作と呼ばれている数多くの作品を鑑賞しています。
たまたまこの作品を手にとりました。
出だしはちょっとなと思っていましたが
彼女たちと時間の経過がオーバーラップして
小説よりも映画なのか映像なのか
ふと著者の構成描写にうなりました。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.18
(3pt)

程ほどに楽しみました

ありがちな感じの構成ですが、楽しみました。好みから言えば、1、2編に顕著に漂う「部屋着スリップ感(←「キャミ」ではダメ。深い意味はないです。イメージ的な個人用語です)」は余り好みませんがw
多少引っ掛かったトコが「しゃべらない子」の病が「眼病」だという部分でした。もうてっきり脳障害だとばかり思い込んで読み進んでたんで「角膜」で治る病ってトコで「へ?」って感じがしてしまいました。
順子は「息子の手術成功を見る」のは意識が向かないんじゃなくて、「無理な事は選択肢に含まない」人なんだと思った。だから「しあわせ」でいられるんだろうと。息子が治ればそれで良いんであって。自分が動けなくなる前に、息子の手術手配しっかりしておきなよ、と声を掛けたくなった。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.17
(3pt)

程ほどに楽しみました

ありがちな感じの構成ですが、楽しみました。好みから言えば、1、2編に顕著に漂う「部屋着スリップ感(←「キャミ」ではダメ。深い意味はないです。イメージ的な個人用語です)」は余り好みませんがw
多少引っ掛かったトコが「しゃべらない子」の病が「眼病」だという部分でした。もうてっきり脳障害だとばかり思い込んで読み進んでたんで「角膜」で治る病ってトコで「へ?」って感じがしてしまいました。
順子は「息子の手術成功を見る」のは意識が向かないんじゃなくて、「無理な事は選択肢に含まない」人なんだと思った。だから「しあわせ」でいられるんだろうと。息子が治ればそれで良いんであって。自分が動けなくなる前に、息子の手術手配しっかりしておきなよ、と声を掛けたくなった。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948