(短編集)

蛇行する月

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評判

蛇行する月の評価:

4.35/5点 レビュー 48件。 B ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 41〜60 3/5ページ
No.56
(4pt)

女性仲良しグループの人生50年をリアルに小説にした感じ

1984年頃に高校生だった女性 清美・桃子・弥生・美菜恵・静江・直子の同級生(図書部)の生き様を2009年くらいまで追いかけていくお話。高校三年の夏に担当の先生に愛を告白したが断られたことで人生が狂っていった女性を中心に、女性特有の(こう書くとまずいのかもしれないが)エゴ・妬み・プライドがおり混ぜられて、ドロドロに進んでいく。見栄で幸せを演じ続けるメンバーが最終的にどこに行き着くのか…。

本当に生活感と年をとっていく様子がリアルで、本当にこんなことが起こっていたのかも…と思わせるところがさすが直木賞の桜木さん。でもこの人の話ってなんとなく、ホテルとか色恋沙汰の話が多い気がする。(だからファンが多いのか?)

なんでこんな馬鹿に人生を送るのだ…という一人の女性が最後の最後にますます悲しいことになるのだが、そこまでどうしても一気に読んでしまう。

時代背景が私と同じような環境なのでとても感情移入してしまいます。旅行や出張の移動中にどうぞ。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.55
(4pt)

女性仲良しグループの人生50年をリアルに小説にした感じ

1984年頃に高校生だった女性 清美・桃子・弥生・美菜恵・静江・直子の同級生(図書部)の生き様を2009年くらいまで追いかけていくお話。高校三年の夏に担当の先生に愛を告白したが断られたことで人生が狂っていった女性を中心に、女性特有の(こう書くとまずいのかもしれないが)エゴ・妬み・プライドがおり混ぜられて、ドロドロに進んでいく。見栄で幸せを演じ続けるメンバーが最終的にどこに行き着くのか…。

本当に生活感と年をとっていく様子がリアルで、本当にこんなことが起こっていたのかも…と思わせるところがさすが直木賞の桜木さん。でもこの人の話ってなんとなく、ホテルとか色恋沙汰の話が多い気がする。(だからファンが多いのか?)

なんでこんな馬鹿に人生を送るのだ…という一人の女性が最後の最後にますます悲しいことになるのだが、そこまでどうしても一気に読んでしまう。

時代背景が私と同じような環境なのでとても感情移入してしまいます。旅行や出張の移動中にどうぞ。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.54
(5pt)

幸せって何?

女性の名前を冠した連作短編小説集。

どこか満たされない、どこか人生がうなくいかない人女性の名前を冠した連作短編小説集。

すべての小説に出てくる人が、高校の恋愛で失敗し、不倫の末駆け落ちし、流行らないラーメン屋を東京の片隅で細々と営みながら、家族三人でひっそりと暮らす順子。傍からみれば、とても幸せそうに見えない順子は、いつも幸せだと語る。そして、順子に会いに行き、それぞれの幸せを考える。

抜群の構成と、文章力。そして、人生を語るメッセージ。
是非、お読みあれ。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.53
(5pt)

幸せって何?

女性の名前を冠した連作短編小説集。

どこか満たされない、どこか人生がうなくいかない人女性の名前を冠した連作短編小説集。

すべての小説に出てくる人が、高校の恋愛で失敗し、不倫の末駆け落ちし、流行らないラーメン屋を東京の片隅で細々と営みながら、家族三人でひっそりと暮らす順子。傍からみれば、とても幸せそうに見えない順子は、いつも幸せだと語る。そして、順子に会いに行き、それぞれの幸せを考える。

抜群の構成と、文章力。そして、人生を語るメッセージ。
是非、お読みあれ。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.52
(5pt)

アイディアがいい

目新しくはないのかもしれないけれど、この連作のアイディアはとてもいいとおもいました。もしかしたら桜木さんの小説の中でいちばん好きかもしれない。女性が女性性を丸出しにしていなくて(つまり現実に即している)、すべての登場人物に素直に感情移入できました。読み終えて10日ほど経ちますが毎日一回ぐらい心の中で反芻しています。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.51
(5pt)

アイディアがいい

目新しくはないのかもしれないけれど、この連作のアイディアはとてもいいとおもいました。もしかしたら桜木さんの小説の中でいちばん好きかもしれない。女性が女性性を丸出しにしていなくて(つまり現実に即している)、すべての登場人物に素直に感情移入できました。読み終えて10日ほど経ちますが毎日一回ぐらい心の中で反芻しています。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.50
(4pt)

みんな 其々の思いの中で 生き続ける。

『 娘が自分の想像を 超えて 幸せではありませんように』 須賀静江    そういう文章の 一か所に 作者の ネガチィヴな
哀しみの 連鎖 展開を 観る 読むノデス。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.49
(4pt)

みんな 其々の思いの中で 生き続ける。

『 娘が自分の想像を 超えて 幸せではありませんように』 須賀静江    そういう文章の 一か所に 作者の ネガチィヴな
哀しみの 連鎖 展開を 観る 読むノデス。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.48
(4pt)

しあわせの価値を問う

清美、桃子、弥生、美菜恵、静江、直子
25年の時間軸の中で、6人の女性の視点から、日々の悩みと「しあわせ」の価値を問う。
解説に「川の蛇行は、引き受けねばならない水流の激しさや、あらがい難い自然の厳しさの中で起きる」とあり、まさに、そういった中で蛇行していく女性を描いているなぁと感じた。
心にある、誰かと比較して安心したい気持ちや、今の現状にどこか満足してない自分を掘り起こされる、という意味では、複雑な読了感。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.47
(4pt)

しあわせの価値を問う

清美、桃子、弥生、美菜恵、静江、直子
25年の時間軸の中で、6人の女性の視点から、日々の悩みと「しあわせ」の価値を問う。
解説に「川の蛇行は、引き受けねばならない水流の激しさや、あらがい難い自然の厳しさの中で起きる」とあり、まさに、そういった中で蛇行していく女性を描いているなぁと感じた。
心にある、誰かと比較して安心したい気持ちや、今の現状にどこか満足してない自分を掘り起こされる、という意味では、複雑な読了感。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.46
(5pt)

幸せとは

あなたにとっての幸せを改めて考えることが出来ると思います

ページ数もあまり多くなく読みやすいです
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4575518948
No.45
(5pt)

幸せとは

あなたにとっての幸せを改めて考えることが出来ると思います

ページ数もあまり多くなく読みやすいです
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.44
(3pt)

現代社会において、このような環境にあって幸せと思える女性が実在するのか疑問

評価が高かったので期待して読んだのですが、あまりに世界観が自分からはかけ離れていたため、うまく理解できませんでした。皆さまほど作品の良さが分からず、順子という登場人物のあまりの悲惨さに心がふさぎました。実際にこのような状況で幸せと感じられる女性が存在するのだろうか・・・。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.43
(3pt)

現代社会において、このような環境にあって幸せと思える女性が実在するのか疑問

評価が高かったので期待して読んだのですが、あまりに世界観が自分からはかけ離れていたため、うまく理解できませんでした。皆さまほど作品の良さが分からず、順子という登場人物のあまりの悲惨さに心がふさぎました。実際にこのような状況で幸せと感じられる女性が存在するのだろうか・・・。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.42
(4pt)

冷たい性愛や惰性の人間関係にはないと素朴で実直な人に訪れる幸せが不思議と暖かい。

ちょっとひど過ぎないかと思わせるような職場環境が妙にリアリティーがあり、
こんな冷めきった性愛をするものなのだろうかという場面にもやはり妙にリアリティーを
感じてしまう。
しかし、そのリアリティーあるその世界は惰性に流されるだけの寂しく切ない空間と
なっている。
一方、あまりにも素朴で実直すぎる主人公は貧乏をもろともしない。
少しメルヘンチックさを漂わせてはいるが他人と比較しないまっすぐな生き方の中に
幸せを見出す。幸せの青い鳥はやはりそこにいるのかと心が温かくなる。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.41
(4pt)

冷たい性愛や惰性の人間関係にはないと素朴で実直な人に訪れる幸せが不思議と暖かい。

ちょっとひど過ぎないかと思わせるような職場環境が妙にリアリティーがあり、
こんな冷めきった性愛をするものなのだろうかという場面にもやはり妙にリアリティーを
感じてしまう。
しかし、そのリアリティーあるその世界は惰性に流されるだけの寂しく切ない空間と
なっている。
一方、あまりにも素朴で実直すぎる主人公は貧乏をもろともしない。
少しメルヘンチックさを漂わせてはいるが他人と比較しないまっすぐな生き方の中に
幸せを見出す。幸せの青い鳥はやはりそこにいるのかと心が温かくなる。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.40
(4pt)

人生の哀切を表現するのが巧みな著者

この物語は、札幌の和菓子店に就職した須賀順子の、すでに老境にさしかかった菓子職人との駆け落ちを軸にして、道立湿原高校の順子の同級生6人の生きざまを、エピソーディックに配置した様式を取っております。著者が得意とする短編を、順子という軸に経年的に配置することで長編の形にしたものです。須賀順子は決してこの小説の主人公ではなく、彼女を軸に、経年的(25年間)に配置された級友6人が物語の中心となっており、それぞれのエピソードには説得力があり、読者を引き込む筆力は相当なものです。この小説の中の登場人物は、だれ一人として幸せなひとはなく、また、これから幸せになる可能性のある人も出てこない。まるで、すべてが固定化されたような、日本社会そのものを表現している。湿原高校の同級生6人は、それぞれある年齢になり、ふとした時に、自分の社会における、あるいは高校のクラスにおける相対的位置や順位を確かめたくなり (クラス会に出席するかのように) 須賀順子に合い、そしてまた、自分の日常に帰って行く・・・・。

誰もどこへも行けない、現代日本の (偽)階級社会の固定化を具象化したような、哀しく切ないお話なのかもしれません。 ・・・・ただそれだけの物語。 だからこそ、多くの読者が、多かれ少なかれ “蛇行する月” のように現在の地点で虚しく漂っている自分を、この物語の中にみてしまうのかもしれません。

著者と編集者の能力に?を付けたくなるのが主人公達の高校名、「道立湿原高校」。いくらなんでもこの名前は興覚めでしょう・・・・・。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.39
(4pt)

人生の哀切を表現するのが巧みな著者

この物語は、札幌の和菓子店に就職した須賀順子の、すでに老境にさしかかった菓子職人との駆け落ちを軸にして、道立湿原高校の順子の同級生6人の生きざまを、エピソーディックに配置した様式を取っております。著者が得意とする短編を、順子という軸に経年的に配置することで長編の形にしたものです。須賀順子は決してこの小説の主人公ではなく、彼女を軸に、経年的(25年間)に配置された級友6人が物語の中心となっており、それぞれのエピソードには説得力があり、読者を引き込む筆力は相当なものです。この小説の中の登場人物は、だれ一人として幸せなひとはなく、また、これから幸せになる可能性のある人も出てこない。まるで、すべてが固定化されたような、日本社会そのものを表現している。湿原高校の同級生6人は、それぞれある年齢になり、ふとした時に、自分の社会における、あるいは高校のクラスにおける相対的位置や順位を確かめたくなり (クラス会に出席するかのように) 須賀順子に合い、そしてまた、自分の日常に帰って行く・・・・。

誰もどこへも行けない、現代日本の (偽)階級社会の固定化を具象化したような、哀しく切ないお話なのかもしれません。 ・・・・ただそれだけの物語。 だからこそ、多くの読者が、多かれ少なかれ “蛇行する月” のように現在の地点で虚しく漂っている自分を、この物語の中にみてしまうのかもしれません。

著者と編集者の能力に?を付けたくなるのが主人公達の高校名、「道立湿原高校」。いくらなんでもこの名前は興覚めでしょう・・・・・。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X
No.38
(5pt)

女たちの生きるが深い

やっと文庫本が出たので二晩でいっき読み。
起点となる釧路は深い霧に包まれ、女たちの人生は湿原をうねり流れる川のようだ。
湿原駅から釧路町に貫ける細い林道をドライブしたことがある。
おすすめ出来るものではないがその砂利道は後悔と希望が交差していた。

解説を書いている蔦屋書店の間室道子さんのことばで「新しい一歩を踏み出すには新しい自分になること」。
そしてしあわせの定義も人それぞれだが「自分の核を持つこと」とある。

生きること、しあわせの意味を考えさせられる作品、200ページと読み易い(短編集ではない)。
蛇行する月 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 蛇行する月 (双葉文庫)より
4575518948
No.37
(5pt)

女たちの生きるが深い

やっと文庫本が出たので二晩でいっき読み。
起点となる釧路は深い霧に包まれ、女たちの人生は湿原をうねり流れる川のようだ。
湿原駅から釧路町に貫ける細い林道をドライブしたことがある。
おすすめ出来るものではないがその砂利道は後悔と希望が交差していた。

解説を書いている蔦屋書店の間室道子さんのことばで「新しい一歩を踏み出すには新しい自分になること」。
そしてしあわせの定義も人それぞれだが「自分の核を持つこと」とある。

生きること、しあわせの意味を考えさせられる作品、200ページと読み易い(短編集ではない)。
蛇行する月 Amazon書評・レビュー: 蛇行する月より
457523835X