亡霊星域
評判
亡霊星域の評価:
3.42/5点 レビュー 19件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1〜7 1/1ページ
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亡霊星域の評価:
3.42/5点 レビュー 19件。 C ランク
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三部読み終わってから感じるのは、一作目で完結したと思って読み終えても良かったかなということ。
以降ネタバレあり
反逆航路では2つの異なる時間の出来事を交互に描写しながら、自身は何者なのか、
どういう目的で、今何をしているのか、と明らかにして最後にアナーンダとの対決にいたり終わった。
その後二巻かけて、無数の分身を持ちながら絶対権力をもつ皇帝をどう撃退するのか、
もしくは、自己が分裂してしまったアナーンダ本人が再び統一できるのか、という結末を描くのかと思いきや
後二巻かけて、アソエク星系内での話だけでほぼ終わってしまう。
今作は三部目の星群艦隊にむけて一冊かけた準備段階の巻とも言える。
いちおう今作でも敵側のアナーンダの息のかかった者が現れるし、星群艦隊ではアナーンダが一人出てきて撃退する。
しかし結末としてはアナーンダを一人撃退し、アソエク星系での政治問題の解決を進めるだけで終わってしまう。
え、それで終わり?と思われるというのを予測してか、星群艦隊の最終章冒頭でこう書かれている
「娯楽作品は、たいてい勝利か敗北かで終わる。しあわせを勝ちとるか、いっさいの希望を失うような悲惨な負けか。しかしかならず後日はあって、新しい朝が来てはまた朝が来て、絶え間なく移りゆき、失いもすれば得ることもある。一歩、そしてまた一歩。」
全部解決の大団円という結末をあえて嫌ってか、小さな勝利を描き、自身の挑戦はまだ続くのだという感じの結末である。
そういった展開も悪くはないが、一巻目のスケールのでかい風呂敷の広げ方の割に、二巻かけて小さな勝利を見せられるとあれれといった印象も感じてしまう。
反逆航路の設定が好きだったなら楽しめて読めるけど、ちょっと期待はずれな面もあったかなという感じ。