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タックスへイヴン Tax Haven
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タックスへイヴン Tax Havenの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 21~40 2/4ページ
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複雑な金融商品やスキームは用いていないからこそ経済モノであっても年数が経っても色褪せない。心理描写も良かった。 | ||||
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著者の金融に対する知識にはただただ驚かされる。 ストーリーについてもスリルを感じ、終始楽しく 拝見することが出来ました! | ||||
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日本、シンガポール、韓国、欧州など海外を巻き込んだスケール大きい作品である。裏社会や金融社会、海外生活などちょっと覗いてみたいところも丁寧に表現されており、また、ストーリーもしっかりしており大変面白かった。 | ||||
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読み始めは重い作品だと思ったけど、読んでいくと面白さが倍増される作品であった。まさかの展開ばかりで面白かったです。橘玲氏の作品も読む本の仲間入りにしたい。まさか自分の情報屋に殺されかけるとは…。 | ||||
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前回のマネーロンダリングに続き 今回、タックスヘイブンを読ませていただきました。コバの鮮やかな快進撃はたまりませんな。 | ||||
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著者はノンフィクションの著作をメインに活動しているが、小説である本作もサスペンス・恋愛小説として一級品。とにかく面白い。 また、舞台となっているシンガポールをはじめとした東南アジア諸国に興味があれば、この作品の描写は、尚更面白く読めると思う。 タイトルとなっているタックスヘイブンに関する情報は現在では古い部分もあるのだと思うが、個人的には、現在日本の金融機関へも課されているFATCA/CRS規制の背景がこの小説を通して腑に落ちることができた。 ここまでの筋書きと構想を練り、豊富な金融・文化の知識を駆使して、一級品のエンタメ小説を上梓した著者に拍手を送りたい。 | ||||
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一気に読み上げました。とても金融のことも学べるし、ストーリーも面白いです。 | ||||
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金融ハードボイルドとでも言おうか、今は小説でもこのぐらい技術的な裏づけが必要なのだろう。テーマはタイトルとあまり関係なく、黒いカネに群がるアジアの魑魅魍魎たちである。ドラマは高校時代に始まる恋愛あり、友情あり、ハッピーエンドありで無条件に楽しめる。橘玲にもこんな甘酸っぱいものが書けるのかと感心していたら、やはり中盤からドロドロした話になるのですね。橘なのでそれでいいです。 「金融の世界には、白いカネと黒いカネがある。黒いカネは、脱税や犯罪で稼いだ資金でなにがあっても表に出すことができない。白いカネは出所が明らかで、法に基づいて権利を主張できる」。端的に言うと黒いカネは誰のものでもない。誰にどう使われても文句を言えない。その結果、責任だけを負わされることになっても抗うこともできない。「まっとうな人間は、そもそもあやしげなプライペートバンクなんて使わない」。 難を言えば、ラストが現実ではそれで済まされないし、小説としては落着してないので釈然としない。続編があるようにも読めるが、恐らく話を拡げすぎたのだろう。伝えたいことがたくさんあるのは解るが、これほどのものを書けるのだから話を絞って小説に徹すべきだろう。小説では説得力が半減するということはない。要は受け取る側次第だ。橘はノンフィクションより小説の方が断然面白い。 | ||||
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主人公は、古波蔵佑。 タックスヘイブンやマネーロンダリングに 関するサスペンスを描く。 始めは緊張感があったが、 次第に冗長になっていった。 黒幕の予想も立ちやすかった。 私自身に実感が湧かないこともあり、 楽しめなかった。 | ||||
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何より、主人公の古波蔵が格好良い。元バンカーの金融知識、裏社会にも精通した情報力・分析力、さらに、国家機関や犯罪組織に個人で立ち向かっていく度胸と交渉力を持ち合わせ、大金を稼ぎながらも簡単に手放していくダークヒーロー。 | ||||
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橘玲氏、ここ最近では小説以外の著書を出版しているが、小説もとても面白い。 国際金融の世界を舞台に、ダークヒーロー的主人公の古波蔵が危険と隣り合わせになりながらも真実に迫る。 マネロン等の行為に関しても、分かりやすく表現してくれているので、すんなり読み続けられる。 読み終えた後の読後感としては何とも言えない、決して悪くない、気持ちの良さでした。 橘玲氏、また小説作品を上梓して下さい。 | ||||
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橘玲の小説を全部読みましたが、圧倒的にこれが最高傑作です(2019年4月)。 主人公の古波蔵がいいキャラしてます。どちらかというとダークヒーロー寄りなんですが、牧島や紫帆のことは損得度外視で守る。ただその行動原理が情念や義理ではなく、生きがいもなく漂泊するだけの古波蔵にとって「他人のために尽くす」ことそれ自体が目的だったんじゃないかなあと思わされる感じで、カリスマ性につながっている。 牧島は典型的な「善人だが無力」という役どころ。ただ、自分が無力であることをわきまえているから好感が持てる。 紫帆はその時々の男のカネや権力に寄生するしか生きる術を持たない女なんですが、ただのバカ女ではなく、そういう生き方しかできない自分を受け入れた上で、男を支配する強かさを備えている。 キャラ小説としてだけでも十分秀作なんですが、国際金融や海外ヤクザを絡めたハードボイルドな展開がまたすばらしい。ぜひ映像化してほしい傑作(NHKで全4~6話とか)。 | ||||
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すでに有名ですが、著者の金融に関する圧倒的な知識や精緻さは誰にも負けないでしょう。専門家というより極め人みたいな(笑) 内容は日本やシンガポールを舞台にした金を巡る黒いやりとり…堅苦しくて地味(?)な感じもしますが、読み終わると爽快感がありますね。それにしても登場人物や著者を含め、世界には色々な人がいますね。改めて実感させられます。 | ||||
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今回も金融の裏社会の様々な攻防が交錯し、スリリングてとても面白い物語になってます。 ただし作者も冒頭で注意書きしているように、所々に突っ込みどころはありますので、ここな記載されているテクニックを実際に試したりはしないほうが身のためですね。 | ||||
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シンガポールを舞台にしたタックスヘイブン小説。 スイスの銀行口座から日本人の不正蓄財した金が次々と口座から消えてなくなった。 その額は1000億円にものぼる。 事件の背景に日本人の北川がホテルから転落死死した。 妻と彼女の高校の同級生牧島は遺体引き取りに現地へ向かう。 一方口座から金が消えた預金者は同じく牧島と同級生の古波蔵に金を取り戻すためにシンガポールへ渡る。 北川の妻紫帆、牧島、古波蔵の同級生は様々な事件に巻き込まれていく。 日本の検察庁、政治家、シンガポール警察を巻き込んだこの事件は巨額な資金が北朝鮮へ流れていく事実を古波蔵は摑む。 結構楽しめる作品だった。 一般文学通算2201作品目の感想。2019/02/16 19:20 | ||||
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知識に裏打ちされていてるし、文章も読みやすい。楽しめます。 | ||||
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図書館本 以前読んだ、大蔵官僚であった志賀櫻氏のタックス・ヘイブン――逃げていく税金 (岩波新書)2013年が非常に興味深く、同じ題の小説を読みたいと思った。 著者の橘氏(1959-)はマネーロンダリング等の著作もあり、金融業界に精通しているのだろう。 あくまでも小説なのだろうが、おそらくは多くの人たちが日々、お金儲けのために法ギリギリ、あるいは法を犯して、生きているのであろう。 まあ、一般人にはまったく異次元なのだが、本邦においては日銀総裁が異次元の金融政策を行うと宣言したので、少しは節税、脱税、租税回避に関して知っておいても良いのかと思った次第。 お金は大切、でもお金のためだけに生きるのはバカだと再認識。 小説としては非常に面白い。 | ||||
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マネーロンダリングが面白かったので作家読み。 印象は一言でいえば既視感。マネーロンダリングとテイスト(世界観)が全く同じ。 主人公は元外資系金融マンで浮世離れの生活、脱税・資金洗浄指南役。舞台はシンガポール(香港)で外銀や非合法組織と渡り合い、お金の探し出す話。 お話は面白いのでマネーロンダリングに嵌った人にはお勧め。マネーロンダリングの方が古く僕には面白かったので間違っても逆に読んではいけない。 | ||||
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昔読んだ村上龍の小説に似たテンポの良さを感じる。 ライトで頭使わなくて読めるので、移動時間に楽しめた。 | ||||
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金融の裏側の蘊蓄も楽しみつつ、あっと言う間に読みました。ストーリーはよいのですが、牧島と紫帆の弱さがどうにも好きになれない。度量がないばかりに13年回り道させて苦労させたのは牧島じゃないのか??男のロマンチズムは最後まで理解できませんでした。 | ||||
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