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(短編集)
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フリークスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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人間誰しもが正常であると思い込んでいると言う言ってしまえば在り来りな話なのだが、綾辻行人先生が書くとこうも綺麗な奇怪な話になるのが本当に面白い。個人的に「精神異常者の話」と知っていても楽しめるので綾辻先生初めてでも読みやすいですね! | ||||
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いくつかの物語が入っていますが、どれもが、そうきたか!と思うような物語で、おもしろく読ませていただきました。読んでいる途中で、あれ?この作者だれだっけ?と思いました。良い意味でいつもの綾辻さんの文章とは違った感じがしました(あくまで個人的な意見です)。綾辻さんの本はほとんど読んでしまっていて、でもなんとなくフリークスというタイトルからグロいのかな・・と思って避けていたのですが、読んでみたらそんなことはなくて、納得のいく作品でした。 | ||||
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個人的には綾辻作品の中でも上位にあります。 1、2作目はどうかな、と思いましたが3作目表題作のフリークスで評価が良い方にガラリと変わりました。 これを読むだけでもオススメです! | ||||
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精神病棟を舞台とした3つの物語からなっている本作。 最初は、3つの物語に共通した一つの事件があるのかな?と思いながら読んでいましたが、特にそういうわけではなく、舞台が共通しているだけで物語自体は無関係のオムニバスです。あと、「身体」が3つの物語とも、重要なファクターになっています。 以下、若干ネタバレかな?とも思うので、ちょっとのヒントも嫌な人は読まないでくださいね。 今作で面白いのは、謎に対して、種明かしが1回で終わらない処。つまり、一度は解けたと思っていた謎の真相が、その直後、謎の舞台ごとクルリとひっくり返ったりします。「なるほど、謎の真相はこうだったのか! こりゃ一本取られた」と膝を打った直後に、さらなるどんでん返しが待っているという二段構え。一筋縄ではいきません。面白かったです。2時間ほどで一気に読んでしまいました。 | ||||
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と言っても自分が選ばれた読者と言いたいわけではない事は、先に断っておきます。 1話目、これは何とも言いがたい。単に字を目で追うだけになってしまった。 買う本間違ったかな・・・と思った。 2話目、1話目よりは焦点絞りやすい作品です。 一人二役のからくりは、先に読んでた黒猫亭事件(横溝正史)にもあって、それと同じじゃね?でした。 でも本当は・・・。それも予想の1つだったので、あまり驚かず。 まったくの第三者が、自分が事故の関係者と錯誤してる?なんてケースまで考えましたから。 3話目。これは凄いですね。 他のレビューを見ると、「犯人簡単」とか即座に突き放してるのも見受けられますが、 これは誰が犯人かとか、そんなことは瑣末な事象です。 今作はこの構成にこそ妙味がある。 ”探偵”の不自然な出現・移動などにより、”実在しない人”である事は容易に想像できましょう。 ”自称スランプの小説家”はまた別の人格な可能性もあるし、 ”肝心のJM事件”を語った人も更に内側・・・。 (事件は、少なく見積もっても、作中作中作になってる) 加えて、結局最後まで実際の登場はないK女史も、本当に存在してるのかどうか・・・。 考えれば考える程、不可思議な構成の泥沼にはまっていきます。 他になんか”刺激が足りない”的なレビューも見掛けましたが JM事件の現場って、最凶最悪の惨殺シーンなんですけど・・・ あれよりグログロな場面てあるかなぁ? | ||||
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個人的にはとても好きな雰囲気の作品集でした。最後のオチであぁなるほどと | ||||
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精神病院の患者の話という体裁で3編のホラーテイストのミステリーが収録されている。 2話目は以前マイナーな出版社から単行本で出たやつである。 フリークスが絡む密室殺人など異形の幻想的な物語が展開するが、全体の構成はまごうことなき本格ミステリーである。 90年代の綾辻短編集としては非常に出来が良い作品集である。 | ||||
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久々に、昔気に入りだった作家の小説を読みたくなり、購入。 さして内容を確認せずに手に取りましたが、今までの本格ミステリとは違う方向から攻めた内容となっており、少々驚きました。 とある精神病院に収容された患者たちの目線から描かれる短編集となる。 自らの世界に閉じこもってしまった(または構築してしまった)患者一方向から見た景色をもとに、現実ではこの患者はどうなっているのかを”推理”する楽しみがあった。 もちろん、”推理”するには叙述トリックが甘い部分が多いが、これは推理小説ではないためその甘さも気にならず、ともすれば狂気を含んだ世界に取り込まれていくこととなった。思えば以前から、どこか軽快な文章に心理描写の多さ、そしてホラー的な展開があった作者であるため、この作風も、一つの推理小説作家としての挑戦かと考えると、なかなか面白いと言える。 なお余談ながら、あらすじに書かれている短編は最後の章となります。 一見すると、5人のフリークス一人ずつに焦点を当てた話が展開すると思われる可能性が無きにしも非ずと感じたため、追記です(自分はそう取ってしまった) | ||||
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面白いです。 精神病棟の部屋を舞台とした3つのミステリー。 ホラーというよりはサイコです。 「孤島の鬼」「ジキル博士とハイド氏」あたりが好きな人は多分気に入ると思います。 | ||||
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3話とも(特に3話目)現実的には有り得ない話。しかし、精神病患者からの伝聞という形式をとることにより、ある程度、現実感がでています。そんな突拍子もない話でも、そこはさすが綾辻。綿密な伏線を散りばめ、非現実世界の中でフェアなストーリーを展開し、意外でかつ論理的な結論を導きだします。すぐに読めてしまい、館シリーズの好きな私には少し物足りなかったのですが、趣向は楽しめました。 | ||||
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綾辻行人さんの「フリークス」という中編集です。 フリークスというのは「畸形達」という意味だそうです。 前から思ってたんですが、綾辻さん「畸形」って言葉好きもしくは拘りがあるんですかね? 前置きが長くなりましたが、本作は3編の中編で構成されてます。 ・夢魔の手-三一三号室の患者- ・四〇九号室の患者 ・フリークス-五六四号室の患者- の3つです。これらは全て同じ精神病棟を題材としています。 個人的には2つ目の四〇九号室の患者が一番びっくりしました。主人公は記憶喪失で「自分は何者か」と追求していくのですが、ラストで一気にひっくり返ります。これ予測できる人居るんですかね? ジャンル的にはおそらくサイコミステリになると思います。 綾辻さんお得意の本格物を期待すると肩透かしと食らうかもしれません。 でもまあ、結局どの話もラストのどんでん返しは綾辻ワールド全開です。 | ||||
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精神病院を舞台にした三作の連作短編集。 端正で安定感のある文章力は読むに小気味よい。 予想を何度も覆す展開の妙、研ぎ澄まされたロジックは芸術的なまでに美しい。 三作とも良作以上の出来ではあるが、特に凄いのが表題作にもなったラストの「フリークス」だ。 映像的なインパクトも複雑にして整然とした構成も群を抜いているが、問題作すぎて映像化はできそうにもないところが残念。 | ||||
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全部で3話あります。 精神病棟での患者の話しです。 「夢魔(むま)の手」は精神病棟にいるお母さんを見舞いに行く少年のはなしです。 そこで母から驚くべき事実を明かされます。 「四0九号室の患者」は交通事故にあった女性がなくした記憶を謎解いていく 話しです。 そして最後の「フリークス」は中でも一番の長編で「J.Mを殺したのは誰か」 について謎解きしていきます。 どの話しも書記で綴られている部分が多くあります。 ミステリーなので「真実は何か」気になってしょうがなく 読み急いでしまうくらいハマります。 やっぱり綾辻行人さんは面白いものを書くなぁ。 | ||||
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一般的に抱かれている推理小説のイメージとはかなり離れている三つのお話です。いずれも精神病患者を語り手とした、彼らにまつわる事件の真相を突き止めていく形式となっています。 単なる謎解きを楽しむだけの話ではなく、それぞれの物語は、精神病者の精神の世界に踏み込み、普段私達が普通としているもの、それを正常、それ以外を異常としてしばしば蔑み、排除しようとさえする価値観を支えているものに揺さぶりをかけてきます。眼球綺譚のいくつかの物語にも見られましたが、これは綾辻さんが作品の根底に抱いている一つの哲学のようです。もちろん、ミステリとしての仕掛けや伏線も随所にあって、読み終わったあとは良い哲学書とミステリを同時に読み終わったようでお得感がありました。是非、読んでみてください! | ||||
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綾辻さんの短編作品。 3作?(たしか)だと思います。どれも面白いし、展開もスリリングです。 個人的には、最後の作品が一番お勧めなんですが、 ちゃんと、最初から順番に読んでくださいね。 短編だけど、微妙な繋がりがありますから。フリークス(奇怪's)です。 最後には、綾辻マジック(あー、そうきたかー)ってのも 待ってますから、読んで損なしですよ。 | ||||
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読み終わって5年程経ちますが、決して脳から離れる事のできない物語です。 それほどまでに衝撃を受けた作品でした。 人間の心は脆く、だけど強い・・・そのどちらを選ぶかはあなた次第・・・。 ミステリーだけとして、読むのにはあまりにも勿体無い作品です。 読後、頭が柔らかくなった気がしました。 | ||||
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読み終わって5年程経ちますが、決して脳から離れる事のできない物語です。それほどまでに衝撃を受けた作品でした。人間の心は脆く、だけど強い・・・そのどちらを選ぶかはあなた次第・・・。ミステリーだけとして、読むのにはあまりにも勿体無い作品です。読後、頭が柔らかくなった気がしました。 | ||||
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母の書棚から何気なくこの本を手にとった事は果たして正解であった。全部で3編、精神科病棟の患者を題材に話が展開される。 すべてに裏があり、すべてが覆される。真実はどこにあるのか。 自分は果たして何者であるのか…。 文章に仕掛けられる巧妙な伏線もニクいが、どれも結末まで一気に読ませてしまう力強さをひしひしと感じる。脳みそをぐるりとひっくり返されたい人にはお勧め。 傑作の一冊!! | ||||
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さすがは綾辻行人という感じで読ませてくれました。 精神病院が舞台の3編が収録。全ての作品が5つ星です。 どこまでが夢でどこまでが現実なのか、登場人物たちも読み手の私達もわからなくなるようなサイコミステリ。 『四〇九号室の患者』のラストに驚嘆。 『フリークス ―五六四号室の患者―』は作者と読み手の距離が確かめたくなる作品。綾辻氏の小説の中でもこの本は絶品! | ||||
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