火星年代記

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評判

火星年代記の評価:

4.49/5点 レビュー 80件。 B ランク

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平均点4.49pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 21〜40 2/5ページ
No.80
(3pt)

演出の妙、世界の見せ方が面白いです

ファンタジーのようにも見えますがルールもあるようで、登場人物たちの見えているものから世界を想像していく。
あまり好みではないですが、こういう表現もあるのかと勉強になりました。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.79
(4pt)

ブラッドベリのSF

2030年2月、舞台は火星。K夫人は水晶の壁に実る金色の果物を食べ、磁力砂で家の掃除をするという。

K夫妻は火星の死んだ海のほとりに住んで20年。2人は真性の火星人である。K夫人ことイラは最近、夢を見る。第三惑星から来た人間の夢のようだ。彼はイラと話をし、あなたは美しいと言い、自分の惑星に連れて帰りたいと述べる。夢では、次の日の午後、「緑の谷」に宇宙船が到着することになっている。そこに行こうとするイラだったが、夫のイルが止める。そしてイルは特殊な銃を持って狩りに出かける。イルが狩った動物は……。

その年の8月。ツツツ夫人が家のドアを開けると、地球人の探検隊がそこにいた。火星人はテレパシーで話すので、地球人とも話ができたのだった。体長は地球から来たことを話すが、誰も歓迎したり、驚いたりしてくれない。火星人とのやり取りは滑稽である。ツツツ夫人の次に話したのがアアア氏、次がイイイ氏、そしてウウウ氏。名前からしてシリアスな話ではない。

最終的に探検隊は精神病院に入れられる。視覚的幻覚や聴覚的幻想を持っていると考えられたのだ。そして、3人は地球に帰ることはできなかった。

それでも、2031年4月には第3探検隊が到着する。そこには、アメリカによく似た町が存在した。住人に聞くと、そこはイリノイ州のグリーン・ブラフという町で、今は1956年だという。そこで隊員の1人、ラスティグは思いがけない知人に出会う。果たして、その結末はどのようなものか。

長編小説というより、短いオムニバス短編をつなげて一つの物語にしたという感じだ。ハードSFではなく、どちらかといえば筒井康隆、星新一のような匂いがする。意外な展開や、メッセージ性の強い章があったりして、なかなか楽しめる。最近SFはあまり読まなかったのだが、この作品は読みやすくて気に入った。一部の登場人物のセリフの不自然さが気になったが、それを除けばよくできた小説だった。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.78
(4pt)

ブラッドベリのSF

2030年2月、舞台は火星。K夫人は水晶の壁に実る金色の果物を食べ、磁力砂で家の掃除をするという。

K夫妻は火星の死んだ海のほとりに住んで20年。2人は真性の火星人である。K夫人ことイラは最近、夢を見る。第三惑星から来た人間の夢のようだ。彼はイラと話をし、あなたは美しいと言い、自分の惑星に連れて帰りたいと述べる。夢では、次の日の午後、「緑の谷」に宇宙船が到着することになっている。そこに行こうとするイラだったが、夫のイルが止める。そしてイルは特殊な銃を持って狩りに出かける。イルが狩った動物は……。

その年の8月。ツツツ夫人が家のドアを開けると、地球人の探検隊がそこにいた。火星人はテレパシーで話すので、地球人とも話ができたのだった。体長は地球から来たことを話すが、誰も歓迎したり、驚いたりしてくれない。火星人とのやり取りは滑稽である。ツツツ夫人の次に話したのがアアア氏、次がイイイ氏、そしてウウウ氏。名前からしてシリアスな話ではない。

最終的に探検隊は精神病院に入れられる。視覚的幻覚や聴覚的幻想を持っていると考えられたのだ。そして、3人は地球に帰ることはできなかった。

それでも、2031年4月には第3探検隊が到着する。そこには、アメリカによく似た町が存在した。住人に聞くと、そこはイリノイ州のグリーン・ブラフという町で、今は1956年だという。そこで隊員の1人、ラスティグは思いがけない知人に出会う。果たして、その結末はどのようなものか。

長編小説というより、短いオムニバス短編をつなげて一つの物語にしたという感じだ。ハードSFではなく、どちらかといえば筒井康隆、星新一のような匂いがする。意外な展開や、メッセージ性の強い章があったりして、なかなか楽しめる。最近SFはあまり読まなかったのだが、この作品は読みやすくて気に入った。一部の登場人物のセリフの不自然さが気になったが、それを除けばよくできた小説だった。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.77
(4pt)

SF詩人との評判は間違いないですね

昭和20年代に書かれたとは 驚き
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.76
(4pt)

SF詩人との評判は間違いないですね

昭和20年代に書かれたとは 驚き
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.75
(4pt)

過去を振り返らない身勝手な地球人の末路を暗示。

地球上の争いを避けて新天地を火星に求めた探検隊だが、結局は火星人との間でそれを再現したに過ぎず、自らも滅ぶ。ネイティブ・アメリカン文化を滅ぼした欧州人が核を弄ぶ“いま”を描く壮大な皮肉。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.74
(4pt)

過去を振り返らない身勝手な地球人の末路を暗示。

地球上の争いを避けて新天地を火星に求めた探検隊だが、結局は火星人との間でそれを再現したに過ぎず、自らも滅ぶ。ネイティブ・アメリカン文化を滅ぼした欧州人が核を弄ぶ“いま”を描く壮大な皮肉。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.73
(5pt)

火星を舞台にした、格調高い短編集

レイ・ブラッドベリの真骨頂はやはり、短編集にありきと感じさせる一冊である。それはポーの【アッシャー家の崩壊】のオマージュとして、【第二のアッシャー邸】を著す事からも伺える。個人的には、社会風刺の効いた【地球の人々】がいいです。なんといってもパンチが効いていて面白い。格調の高さから、【火の玉】も良い、究極の火星人の選択として感動的だ。『火星年代記』はレイ・ブラッドベリの記念碑的作品である。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.72
(5pt)

火星を舞台にした、格調高い短編集

レイ・ブラッドベリの真骨頂はやはり、短編集にありきと感じさせる一冊である。それはポーの【アッシャー家の崩壊】のオマージュとして、【第二のアッシャー邸】を著す事からも伺える。個人的には、社会風刺の効いた【地球の人々】がいいです。なんといってもパンチが効いていて面白い。格調の高さから、【火の玉】も良い、究極の火星人の選択として感動的だ。『火星年代記』はレイ・ブラッドベリの記念碑的作品である。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.71
(5pt)

とても面白いです。

言わずと知れた名作。火星版ワインズバーグオハイオだとありましたが、それよりずっと面白いです。映像化された作品もすばらしいのでぜひ見ることをお勧めします。150円でしたが新品同様で、本屋で新品を買わなくて良かったです。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.70
(5pt)

とても面白いです。

言わずと知れた名作。火星版ワインズバーグオハイオだとありましたが、それよりずっと面白いです。映像化された作品もすばらしいのでぜひ見ることをお勧めします。150円でしたが新品同様で、本屋で新品を買わなくて良かったです。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.69
(5pt)

人間的なSF、現実的なSF、ユーモア

...レイ・ブラッドベリ「火星年代記」は、ぎょっとしたり、心臓が止まりそうになるような展開がある。 
 本人が記しているとおり、未知のテクノロジーが頻繁に出てくるようないわゆるSFとは違う。むしろ人間的なストーリーのほうに重点がある。 
 
 火星に到着した隊員が、そこで地球となんら変わらぬ風景と出会い、隊員の死んだ家族に扮した火星人が彼らをおびき寄せて地球人を抹殺する「第三探検隊」などは、レムの「ソラリス」にもどこか通じる、未知に対する恐怖や他者の異質性という要素が見いだせる。
 
 
 ときたま、これは著者自身の思想をそのまま表していると思えるような箇所もある。 
 私が気に入いった箇所としては、「月は今でも明るいが」の、火星の文化に感銘を受け、火星で死ぬことを志した隊員が、典型的な地球人の思考を持った隊長に語る以下のシーンだ。 
 
「わたしたちは、ダーウィンや、ハクスレーや、フロイトを歓迎しました。それから、ダーウィンとわたしたちの宗教がまじりあわないことに気がついた。(略)で、わたしたちは馬鹿者だから、宗教を打ち壊そうとしたのです。その試みは大成功でした。わたしたちは信仰を失い、人生とはなんだろうという疑問を抱き始めました。芸術が単なる挫折した欲望の装飾に過ぎず、宗教が自己欺瞞にすぎないとするならば、人生になんの価値があるのでしょう。(略)わたしたちは迷える民であったし、今でもそうなのです。」 
 
「それで火星人たちは迷わぬ民なのかね。」 
 
「そうです、彼らは科学と宗教をむすびつけるすべを知っていましたので、両者は平行して発展していきました」 
 
 
 むろん、哲学的で角ばった内容ばかりでなく、吹き出してしまいそうなシーンもあるし、むしろ文体はユーモアに溢れている。 
 ぜひ、一読を。 
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.68
(5pt)

人間的なSF、現実的なSF、ユーモア

...レイ・ブラッドベリ「火星年代記」は、ぎょっとしたり、心臓が止まりそうになるような展開がある。 
 本人が記しているとおり、未知のテクノロジーが頻繁に出てくるようないわゆるSFとは違う。むしろ人間的なストーリーのほうに重点がある。 
 
 火星に到着した隊員が、そこで地球となんら変わらぬ風景と出会い、隊員の死んだ家族に扮した火星人が彼らをおびき寄せて地球人を抹殺する「第三探検隊」などは、レムの「ソラリス」にもどこか通じる、未知に対する恐怖や他者の異質性という要素が見いだせる。
 
 
 ときたま、これは著者自身の思想をそのまま表していると思えるような箇所もある。 
 私が気に入いった箇所としては、「月は今でも明るいが」の、火星の文化に感銘を受け、火星で死ぬことを志した隊員が、典型的な地球人の思考を持った隊長に語る以下のシーンだ。 
 
「わたしたちは、ダーウィンや、ハクスレーや、フロイトを歓迎しました。それから、ダーウィンとわたしたちの宗教がまじりあわないことに気がついた。(略)で、わたしたちは馬鹿者だから、宗教を打ち壊そうとしたのです。その試みは大成功でした。わたしたちは信仰を失い、人生とはなんだろうという疑問を抱き始めました。芸術が単なる挫折した欲望の装飾に過ぎず、宗教が自己欺瞞にすぎないとするならば、人生になんの価値があるのでしょう。(略)わたしたちは迷える民であったし、今でもそうなのです。」 
 
「それで火星人たちは迷わぬ民なのかね。」 
 
「そうです、彼らは科学と宗教をむすびつけるすべを知っていましたので、両者は平行して発展していきました」 
 
 
 むろん、哲学的で角ばった内容ばかりでなく、吹き出してしまいそうなシーンもあるし、むしろ文体はユーモアに溢れている。 
 ぜひ、一読を。 
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.67
(1pt)

翻訳がダメ。

駄文が多く理解しにくい。
例えばイラの2段落「k夫妻が死んだ海のほとりに住み始めてから、もう二十年になる」
最初の数ページでこういうのにぶつかると、もう読む気失せる。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.66
(1pt)

翻訳がダメ。

駄文が多く理解しにくい。
例えばイラの2段落「k夫妻が死んだ海のほとりに住み始めてから、もう二十年になる」
最初の数ページでこういうのにぶつかると、もう読む気失せる。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.65
(5pt)

美本

ハヤカワSFシリーズポケット判は1970から購入しています。現在、100冊近く持っています。火星年代記は同じ本が実は3冊ありますが、私が丁寧に保管している本より劣化が全然なく期待以上の美本でした。買ってよかったです。
火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)より
4150401144
No.64
(5pt)

美本

ハヤカワSFシリーズポケット判は1970から購入しています。現在、100冊近く持っています。火星年代記は同じ本が実は3冊ありますが、私が丁寧に保管している本より劣化が全然なく期待以上の美本でした。買ってよかったです。
火星年代記 (1963年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (1963年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAIVWA
No.63
(4pt)

USA‼︎USA‼︎アメリカ古典SFの名作

USA‼︎USA‼︎古きアメリカ感満点の古典SFです。
かの大戦時においても、アメリカ軍は世界中どこでも現地にアメリカを作ったといいますが、まさにそれを思わせる描写から物語は始まります。
やがて、それに疑問を投げかける風刺的な視点からストーリーはオムニバス形式で進んでいき、当時まったく未知の火星という1つの惑星とその文明の興亡の歴史をたどりながら、様々な喜劇悲劇を経て、やがて最後はなんとも寂寥感の漂う終章にたどり着きます。
オポチュニティやキュリオシティなど想像もつかない時代に、人類は宇宙に、そして火星にどんな未知の叡智を想像していたのか。
ちょうど直前に「ソラリス」を読み終えていたので、対比をしながら大変に興味深く読めました。
SFの歴史を知る上でも、良質なファンタジーという意味でも、読んでおきたい一冊だと思います。
翻訳も読みやすいです。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC
No.62
(4pt)

USA‼︎USA‼︎アメリカ古典SFの名作

USA‼︎USA‼︎古きアメリカ感満点の古典SFです。
かの大戦時においても、アメリカ軍は世界中どこでも現地にアメリカを作ったといいますが、まさにそれを思わせる描写から物語は始まります。
やがて、それに疑問を投げかける風刺的な視点からストーリーはオムニバス形式で進んでいき、当時まったく未知の火星という1つの惑星とその文明の興亡の歴史をたどりながら、様々な喜劇悲劇を経て、やがて最後はなんとも寂寥感の漂う終章にたどり着きます。
オポチュニティやキュリオシティなど想像もつかない時代に、人類は宇宙に、そして火星にどんな未知の叡智を想像していたのか。
ちょうど直前に「ソラリス」を読み終えていたので、対比をしながら大変に興味深く読めました。
SFの歴史を知る上でも、良質なファンタジーという意味でも、読んでおきたい一冊だと思います。
翻訳も読みやすいです。
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)より
4150117640
No.61
(5pt)

懐かしい雰囲気の未来SF

未来なのだけれど昭和の雰囲気が漂っていて、どこか懐かしい不思議な感覚になれる物語。
私達は、すでに火星に探査機を送り、火星の地表の風景を写真で知っている。火星人がいないであろう(かなり高い確率で)ことも知っている。火星に人が住んで、地球で暮らすのと同じような生活を営むことがほぼ不可能であろうことも知っている。
それでもこの物語には、そのような現代の当たり前のことを忘れさせてくれるような、子供の頃に想像した火星を味わわせてくれるような、想像力をかきたててくれる力がある。
火星年代記 Amazon書評・レビュー: 火星年代記より
B00G462UKC