びっくり館の殺人

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評判

びっくり館の殺人の評価:

3.15/5点 レビュー 68件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 21〜40 2/3ページ
No.30
(3pt)

「館」シリーズ第8弾

※ 真相に触れています ※

「館」シリーズ第8弾。びっくり館という洋館に住む少年と友だちになった三知也たちは、クリスマスの夜、不可解な密室殺人に遭遇する…。

少年少女向けのミステリーランドシリーズでもあったようで、次巻の「奇面館」の半分ほどのボリュームで読みやすい内容。登場人物も少ないので、テンポ良く読める。

ただ、他の人の指摘にもあるように、メインの謎に叙述系のトリックを使っている割りに、一人称視点として読者に開示すべき「重要な主人公の思考」を意図的に隠しているため、ミステリーとしては少々アンフェアな読後感が残るものになっている。

タイトルでもある「びっくり館」というのも、タイトル負けしている印象が。特にこれと言って今回の謎に絡むような「びっくりするほどのカラクリ」は何も無く、この館が舞台でなくては成立しない謎ではないのが残念。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.29
(3pt)

「館」シリーズ第8弾

※ 真相に触れています ※

「館」シリーズ第8弾。びっくり館という洋館に住む少年と友だちになった三知也たちは、クリスマスの夜、不可解な密室殺人に遭遇する…。

少年少女向けのミステリーランドシリーズでもあったようで、次巻の「奇面館」の半分ほどのボリュームで読みやすい内容。登場人物も少ないので、テンポ良く読める。

ただ、他の人の指摘にもあるように、メインの謎に叙述系のトリックを使っている割りに、一人称視点として読者に開示すべき「重要な主人公の思考」を意図的に隠しているため、ミステリーとしては少々アンフェアな読後感が残るものになっている。

タイトルでもある「びっくり館」というのも、タイトル負けしている印象が。特にこれと言って今回の謎に絡むような「びっくりするほどのカラクリ」は何も無く、この館が舞台でなくては成立しない謎ではないのが残念。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.28
(3pt)

「館」シリーズ第8弾

※ 真相に触れています ※

「館」シリーズ第8弾。びっくり館という洋館に住む少年と友だちになった三知也たちは、クリスマスの夜、不可解な密室殺人に遭遇する…。

少年少女向けのミステリーランドシリーズでもあったようで、次巻の「奇面館」の半分ほどのボリュームで読みやすい内容。登場人物も少ないので、テンポ良く読める。

ただ、他の人の指摘にもあるように、メインの謎に叙述系のトリックを使っている割りに、一人称視点として読者に開示すべき「重要な主人公の思考」を意図的に隠しているため、ミステリーとしては少々アンフェアな読後感が残るものになっている。

タイトルでもある「びっくり館」というのも、タイトル負けしている印象が。特にこれと言って今回の謎に絡むような「びっくりするほどのカラクリ」は何も無く、この館が舞台でなくては成立しない謎ではないのが残念。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.27
(3pt)

ネタバレ

地震のくだりがありますが
東北地震前の作品でありながら
神戸の地震の流れから繋がるかのように
『母は再婚、今は福島一度も会っていない
会うのが怖いのだと思う』
ラストのくだりからでも思うし
生きていても、お母さんには
もしかしたら、2度と会えないのでは?と
今だと思ってしまいました。

こんな偶然に地震繋がりが文に入ってしまっているところがすごいと思った。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.26
(3pt)

ネタバレ

地震のくだりがありますが
東北地震前の作品でありながら
神戸の地震の流れから繋がるかのように
『母は再婚、今は福島一度も会っていない
会うのが怖いのだと思う』
ラストのくだりからでも思うし
生きていても、お母さんには
もしかしたら、2度と会えないのでは?と
今だと思ってしまいました。

こんな偶然に地震繋がりが文に入ってしまっているところがすごいと思った。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.25
(3pt)

ネタバレ

地震のくだりがありますが
東北地震前の作品でありながら
神戸の地震の流れから繋がるかのように
『母は再婚、今は福島一度も会っていない
会うのが怖いのだと思う』
ラストのくだりからでも思うし
生きていても、お母さんには
もしかしたら、2度と会えないのでは?と
今だと思ってしまいました。

こんな偶然に地震繋がりが文に入ってしまっているところがすごいと思った。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.24
(3pt)

児童書なのでどうしても物足りない

"かつて子どもだったあなたと少年少女のための"ミステリーランドシリーズ第9回の配本作品。
綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」から続く館シリーズの一つになります。

ミステリーランドシリーズの一作ということもあり、言葉の選び方が平易なものになっていたり、ルビがきちんと振ってあったり小中学生に優しい造りになっています。
自身が読書していた小中学生時代にこのシリーズがあったら嬉しかっただろうな。

館シリーズの一作としてはラストがミステリという感じではなく、どちらかというと子ども向けのホラーのような感じなので、ちょっと物足りない感じではありますが、これを読んで館シリーズをまた読んでみたいなと思わせられました。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.23
(3pt)

児童書なのでどうしても物足りない

"かつて子どもだったあなたと少年少女のための"ミステリーランドシリーズ第9回の配本作品。
綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」から続く館シリーズの一つになります。

ミステリーランドシリーズの一作ということもあり、言葉の選び方が平易なものになっていたり、ルビがきちんと振ってあったり小中学生に優しい造りになっています。
自身が読書していた小中学生時代にこのシリーズがあったら嬉しかっただろうな。

館シリーズの一作としてはラストがミステリという感じではなく、どちらかというと子ども向けのホラーのような感じなので、ちょっと物足りない感じではありますが、これを読んで館シリーズをまた読んでみたいなと思わせられました。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.22
(3pt)

児童書なのでどうしても物足りない

"かつて子どもだったあなたと少年少女のための"ミステリーランドシリーズ第9回の配本作品。
綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」から続く館シリーズの一つになります。

ミステリーランドシリーズの一作ということもあり、言葉の選び方が平易なものになっていたり、ルビがきちんと振ってあったり小中学生に優しい造りになっています。
自身が読書していた小中学生時代にこのシリーズがあったら嬉しかっただろうな。

館シリーズの一作としてはラストがミステリという感じではなく、どちらかというと子ども向けのホラーのような感じなので、ちょっと物足りない感じではありますが、これを読んで館シリーズをまた読んでみたいなと思わせられました。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.21
(3pt)

子供向けゆえ

雰囲気作りは悪くないのだが、他の館シリーズレベルの期待は禁物
トリックは悪くは無いが、良くも悪くも短編レベル
館シリーズということ以外にはそこまで魅力がある作品ではない
シリーズファン向け程度の内容だろう
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.20
(3pt)

子供向けゆえ

雰囲気作りは悪くないのだが、他の館シリーズレベルの期待は禁物
トリックは悪くは無いが、良くも悪くも短編レベル
館シリーズということ以外にはそこまで魅力がある作品ではない
シリーズファン向け程度の内容だろう
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.19
(3pt)

子供向けゆえ

雰囲気作りは悪くないのだが、他の館シリーズレベルの期待は禁物
トリックは悪くは無いが、良くも悪くも短編レベル
館シリーズということ以外にはそこまで魅力がある作品ではない
シリーズファン向け程度の内容だろう
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.18
(3pt)

何じゃ、こりゃぁ! 

結末に至って感じたのがレビュータイトル。最初から、絶対に叙述トリックが仕掛けられてると思って読んでいたが、よもやまさかこんなだとは、さすがに思いもしなかったよ。

私がどういう意味で「何じゃ、こりゃぁ!」と思ったのか、それが良い方の驚きか、あるいは呆れ返っただけなのかは、それぞれ読んでみて感じてください。まず、たいていの人が「何じゃ、こりゃぁ!」と思うはず。

ちなみに、論理的に犯人を推理するのは不可能。真相に至るにはヒラメキが必要で、その分、いろいろと「邪推」が楽しめた作品ではある。例えば密室トリックにつながる「先にドアを閉めてから、びっくり箱を元に戻すと自動的にロックがかかる。そうなると隣の部屋からドアは開けられない」との説明に叙述トリックがあるのではないかとか、思わせぶりに語られている俊生の父親の正体とか。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.17
(3pt)

何じゃ、こりゃぁ! 

結末に至って感じたのがレビュータイトル。最初から、絶対に叙述トリックが仕掛けられてると思って読んでいたが、よもやまさかこんなだとは、さすがに思いもしなかったよ。

私がどういう意味で「何じゃ、こりゃぁ!」と思ったのか、それが良い方の驚きか、あるいは呆れ返っただけなのかは、それぞれ読んでみて感じてください。まず、たいていの人が「何じゃ、こりゃぁ!」と思うはず。

ちなみに、論理的に犯人を推理するのは不可能。真相に至るにはヒラメキが必要で、その分、いろいろと「邪推」が楽しめた作品ではある。例えば密室トリックにつながる「先にドアを閉めてから、びっくり箱を元に戻すと自動的にロックがかかる。そうなると隣の部屋からドアは開けられない」との説明に叙述トリックがあるのではないかとか、思わせぶりに語られている俊生の父親の正体とか。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.16
(3pt)

何じゃ、こりゃぁ! 

結末に至って感じたのがレビュータイトル。最初から、絶対に叙述トリックが仕掛けられてると思って読んでいたが、よもやまさかこんなだとは、さすがに思いもしなかったよ。

私がどういう意味で「何じゃ、こりゃぁ!」と思ったのか、それが良い方の驚きか、あるいは呆れ返っただけなのかは、それぞれ読んでみて感じてください。まず、たいていの人が「何じゃ、こりゃぁ!」と思うはず。

ちなみに、論理的に犯人を推理するのは不可能。真相に至るにはヒラメキが必要で、その分、いろいろと「邪推」が楽しめた作品ではある。例えば密室トリックにつながる「先にドアを閉めてから、びっくり箱を元に戻すと自動的にロックがかかる。そうなると隣の部屋からドアは開けられない」との説明に叙述トリックがあるのではないかとか、思わせぶりに語られている俊生の父親の正体とか。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.15
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。■〈感想〉  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、  見極めてみてください。    事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする  著者の意欲は買います。  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。    
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.14
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。■〈感想〉  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、  見極めてみてください。    事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする  著者の意欲は買います。  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。    
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.13
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。■〈感想〉  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、  見極めてみてください。    事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする  著者の意欲は買います。  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。    
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.12
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉
  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』
  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと
  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる
  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、
  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。
  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生
  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前
  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。
  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の
  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。
■〈感想〉
  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在
  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の
  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、
  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、
  見極めてみてください。
  
  事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、
  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする
  著者の意欲は買います。
  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。
  
  
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.11
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉
  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』
  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと
  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる
  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、
  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。
  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生
  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前
  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。
  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の
  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。
■〈感想〉
  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在
  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の
  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、
  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、
  見極めてみてください。
  
  事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、
  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする
  著者の意欲は買います。
  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。
  
  
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239