ニッチを探して

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ニッチを探しての評価:

4.13/5点 レビュー 16件。 C ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21〜34 2/2ページ
No.14
(5pt)

現代を描く

丹念な描写で、いまという時代のニッチな世界を、見事に表現した名作。
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.13
(5pt)

現代を描く

丹念な描写で、いまという時代のニッチな世界を、見事に表現した名作。
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134
No.12
(4pt)

思ったより面白かった。

島田雅彦の小説は、もう10年以上前に2、3冊読んだことがあるきりで、その時は
大して感心もしなかったのだけれど、本書で描かれる50代元銀行員・藤原道長の
ホームレス生活は、こちらが思っていたよりも面白かった。

以前に比べてだいぶ脂分が抜けたような、淡々・飄々としていながら軽く皮肉味の
効いた文章は悪くないし、取材の成果もそれなりに巧みに活かされているようだ。
どなたかも書かれていたように、とくに多摩川沿岸の住民には興味深く読める部分
が多いだろう。

疑問点を挙げるなら、主人公が東南アジアあたりに身を隠すのではなく、あえて
ホームレス生活に入るのは、ボスキャラが動き始めた段階での直接対決が必要
だったから、ということになっていたと思うが、これはあまりにリスクが高過ぎる選択と
言うべきで(結果的に彼が生き延びたのは、ほとんど僥倖に過ぎないと思える)、
どこかの時点で証拠書類を提出して告発しておけば、それで済む話ではなかった
かという気がする。まあ、それだとこの話自体が成り立たなくなってしまうわけだが・・。
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.11
(4pt)

思ったより面白かった。

島田雅彦の小説は、もう10年以上前に2、3冊読んだことがあるきりで、その時は
大して感心もしなかったのだけれど、本書で描かれる50代元銀行員・藤原道長の
ホームレス生活は、こちらが思っていたよりも面白かった。

以前に比べてだいぶ脂分が抜けたような、淡々・飄々としていながら軽く皮肉味の
効いた文章は悪くないし、取材の成果もそれなりに巧みに活かされているようだ。
どなたかも書かれていたように、とくに多摩川沿岸の住民には興味深く読める部分
が多いだろう。

疑問点を挙げるなら、主人公が東南アジアあたりに身を隠すのではなく、あえて
ホームレス生活に入るのは、ボスキャラが動き始めた段階での直接対決が必要
だったから、ということになっていたと思うが、これはあまりにリスクが高過ぎる選択と
言うべきで(結果的に彼が生き延びたのは、ほとんど僥倖に過ぎないと思える)、
どこかの時点で証拠書類を提出して告発しておけば、それで済む話ではなかった
かという気がする。まあ、それだとこの話自体が成り立たなくなってしまうわけだが・・。
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134
No.10
(4pt)

人生わかりませんね。

なかなか読みごたえのある本ですね。 少し楽しくもある作品です。
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.9
(4pt)

人生わかりませんね。

なかなか読みごたえのある本ですね。 少し楽しくもある作品です。
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134
No.8
(5pt)

ファンです

あ!これ。 好きかも!! 島田作品。 最近、エンタメ系になるの?と思ってましたが・・・ 青二才もおっさんになり・・ 読み手も高齢化しました。 銀行マンがホームレスになって、生きぬくことを考え、東京をさまよいます。 島田っぽい角度でラストまで進みました。 島田作品の登場人物はさまよって欲しい! この系統、好きですね。 タイトルと表紙・・・ なんか、違う!! 私だけかな?
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.7
(5pt)

ファンです

あ!これ。 好きかも!! 島田作品。 最近、エンタメ系になるの?と思ってましたが・・・ 青二才もおっさんになり・・ 読み手も高齢化しました。 銀行マンがホームレスになって、生きぬくことを考え、東京をさまよいます。 島田っぽい角度でラストまで進みました。 島田作品の登場人物はさまよって欲しい! この系統、好きですね。 タイトルと表紙・・・ なんか、違う!! 私だけかな?
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134
No.6
(5pt)

楽しめました

サスペンスとして読んでとても楽しめた。 映画化かDVD化して島田雅彦本人に主演してほしい。
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.5
(5pt)

楽しめました

サスペンスとして読んでとても楽しめた。 映画化かDVD化して島田雅彦本人に主演してほしい。
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134
No.4
(5pt)

にっちもさっちも

島田氏の小説を初めて読んだ。氏の年齢も近いせいか、また身近なこの街の有様をうまく文体に取り込み、また東京という都市を知り尽くした
島田氏のロードワークは我々50代の人間にとってこの街の裏表を上手に突く。ホームレスという姿は今や誰にでも身近な存在であるが、
しかし過去の経歴を人間は消せない。そこをうまく観察しながらも主人公「道長」氏は家族との接点の距離を閉じながら、この街を転々と
移動する。家族と会社との接点を絶つ主人公は、ある程度の金は持っている。銀行というスクエアな世界に身を置いた「道長」氏はしかし
隠れ預金の口座をコントロールできる立場にいた。どこへ移動しようが人間ある程度の欲があれば生き延びられるという事を教えられた気分だ。
ホームとホームレスとの境界線はもはやひょっとして消滅したのか?そんな問いを読者に投げかける近来まれな物語である。
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.3
(5pt)

にっちもさっちも

島田氏の小説を初めて読んだ。氏の年齢も近いせいか、また身近なこの街の有様をうまく文体に取り込み、また東京という都市を知り尽くした
島田氏のロードワークは我々50代の人間にとってこの街の裏表を上手に突く。ホームレスという姿は今や誰にでも身近な存在であるが、
しかし過去の経歴を人間は消せない。そこをうまく観察しながらも主人公「道長」氏は家族との接点の距離を閉じながら、この街を転々と
移動する。家族と会社との接点を絶つ主人公は、ある程度の金は持っている。銀行というスクエアな世界に身を置いた「道長」氏はしかし
隠れ預金の口座をコントロールできる立場にいた。どこへ移動しようが人間ある程度の欲があれば生き延びられるという事を教えられた気分だ。
ホームとホームレスとの境界線はもはやひょっとして消滅したのか?そんな問いを読者に投げかける近来まれな物語である。
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134
No.2
(4pt)

テーマも、文体も、全くユニーク

ある銀行員が、自行の不正融資に義憤を抱き、融資先を勝手に変更し、その一部を横領したあげく、行方をくらまし、自らホームレス生活を選択し、都内を転々とする。

  彼の名は藤原道長。妻と娘ひとりの生活が暗転する。タイトルの「ニッチを探して」は、道長のその生活が隙間探しそのものだ、ということなのだが、現代人の何割かがニッチを探しながら生きているということの暗示でもあるようだ。ホームレスの生活がどのようなものであるのかがよくわかるが、読後振り返ってみると、ホームレスの生活は大都会の構造と、意外とうまく、整合性をもち、小説全体がある意味で、現代の文明の、これまで光があてられたことがなかった部分を、照射し、際立たせてみせてくれているようでもある。

  道長は、赤羽、上野公園、隅田川・・・と移動していく。スーパーの試食コーナーでつまみ食い、畑から大根を失敬したり、馬券に手をだしたり。おやじ狩りに遭遇、またある女性とのふとした出会いからの居候生活も経験。さながら、現代版サバイバル生活が続く。当然、警察の追求はある。道長は、銀行関係の黒幕の罠にかかり拉致され、絶体絶命のピンチ。

  最後にどんでん返しがある。

  テーマも、文体も、全くユニーク。この小説自体が、これまでの小説ではニッチになっていたところに、うまく滑りこんだということになるのだろうか。
ニッチを探して Amazon書評・レビュー: ニッチを探してより
4103622083
No.1
(4pt)

テーマも、文体も、全くユニーク

ある銀行員が、自行の不正融資に義憤を抱き、融資先を勝手に変更し、その一部を横領したあげく、行方をくらまし、自らホームレス生活を選択し、都内を転々とする。

  彼の名は藤原道長。妻と娘ひとりの生活が暗転する。タイトルの「ニッチを探して」は、道長のその生活が隙間探しそのものだ、ということなのだが、現代人の何割かがニッチを探しながら生きているということの暗示でもあるようだ。ホームレスの生活がどのようなものであるのかがよくわかるが、読後振り返ってみると、ホームレスの生活は大都会の構造と、意外とうまく、整合性をもち、小説全体がある意味で、現代の文明の、これまで光があてられたことがなかった部分を、照射し、際立たせてみせてくれているようでもある。

  道長は、赤羽、上野公園、隅田川・・・と移動していく。スーパーの試食コーナーでつまみ食い、畑から大根を失敬したり、馬券に手をだしたり。おやじ狩りに遭遇、またある女性とのふとした出会いからの居候生活も経験。さながら、現代版サバイバル生活が続く。当然、警察の追求はある。道長は、銀行関係の黒幕の罠にかかり拉致され、絶体絶命のピンチ。

  最後にどんでん返しがある。

  テーマも、文体も、全くユニーク。この小説自体が、これまでの小説ではニッチになっていたところに、うまく滑りこんだということになるのだろうか。
ニッチを探して (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ニッチを探して (新潮文庫)より
4101187134