■スポンサードリンク


業物語



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
業物語 (講談社BOX)

業物語の評価: 4.06/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21~26 2/2ページ
<<12
No.6:
(4pt)

前回同様に短編構成です

前回同様に短編3作による構成です. 今回は,キスショット,火憐,つばさという比較的初期から登場しているキャラクタを題材にしていることもあるのだろうが興味深く一気に読み切りました. 特に火憐のエピソードに関しては,吹き出しそうになることもしばしば. つばさに関しても,描かれていなかった知りたかった部分をテンポよく描いてくれていると感じました.  全編通して楽しめる1冊に仕上がっていると思います.
業物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:業物語 (講談社BOX)より
4062838923
No.5:
(5pt)

オフシーズン第2段

前回の愚物語同様、サイドストーリー的な第0話集。
愚物語の「そだちアフィスコ」が苦手だったので、同じような作風があったらどうしようかと思ってましたが、通常運転で安心して読むことが出来ました。内容的にはまたも様々なキャラクターのアフターというかサイドストーリー。とても面白く読むことが出来ました。
以下少しネタバレが含まれるかもです。
①「あせろらボナペティ」
このお話の前に、ヒロイン本「忍野忍」に収録された“うつくし姫”が再録されています。そして、このあせろらボナペティはその後日談、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが吸血鬼になるに至ったお話。ボナペティは「召し上がれ」という意味らしいです。
②「かれんオウガ」
その名の通り火憐ちゃんのお話。高校生になっているし、元ファイヤーシスターズという表現も出てくるので一連の騒動の後のお話。「オウガ」はやはり鬼のことだと思われる。
③「つばさスリーピング」
忍野メメ登場。バサねぇとの会話でお話が進んでいきます。「スリーピング」については障り猫も掟上今日子もあまり関係ないみたい。時系列的には扇ちゃんとの最終決戦少し前のお話です。
「つばさスリーピング」でもまだまだネタはある的な話もありましたので、まだまだオフシーズンは続いていくようです。
業物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:業物語 (講談社BOX)より
4062838923
No.4:
(5pt)

オフシーズン弐作目

「あせろらボナペティ」 叙述トリック。 「かれんオウガ」 傑作。 文句無し。 「つばさスリーピング」 羽川翼の怪異譚。 総評 オフシーズン二冊目。 今回はそだちの話のような暗さ(私は好きです)もなく非常にテンポ良く読了しました。 時系列は六百年前~続終後~猫白後です。 今回の語り部は成功です。 一話目の新キャラ。 イメージ完璧に騙されました。 忍との絡み期待。 二話目かれんと鬼の絡み最高。 三話目羽川の安定感ぱない。 兎に角、この巻に於いては愚物語であった オフシーズンに対する不安が杞憂でした。 綺麗に畳んであった風呂敷をひろげたからには、また綺麗に畳んで欲しいです。
業物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:業物語 (講談社BOX)より
4062838923
No.3:
(4pt)

あくまでも番外編ですが、傷物語を読むか見たらおすすめします

本編から外れるので語られなかったエピソードを納めるのがオフシーズンの役割ですが、今回はなかなか重要なお話が収録されています。
まず、「うつくし姫」と「あせろらボナペティ」ですが、これは忍野忍が人間だったころそして吸血鬼になったきっかけが語られます。
後者の語り手は初登場の吸血鬼でスーサイドマスターという。直訳すれば自死を司る者。なんとなく雰囲気が出てます。吸血鬼の死因ナンバーワンは自殺ですから、そのマスターとなればいかにも最強といった感じです。そしてそれがある叙述トリックの仕込みになっています。
眷属のドッグストリングスという男は忠義一徹というか愚直で率直で実直、ザ・召使そして唯一最後の奴隷。これがなかなか主人に適確に突っ込むので話がうまく転がっていきます。物語シリーズは少人数の登場人物の会話劇ですが、三人目の存在はやはり大事。また、個人的にこのキャラクターは好みなのでなんとか再登場してほしいものです。無理だろうけど。
さて、忍は人間の時はローラ姫から叙任でアセロラ姫になり、国を出て放浪し食通の吸血鬼スーサイドマスターに出会い、色々あってキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと命名されます。色々あってといっても実は初めから一直線に話は進まざるを得ないのに、登場人物のうち二人はあれこれ悩みながら進んでいきます。唯一客観的に事情を観察していたドッグストリングスもどうしようもなく付き従う様が、気の毒でついつい感情移入してしまう。
結末は特に予想を裏切るものではありません。こうだろうと思った通りに話は進みます。ただし、一点、あっと言わされる展開が最後にあります。それこそ、ドッグストリングスの忠誠心の源だったと推測できますが、それは読んでのお楽しみです。
「かれんオウガ」はなんとなくダンジョン物のゲームを思わせるつくりの話です。阿良々木火憐の武者修行といった趣です。ただ、火憐の師匠の正体が何となく見えるのが面白い。雰囲気としては阿良々木母と似ているか。もしアニメ化するとしたら火憐が暦を説得するくだりはきっちり作ってほしい。かつて神原駿河を紹介するよう懇請あるいは恫喝したときの再現ならそれも一興というもの。何本骨を折ることやら楽しみです。
「つばさスリーピング」は忍野扇が暦に接近しているころ、恋物語の後、終物語の終局、3月15日より少し前のお話。羽川翼が忍野メメを見つけて説得する場面から始まります。もっとも中身は説得というよりは羽川翼の大冒険というところ。ただ、ちょっとこれはどうかなというお話でもあります。まあ、羽川翼が怪異の母体そのものという事実からすればこのオチはありなんだろうなと納得するしかない。
毎度、同じ感想ですが、物語シリーズを読み続けているなら必読。面白いです。そうでないなら少なくとも映画か小説の傷物語を堪能してから買うのがおすすめです。
業物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:業物語 (講談社BOX)より
4062838923
No.2:
(4pt)

一部ネタバレあり…?

育→駿河→月火と来て、今回は忍→火憐→翼

なんだこのギャップ!全巻とラインナップに差がありすぎるだろ!
ということで本巻はさすがに面白かった。

ちょっと羽川さん編が物足りない感じもしますが、まぁ、彼女は9月以降、あまり絡み無いしね

メインはおそらく、阿良々木君も知らないであろう忍、というかキスショットの誕生経緯。最後の一文でひっくり返ります。

残るヒロインは、ひたぎ、真宵、撫子、余接、扇何でも知ってるお姉さんは入るのかな?
ロり比率高いな

-------------------------------------------------------------------------------------------------

傷物語でバンパイアハンターや阿良々木君がキスショットと戦ってるのは
600年弱の間に偽装が完璧になったってことなのかな?
業物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:業物語 (講談社BOX)より
4062838923
No.1:
(4pt)

一気に読んでしまうほどおもしろかった。(少しネタバレ)

「残酷童話 うつくし姫 あせろらボナペティ」「かれんオウガ」「つばさスリーピング」の短編3本ですが、どれもおもしろかった。 あせろらボナペティはアニメ化できないだろうな。 完全に騙された感があって読後痛快でした。 かれんオウガは火憐ちゃんらしいというか、忍とのやりとりも楽しい。 つばさスリーピングは久々にメメが登場、羽川がメメを連れ戻そうとしているが、外国ではないのかと思えば「日本に戻って」というセリフがあるのでどこにいるのかわからない。 で、羽川の怪奇譚はまだまだ続きそうです。 買って損はないとおもいます。
業物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:業物語 (講談社BOX)より
4062838923

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!