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業物語
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業物語の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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| 基本的な印象はタイトル通り。以下、各編の簡単な感想。ネタバレには気をつけるつもりだけれど、それでも軽くあるかも。 ちなみに読みは『わざものがたり』なんですねw 『ごうものがたり』かと思った。 『あせろらボナペティ』 残酷童話うつくし姫という、元々は忍野忍のヒロイン本に収録されていた話の続き。うつくし姫自体も今作の巻頭に収録されている。 忍野忍の吸血鬼以前については、そもそもシリーズ内では続終物語で軽く触れられていたが、ヒロイン本の紹介までしていたのはこういう経緯だったのか、というか、西尾維新は伏線の貼り方が(商業的な意味でも)うまいなと関心させられる。 今後触れる可能性があるから予習もアリだよとあの時点で言っていたワケか(深読み)。 屍体の山を築く絶世の美女から、吸血鬼の王者への転身には当然大きなギャップがあるワケで、彼女が何によって変わったか、というか、彼女が『誰』によって変わったか、というこの編は読み応えがあり、楽しかった。 こういう感じで世界観の拡張を図るのはうまいと思うし、こういった大胆な過去編がアリなら、俺はぜひぜひ忍野メメの学生時代(斧乃木余接の成立経緯)辺りも読んでみたい。前のレビューにも書いたけど。 この編は言ってしまえば、決死にして必死にして万死の吸血鬼であるところの、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターのキャラクターによって成り立っている面が大きいと思う。 ちょうど、劇場版の傷物語の鉄血編が公開されたところだから、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのキャラクターの成立について語った本編は、かなりファンサービスとしては上出来の部類。 最後の一行は、まあありきたりなネタだけれど唸らされてしまった(従者を見た瞬間に気付くべきだった)。 スーサイドマスターの日本来訪はそれだけで周囲を巻き込み破壊するであろうビッグイベントであり、オフシーズン全体に大きな展開の布石が出来たのもいいと思った。 『かれんオウガ』 あせろらボナペティは現代から600年は遡った中世の話なのだけれど(それにしても国が一つ二つでないほど滅ぶとか、現実とは史実が変わっちゃうレベルなんじゃないか? とか思ってしまう。さすがにうつくし姫はこれまでの怪異とは格が違い過ぎた。あ、怪異じゃなかったっけw)、かれんオウガは現代の話なので、続けて読むと新鮮で楽しい。 阿良々木暦をして「僕よりもずっと少年マンガの主人公的展開に恵まれている」と言わしめる、阿良々木火憐視点。初視点なのでそこも新鮮。 今回は忍野忍が同伴者キャラなので、そこもあせろらボナペティからの接続を感じていいが、今回はパッとした怪異が登場しない。 暦物語も怪異が登場しない日常系の話だったけれど、アレは単巻でこれまでのおさらいをできるという意味ではよかった。また、前巻、愚物語の老倉育の編にも怪異が登場しないが、アレは青春モノとして一応成立していた。今回のかれんオウガは、『自分に出会う』というネタだから、何かしら怪異が登場すると華があったかな、という気はする。というか、尺の都合で物足りなさが残ってしまうのは仕方がないのかな? 道という単語も出てくるし、暦物語系の話と感じた。 『つばさスリーピング』 この話で俺は若干、オフシーズンの今後について危惧を抱いてしまった。杞憂で終わるといいのだが。 この編も、羽川翼好きにはいいんじゃないかとは思うし、短編としての出来はボリュームゆえの物足りなさや、掛け合いの楽しさの弱さこそあれど、そこそこだとは思うのだけれど。 ただ、世界中を探索して、とうとう忍野メメを発見した羽川翼が、彼を動かすために道中の怪異譚を語るという形式は、何というかいいのか? 俺は羽川翼視点なら、彼女が卒業後の世界旅行中にどうなってしまうのかの方が気になるんだけれど(結局、掟上シリーズと関連はあるのかないのか、はっきりしてほしい。劇場版特典が解答でいいのか? それともあれはクロスワールドであって原作とは関係ないのか?)。 これまでのオフシーズンを並べてみると、今作のあせろらボナペティとかれんオウガについては概ね一編で話のオチがついている。 だけれど、愚物語のそだちフィアスコはオチたと思ったらなんかスゴい重苦しい問題が落下してくるし、するがボーンヘッドはまだ悪魔の収集が終わらないし、つきひアンドゥも問題の本質的な解決が見込めていないし、と継続中なのだ。 これらの話はどこかで関連してくるか、どこかで大学生の阿良々木くんが一挙に解決していく展開なのかと思っていたのだが、今回の羽川翼のつばさスリーピングは、もう終わった話の掘り下げであり、しかも今回の編で片が付いていないという感じなのだ。この後、延々と羽川翼が忍野メメに話し続けるというのもありえる。 ちょっと風呂敷広げ過ぎじゃないか? という気はする。 俺はオフシーズンを、色々な伏線、物語の起点をバラまいておいて、それを後で繋げる気なのかと考えていたが、純粋な意味での第一話集(正確には第零話集か)だとしたら、ちょっとこれを増やしすぎるのはよくない。一個一個、ちゃんと片をつけていって欲しい。 そういえば『本題』という対談集で、確か荒川弘との対談の中で、『最終回集』みたいなマンガ連載ネタについて言及していたコトがあったと思うんだけれど、そういう実験的な試みは、少なくとも一度は終了したとしても人気シリーズでやるべきではないのではという気はする。 取り合えずファンとしては次の『撫物語』くらいまでは零話集でもいいけれど、その次の『結物語』ではそろそろ大学生の阿良々木暦を登場させて事態を収集させていって欲しいと感じる。『撫物語』は字の如くマンガを描き始めた千石撫子の話なのかな? 西尾維新のことだから、その予想を裏切ってきそうな気もするけれど、もし予想通りだとしたら、ホントに今回も感じたけれど「物語って作者が語り続ける限り、延々と掘り下げられるし終わらない」という感覚。楽しければいいといえばいいんだけれど。オフシーズンの大団円にも期待。『結物語』はすべての話が結われるとかだったらいいなあ。 というワケで若干オフシーズンに不安を感じ始めたけれど、今巻の『あせろらボナペティ』は出色の出来なので、特に傷物語の劇場版を見た人は、見た帰りとかに買ってくるといいと思うw | ||||
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| 前回同様に短編3作による構成です. 今回は,キスショット,火憐,つばさという比較的初期から登場しているキャラクタを題材にしていることもあるのだろうが興味深く一気に読み切りました. 特に火憐のエピソードに関しては,吹き出しそうになることもしばしば. つばさに関しても,描かれていなかった知りたかった部分をテンポよく描いてくれていると感じました. 全編通して楽しめる1冊に仕上がっていると思います. | ||||
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| 前回の愚物語同様、サイドストーリー的な第0話集。 愚物語の「そだちアフィスコ」が苦手だったので、同じような作風があったらどうしようかと思ってましたが、通常運転で安心して読むことが出来ました。内容的にはまたも様々なキャラクターのアフターというかサイドストーリー。とても面白く読むことが出来ました。 以下少しネタバレが含まれるかもです。 ①「あせろらボナペティ」 このお話の前に、ヒロイン本「忍野忍」に収録された“うつくし姫”が再録されています。そして、このあせろらボナペティはその後日談、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが吸血鬼になるに至ったお話。ボナペティは「召し上がれ」という意味らしいです。 ②「かれんオウガ」 その名の通り火憐ちゃんのお話。高校生になっているし、元ファイヤーシスターズという表現も出てくるので一連の騒動の後のお話。「オウガ」はやはり鬼のことだと思われる。 ③「つばさスリーピング」 忍野メメ登場。バサねぇとの会話でお話が進んでいきます。「スリーピング」については障り猫も掟上今日子もあまり関係ないみたい。時系列的には扇ちゃんとの最終決戦少し前のお話です。 「つばさスリーピング」でもまだまだネタはある的な話もありましたので、まだまだオフシーズンは続いていくようです。 | ||||
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| 「あせろらボナペティ」 叙述トリック。 「かれんオウガ」 傑作。 文句無し。 「つばさスリーピング」 羽川翼の怪異譚。 総評 オフシーズン二冊目。 今回はそだちの話のような暗さ(私は好きです)もなく非常にテンポ良く読了しました。 時系列は六百年前~続終後~猫白後です。 今回の語り部は成功です。 一話目の新キャラ。 イメージ完璧に騙されました。 忍との絡み期待。 二話目かれんと鬼の絡み最高。 三話目羽川の安定感ぱない。 兎に角、この巻に於いては愚物語であった オフシーズンに対する不安が杞憂でした。 綺麗に畳んであった風呂敷をひろげたからには、また綺麗に畳んで欲しいです。 | ||||
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| 本編から外れるので語られなかったエピソードを納めるのがオフシーズンの役割ですが、今回はなかなか重要なお話が収録されています。 まず、「うつくし姫」と「あせろらボナペティ」ですが、これは忍野忍が人間だったころそして吸血鬼になったきっかけが語られます。 後者の語り手は初登場の吸血鬼でスーサイドマスターという。直訳すれば自死を司る者。なんとなく雰囲気が出てます。吸血鬼の死因ナンバーワンは自殺ですから、そのマスターとなればいかにも最強といった感じです。そしてそれがある叙述トリックの仕込みになっています。 眷属のドッグストリングスという男は忠義一徹というか愚直で率直で実直、ザ・召使そして唯一最後の奴隷。これがなかなか主人に適確に突っ込むので話がうまく転がっていきます。物語シリーズは少人数の登場人物の会話劇ですが、三人目の存在はやはり大事。また、個人的にこのキャラクターは好みなのでなんとか再登場してほしいものです。無理だろうけど。 さて、忍は人間の時はローラ姫から叙任でアセロラ姫になり、国を出て放浪し食通の吸血鬼スーサイドマスターに出会い、色々あってキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと命名されます。色々あってといっても実は初めから一直線に話は進まざるを得ないのに、登場人物のうち二人はあれこれ悩みながら進んでいきます。唯一客観的に事情を観察していたドッグストリングスもどうしようもなく付き従う様が、気の毒でついつい感情移入してしまう。 結末は特に予想を裏切るものではありません。こうだろうと思った通りに話は進みます。ただし、一点、あっと言わされる展開が最後にあります。それこそ、ドッグストリングスの忠誠心の源だったと推測できますが、それは読んでのお楽しみです。 「かれんオウガ」はなんとなくダンジョン物のゲームを思わせるつくりの話です。阿良々木火憐の武者修行といった趣です。ただ、火憐の師匠の正体が何となく見えるのが面白い。雰囲気としては阿良々木母と似ているか。もしアニメ化するとしたら火憐が暦を説得するくだりはきっちり作ってほしい。かつて神原駿河を紹介するよう懇請あるいは恫喝したときの再現ならそれも一興というもの。何本骨を折ることやら楽しみです。 「つばさスリーピング」は忍野扇が暦に接近しているころ、恋物語の後、終物語の終局、3月15日より少し前のお話。羽川翼が忍野メメを見つけて説得する場面から始まります。もっとも中身は説得というよりは羽川翼の大冒険というところ。ただ、ちょっとこれはどうかなというお話でもあります。まあ、羽川翼が怪異の母体そのものという事実からすればこのオチはありなんだろうなと納得するしかない。 毎度、同じ感想ですが、物語シリーズを読み続けているなら必読。面白いです。そうでないなら少なくとも映画か小説の傷物語を堪能してから買うのがおすすめです。 | ||||
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| 育→駿河→月火と来て、今回は忍→火憐→翼 なんだこのギャップ!前巻とラインナップに差がありすぎるだろ! ということで本巻はさすがに面白かった。 ちょっと羽川さん編が物足りない感じもしますが、まぁ、彼女は9月以降、あまり絡み無いしね メインはおそらく、阿良々木君も知らないであろう忍、というかキスショットの誕生経緯。最後の一文でひっくり返ります。 残るヒロインは、ひたぎ、真宵、撫子、余接、扇何でも知ってるお姉さんは入るのかな? ロり比率高いな ------------------------------------------------------------------------------------------------- 傷物語でバンパイアハンターや阿良々木君がキスショットと戦ってるのは 600年弱の間に偽装が完璧になったってことなのかな? | ||||
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| 「残酷童話 うつくし姫 あせろらボナペティ」「かれんオウガ」「つばさスリーピング」の短編3本ですが、どれもおもしろかった。 あせろらボナペティはアニメ化できないだろうな。 完全に騙された感があって読後痛快でした。 かれんオウガは火憐ちゃんらしいというか、忍とのやりとりも楽しい。 つばさスリーピングは久々にメメが登場、羽川がメメを連れ戻そうとしているが、外国ではないのかと思えば「日本に戻って」というセリフがあるのでどこにいるのかわからない。 で、羽川の怪奇譚はまだまだ続きそうです。 買って損はないとおもいます。 | ||||
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