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バタフライ
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バタフライの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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『バタフライ』と言うタイトルにバタフライ効果を匂わす巻頭の引用文。 当然バタフライ効果を期待して読みますが別に何でもありません。 特に主人公が定めず、複数の登場人物からなる群像劇で 「一応」相互に波及はしていますが大したものでもない上に (しかも一部は人物同士が直接に交渉し続けている!) 偶然が「多少」重なった、言う程度でバタフライと言うほどに 大きくもならなければ広範に波及もしません。 まぁ1人は死にますが。 幾人かにやたら劇的な変化が見られると言うだけで ようするにそれが『バタフライ』だと言いたいんでしょうが ハッキリ言ってつまんないです。 久々に時間を無駄にしたと思える一冊。 クズレ●パーが処刑されて被害者が解放されたりヒッキーが立ち直ったり、その割に ネカフェ難民が社会的に死んだりと扱いに妙にちぐはぐ感があってスッキリしません。 蛇足ですがおもいっきりサヨク臭の強い部分が出てきます。 ヘイトスピーチはやたら作中で叩くクセに中国の最近の横暴をして 「海洋進出」の一言で済ませるなど思想の傾向が振り切れてます。 まぁ著者はそういう手合いなんでしょうね。 少しはチベットにも触れればいいのに(出来るワケないか) | ||||
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タイトル通りバタフライ効果がテーマだが、根本的な違和感がある作品。 バタフライ効果の解釈は幅があるにせよ、物語上の概念として描く場合は 「風が吹けば桶屋が儲かる」のニュアンスに近い筋道を示さなければ、 只の「都合の良い偶然が続くだけ」の作品になりかねない。 この作品はまさしく危惧の通りで、たまたま拾ったエアガン、たまたま間違えて出た他人の携帯、 たまたまある場所に撒いたガソリンなどが、進行上の重要事として機能している。 そこに説得力はなく、偶然頼みの展開に驚く。 群像劇としても、それぞれの人物像や抱える問題が類型的過ぎる上、被害者が出る結末の中で 「この一日を通じて、少し成長した人々」という温かい物語と捉えるのは無理がある。 主要人物七人の関わりが終盤を除いて大きく二つに分断されている点も、全体のダイナミズムを失わせている。 | ||||
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