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後ろ傷
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後ろ傷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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一流高校に通っていた主人公松井省吾はどういう訳か絶対の自信を持っていた北大受験に失敗し、 混乱のままグロ大と呼ばれる北海道で最も偏差値の低い大学に入学してしまう。 そんな所から物語は始まるんですけど、東さんは一体どうしちゃったんだろう。 主人公は腕っ節が弱く、不良に絡まれると怯えて身動きが出来なくなるような弱虫なのですが、 それでいて大学の同級生たちを低能だと軽蔑しながら親の金で酒を飲み歩く虫のような存在です。 この主人公がススキノ探偵シリーズの便利屋に指示されて、子供の使いのように あちらこちらとぼんやり移動しているうちに事件が起こり、それも自然に終息していく。 そんな話なんですけど、正直こんなの誰が楽しいんだろう。 ハーフボイルドなので出来る事も限られている、未熟な時期を描いているのだとは思うのですが、 少しくらいカタルシスを用意してくれても良かったのじゃないかなと思います。 東さんの数ある作品の中で唯一残念な作品でした。 | ||||
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