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駆けてきた少女
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駆けてきた少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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氏が無い探偵のくせに、お金使いすぎ?リアリティーが大変薄れてきてると思う。 | ||||
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とてもはやい対応でとても楽しめました! また頼みたいと思います! | ||||
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伏線回収と結末に無理があると感じるが、テンポ良い娯楽性と読みやすさで。 | ||||
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正直言って、期待はずれ。 読み進むうちに妙な空気感に包まれて それこそが作者の狙いか。 個人的にはちょっと違うかなと。。。 | ||||
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新刊を買うのは高いのでこれで十分です。これからもよろしくどうぞよろしくお願いします。 | ||||
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東直己さんの本まだ6冊位しか読んでいませが、これは2番目位に面白かったです。 北海道弁が心を和ませてくれました。 | ||||
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なんとなく流れる虚しさ。 腐った官僚機構と虐げられたものを食い物にするこの国のシステムをベースに一瞬、勝利するかに見えてやはりシステム側が勝つ。 でも、そんなことにもめげない主人公の足掻きが明日への希望を感じさせる。 毎度、御馴染みの探偵とも言えない便利屋の主人公の誇りと意地の見せ方がさわやかだった。 | ||||
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「便利屋探偵」である《俺》も御年47歳となった。そして、ススキノで柄にもなく人助けをやろうとし、チンピラ小僧に腹を刺されたことから、この物語が始まる…。後は“ネタバレ”になるので、「乞うご期待!」となるのだが、当然、高田や松尾といったシリーズの常連も揃っている。この度の“事件”では、北海道庁や北海道警などの“不祥事”も絡ませながら、ストーリーを展開している。ここで面白いのは、同じ北海道在住の作家、佐々木譲さんが道警の“不祥事”を題材とした小説を、警察組織の内側を舞台として描いているのに対し、東直己さんの本作は、あくまでススキノをシチュエーションとして設定していることだ。 東京以北最大の歓楽街を根城とする「便利屋探偵」としては、当たり前と言えば当たり前の話ではあるけれど、この“こだわり”がシリーズの特徴だろう。だから、ススキノを見る目もシリーズを追うにつれ、ススキノに愛着がある分、厳しくなってきているようにも感じられる。例えば―「遊び」ということの豪奢さが、根底からなくなってしまった―といった《俺》の慨嘆にも表れている気がする。かつて、ススキノを「北海道における第四の産業」と言った道庁幹部がいたそうだが、その産業も「重厚長大」型から「軽薄短小」型に変わってしまったのであろうか…。そうしたススキノの“構造変化”なども、この小説でよく分かる。 | ||||
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ススキノ探偵シリーズの長編第6作目の本作品は、2004年発表。 前作「探偵は吹雪の果てに」では、ススキノを飛び出して、別の町で奔走する<俺>の姿が描かれていましたが、本作品では、ススキノを中心とした活躍を描いており、その点ではシリーズ本来の路線に戻ったと言えましょう。 本書を読み始めた時、これまで冒頭に掲載されていた<ススキノの地図>がないのに気づきました。 シリーズを読み継いできている読者なら、そんなことは頭に入っているということなのでしょうが、ちょっと寂しい気がします。 また、本作品のストーリー、どうも焦点が定まらない印象があります。 これまでも、主軸となるストーリーに付随して、ススキノに棲む人々とのエピソードが挟まれるという手法でしたが、今回は、その「主軸となるストーリー」がはっきりせず、<俺>の視線がいろいろな方角に向いてしまっています。 そもそも冒頭からして、<俺>にけがを負わせた人物を探るという目的と、霊能力者の知り合いからの依頼で、ある女性の素性を探るという目的のふたつが存在している…。 この点に関しては、巻末解説にあるとおり、本作品は別のシリーズの2作品とリンクしているようなのです。 つまり、その2作品のストーリーと併せて一本の完成品として書かれているとのことで、この作品だけを読んでいると、ストーリーが広がり過ぎてしまった印象がありました。 本シリーズだけしか読んでいない人間にとっては、面白さを十分に味わえないのかもしれません…。 | ||||
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「探偵はBARにいる」の公開のタイミングで〈ススキノ探偵シリーズ〉を読み始めて7作目になりました。本書のあとがきに著者の作品群の全体像が解説されており興味深く読みました。著者は本作の少し前より、並行して書き続けている札幌を舞台にしたシリーズものの登場人物を交互に出演させています。そのため著者と読者の間には同時代的な札幌パラレルワールドが形成されていきます。彼の作品群のディテールを理解して楽しむためには、パラレルワールドの全体像を理解する必要があります。つまり、複数の著者のシリーズを読まないと理解できないディテールが各所に散りばめられているのです。 私にとってはこの戦略が見事にはまって、作品群総なめをする勢いです。こうなると一作品を単品で評価することは難しく、とにかく読むしかなくなります。本書も異なるシリーズで三部作が構成されており、これだけ読むと(特に終盤は)端折ってるな感は否めません。だこの戦略はもろ刃の剣で、私ももしこのことを、シリーズを読む前に知っていたら手を出していたかどうか・・・しかしながら読みたいと思うシリーズものがあるということは幸せなことととらえていますので現在は不満はありません。むしろ既刊のシリーズを読みつくしてしまい、新刊を待たなければならない状況になることをむしろ恐れています。 | ||||
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他作品とのリンクがあるらしいが、それを知らずに読破。 Amazonでのレビューをみて、他作品があることを知りました。 読み終わった感想としては、 ラストの説明があまりに呆気ない…のがとても残念でした。 他とリンクしたとしても、この一冊だけしか読まなくても 満足できる内容にしてほしいです。 とてもじゃないけど、ストーリーが雑で、ページ数の割に 内容が薄すぎでした。 俺の現代社会批判、道警批判、俺流のスタイル主張が あまりにも多くて、肝心のストーリーは浅い、登場人物の 模写が足りないので、もっと練り上げてほしいです。 リンクものにするなら、個々の1冊単品でも魅力があり リンクさせることで、さらに深みが出るのであれば良いが これは、一冊一冊が浅い。薄い。 主人公である俺の発する言葉も、浅い、薄い。 これ以上、俺を陳腐にしないでほしいです。 | ||||
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ひょんなことで刺されてしまった探偵。 その犯人の少年を追いかけることで、 より、大きな闇の陰謀に巻き込まれていく……。 前作より、 さらに中年であることが強調されているという、 2枚目半ハードボイルド。 タイトルの“少女”が、 以外と印象に薄いのが残念。 これは描写と好みの問題なのだが。 ただ、他作では魅力的な女性を描いていたので、 この点は物足りない。 相変わらず、 悪意に満ちた地の文章は、 時折嫌悪感をもよおす。 これも、 作者の狙いだろうが。 ここまでくると、 最後まで読むつもりですし。 | ||||
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これ一冊だけだと「え?」という、なんとも納得いかないラストに。 ものすごく大きな出来事っぽいことががわ〜〜〜〜っと起こって それに探偵さんがいつもの感じで頑張って・・・ やったか!?というところで、 「その後・・・」という終わり方。 納得いかなかったので 「ハーフボイルド」「熾火」両方読みました。 手元に来た順だったので先に熾火を読んだ形になりますが ハーフボイルドで、ちょうどよく、全部理解できました。 というところまで行けば、★5つですね。やっと。 | ||||
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序盤からまわりくどい展開だったが、終盤はそこそこだった。それだけに、ラストがとても残念。 | ||||
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序盤からまわりくどい展開だったが、終盤はそこそこだった。それだけに、ラストがとても残念。 | ||||
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ススキノ探偵シリーズ最新作は、何と別シリーズ2作とリンクするという驚きの展開。 具体的には「ススキノ、ハーフボイルド」のメインとなる事件を別の角度から追っている。 「ハーフボイルド」で消化不良気味だった部分が明らかになるのだ。 一方、これまた別シリーズの「熾火」は、さらにその後日談。 一見関係なさそうな3シリーズがつながる、かなりの力技だ。 別に他の2冊を読む必要はないのだが、一緒に読まないと勿体ない。 どれも未読の方は、まとめ買いをオススメします。 | ||||
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ム・・・東さんにしては、盛り上がりに欠け、終盤バタバタだったな。どうしたんだろう?別のシリーズが忙しいのか?と、読後は?だらけだったのですが、ここに来て納得。まだ「ススキノ・ハーフボイルド」を読んでいなかったため、なんか淡々と進みすぎてるなぁという印象しかもてなかったんですね。とりあえず、「ハーフ」を読まなかったものの感想として、星3つです。 | ||||
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札幌在住にして全国的人気を持つという希有な作家、東直己の最新作である。前作である「ススキノ、ハーフボイルド」を読んだ人なら(ははん)と思うであろう作品。高校生を主人公にして、便利屋たちは脇に回った「ススキノ、」を大人のサイドから見た、つまりコインの表と裏のような作品なのである。それだけではない、北海道警の稲葉警部事件や高校生のバイク事故に見せ掛けた偽装殺人なども絡めた、極めて北海道の現在に近い内容となっている。東ファンとしては大歓迎であるが、一般読者にはどうかなあ。駆けてきた少女・勝呂麗奈との関わり合いもカシワギとの一件も本書一冊では完結してない感じなんだよなあ。ちょっと消化不良? もちろん「ススキノ、」と併せて読めば問題ないんだが。という訳で4つ星という評価かな。しかし、便利屋も47歳か。これって作者の東氏と同年齢なんだけど、実は僕も同じなんだよね。 | ||||
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前作「探偵は吹雪の果てに」からそんなに間もおかずに『俺』シリーズの新作が出たってことで、一も二もなく購入。やはり楽しめますね。 多かれ少なかれ作家は、自分の作品のファン(ひいき筋、とでも呼ぶのか?)により楽しめる仕掛けをしてくれていますが、この作家はそういった傾向が強いですね。 今回のストーリーは「ススキノ、ハーフボイルド」を読んだ方なら「あ~、そういえば、そんな登場人物もいたよな~」と思い出しながらページを繰ることが出来る仕掛け。「ススキノハーフ~」で消化不良気味だった『俺』の活躍が描かれ、なかなか読ませます。もちろん、「~ハーフ~」を読んだことのない方もオススメ。 しかし『俺』も、もう47歳かぁ~、道理で自分も年をとるわけだ、、、。 | ||||
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今作は<すすきの便利屋探偵シリーズ>である。 読み進むとわかるが、去年発売された「ススキノハーフボイルド」とリンクされている。 リンクというか、時期と登場人物は同じだが主人公が違うため「ススキノ~」の裏側が見える趣向になっている。・・・ゆえに「ススキノ~」を読んでいる者にとってはある出来事の結果がわかってしまっているのがチト寂しいが。また文章も東のエッセイとダブる言動が多々あり、ややくどいと思わせる。それでも早くも次回作を読みたいと思わせる実力は健在である。 そして次回作あたりには新シリーズを期待もさせる。今作でもチラっとでてきた 「松井省吾」君がどう活躍するか楽しみが増えたのである。 と、書いたら東ファンはニヤっとするかな。 | ||||
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