阿修羅ガール

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

阿修羅ガールの評価:

3.42/5点 レビュー 93件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全107件 61〜80 4/6ページ
No.47
(1pt)

面白いです。

何人かのレビューでも書かれていますが、最初から1/3くらいまでの第1部は、軽めの小説ではトップクラスの面白さです。が、その後は好き嫌いが分れるとかいうのではなくて、普通は何がなんだかわからなくなるんじゃないかと思います。
私はこの作者自体はどっちかというとファンなんですが、この作品はおすすめできません。
(ちょっとコアですいませんが、エヴァンゲリオンの最終回に納得した人は気に入るでしょう。私は納得できない人でしたので。)
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.46
(5pt)

ぶっとんでる

べつにこの作品は難解なものではなく、文体の疾走感と展開のキチ○イぶりを楽しめばいいものだと思う。
映像が頭に浮かんでくるのだが、その映像がまた変でちょっとしたトリップ感が味わえる。その映像はどことなくデヴィッド・リンチの作品ぽさも感じる。彼の映画が好きな人が読むと楽しめるかも。しっかりしたストーリー展開を求める人は楽しめないと思います。
一昔前の言葉で言えば、分裂症、スキゾ的な作品だと思う。好き嫌い分かれると思うが、私は好き。
これを三島賞に選んだ人たちも偉い。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.45
(3pt)

寄せ集めの神の姿

まず、「人は一貫した自己なんか持ってるはずはない」という話だ。それから、「(自作の)個人的な神としての、匿名的集団の言葉」について、饒舌に活写している。
この神の神秘性は童話的な夢の中に限られる。行動している人間のモノローグに滲む彼らの神はどこまでも稚拙で薄汚く、卑しくも近しい。
人の寄せ集めというイメージと、正邪両面のイメージ。阿修羅というモチーフは、だから必然なのだ。英題は、Asura-Girl in Love。邪悪な寄せ集めの神としての阿修羅少女が、お釈迦様としての男の子に恋をして、良い神様になる話。でもそれは良い神様になりたかったからなったのであって、仏様が自分を罰して良い方向に導いたわけじゃないんだ、と舞城王太郎は書いている。たぶん。
阿修羅ガール Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガールより
4104580015
No.44
(4pt)

わからない

ぶっとんでいて面白い。が、生理的に受けつけないところがある。狙いより一歩はみでてきもちわるいというか。女の子のあざとめの語りとか併録の作品のちょっとナイーヴなところとか。いい小説は読んでるだけで快感てとこがあるけど、そういうものもこの作品では自分はあまり感じられなかった。ラノベってあまりそういう快感のある作品はないけど、その意味ではやはりラノベ的なのか……。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.43
(2pt)

純文学?

この作者の作品は初めて購入。
三島由紀夫賞受賞ということなので。
どんな純文学なのかと思ったけれど。
ビミョー。今時のチャラい女子高生は、
こんなことしか考えていないのか。
と思って読まれたらかなわない。と思わせる内容。
所々にアレやアレを思わせる事件やアニメネタなどが
含まれているんだけど。
果たして純文学か?とは言いがたい。
なんだかパスティーシュな作品だと思いました。
ちょっと消化不良。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.42
(1pt)

栄えある☆一つ。

最近見た中では間違いなくトップクラスの圧力を俺にかけた作品。
完成度・技術・構成・キャラ等どれをとってもまず文句のつけようが無いだろう。
村上龍の秋葉系とでも言おうか?
実際の女子高生があんなふうに喋るかは知らんが、まざまざと見えるその空間。活き活きとした登場人物達。バイオレンス・エロティック・ナンセンスだがリアル。もの凄いスピードで走り抜ける爽快感。二流のホラー作家なんぞ舌を巻くであろう恐怖感。
非常に優れている。
ただ、
「これ、面白いから読んだ方がいい」
とは勧められない本No1。
でも、この人すごい。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.41
(4pt)

視覚、それもアニメの。

無粋を覚悟で書きますが、アニメの映像がちらつくのです。だから面白くなかったというつもりは全くないのですが、たとえば、文庫本P29L1「責任とってよー!」とアイコが叫んで、「飛んだ。つーかズルッと足滑らせて落ちた!」は、押井守の名作「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」のラスト近く、DNAに乗ったあたるが、ツバの広い帽子に隠れて顔の見えなかった幼い女の子が顔を見せ(実はラム)、「責任とってね!」の言葉を合図に落下していくイメージをどうしても連想してしまいます。P214L3からのヤギのチーズをパンにのせるのは、「アルプスの少女ハイジ」。P264L2からの森の怪物は「デビルマン」に同じような怪物が出てきたように(うろ覚えですが)記憶しています。そのせいか、P182L2からはじまる「崖の壁面」の「大きな文字」は「崖を削って書いてある」とあっても、アニメとしてならイメージが容易に浮かびますが、実写でならどんな感じなんだろうと、イメージが茫洋としてしまいます。繰り返しますが、だから悪いと言っているのではありません。不思議なのです。上に挙げたアニメはいずれも僕が10歳くらいから高校生くらいにかけて見たアニメばかりです。作者と同世代くらいの読者には、これらの連想を促すようなシーンがどんなふうにうつるのか、どんな効果があるのかがわからないのです。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.40
(4pt)

アイコタソ…

本作も、全体的に、日常において、「目に見えないもの」を説明する為に、比喩的なフィルターの張り巡らされた作品になっています。単に活字を読み進めるだけでは理解に難しいのも仕方ありません。以下は蛇足です。言うに及ばぬ事ですが、普通男性作家の書く女性キャラというのは、女流作家の書くそれには、リアルな心情表現という枠内においては到底適うはずのないものです。本作の主人公もこれまで同様、舞城版ガールとも呼べそうな、弾けた感じの、前向きな性格を持っています。本作を読むにあたり、主人公のアイコちゃんは、無論男性受けをするはずです(まぁ、舞城氏の覆面の下が男性であると断定するならば)。が、女性読者に受け入れられるか否かはわかりません。私は次は是非違うタイプの女性主人公を書いてほしいと思っています。それにより、さらに多くの方(読者)に支持される作家さんになられるんじゃないかなぁという、拙い観測をするばかりのこの頃です。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.39
(5pt)

勘違いされやすいかもしれない

語り口は「今風」だが、思えば第一線の作家は明治の昔からずっと「今風」の文体で書いてきたのだ。話の展開も行き当たりばったりで書いているように見えるが、読み終えた後で、確実に全てがしっくりくることに気付く。日常と壮大な想像力が結びついた傑作だ。
表面的には見えないかもしれないが、この作家は、書きながら非常に悩んでいる印象を受けた。口語の使用や価値観の表出の仕方など、確かに意図も意識も持ってやっているのだろうが、それさえもどこかで迷っているような、そしてその迷いを勢いで押し切ろうとしているような感じを受けた。その点も含めて良い作品だ。
阿修羅ガール Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガールより
4104580015
No.38
(5pt)

純文学

タイトルからは想像もできない冒頭です。
一体全体どこが or 何が「阿修羅ガール」なのか?
最後まで読んで下さい。
この作品は賛否龍論あるかと思いますが、
私は「賛」です。
文章全体が主人公「愛子」の口語調で書かれているので、
なんとなく「バカっぽい」印象を受けますが、
「愛子」の心情を余すところ無く吐露していて
内容はしっかりしていると感じます。
2回ほど読みましたが私は好きな作品です。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.37
(3pt)

あんまり人に勧めたくはない感じ

最初の三分の一くらいは楽しく読めました。その後は 作者の想像力
についていけませんでした。
アイコが好きな男の子に、「何か言ってあげなきゃ。」
            「なんか面倒くさい。」
と、面倒くさい気持ちが同情心にあっさり勝ってるところが いかに
もありそうで面白いなと思いました。
アイコと脳内のともだちの会話とか、ところどころ笑えるところも
あり、壮大な話の展開にはとまどいましたが まあまあ面白かったです。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.36
(2pt)

疲れる本

とてもとっつきやすいしゃべり言葉でかかれているものの、それを脳内変換するのにとても疲れました。
普通にある小説に慣れていると、ちょっと厳しいですね。
2ちゃんねるっぽいカキコの部分も、通常のように横書きで読んでる分にはまあいいんだけど、この小説みたいに縦書きぎっしりだとつらい。
おもしろくはないけれど、読み返さないと思います。そのくらい疲れた。。。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.35
(4pt)

初舞城。ビックリ。

少し前に読んだ本を、忘れないうちにレビュー。
ハードカバーの表紙の方が好み。何でこのまま文庫本化しなかったんだろ。ちと残念。まあそれは良いとして、舞城王太郎初読み!すごい世界観ですね。面白かったです。第二部「三門《森》」にて作家としての実力も垣間見れた。冒頭文での掴みもオッケー。「減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。返せ。」
この作品の世界観や現代語文章についてこれないひとは結構多いと思う。「はあ?」「なんだこりゃ。」と思わされること多数回。好き放題書いてるなあ。この奔放さ、独創力には嘆息した。
登場人物とモノの考え方で合わない、というかむしろ腹が立つところもあったのだけど、それは「現代の女子高生」を書いてるってことになるのかな。ならんか。
三島由紀夫賞受賞作。
阿修羅ガール Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガールより
4104580015
No.34
(4pt)

すがすがしい

英語のタイトルは(なぜか英語のタイトルがある)"An Ashura-Girl in Love" となっている。タイトル通り、恋する阿修羅乙女アイコ大活躍の一篇。
はじまりは、こう。
<減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。
返せ。>
といっても、誰も自尊心なんか返してくれない。だけど、魔界に行ったり自分の心の森を冒険したり(「森」の章はほんとうにすごい)するうちに、なんかアイコはどーでもよくなってる。結局、こーうなる。
<楽しいよ。
相変わらずバカなことばっかりだけど。>
ほんとにバカみたいな殺人事件がたくさん起こったあとで(相変わらず作品中ではたくさん人が死ぬ)、こんなことを言えるやつはなかなかいない。女子高生が言うにしてはちょっとかっこよすぎる気がしなくもないけど、このすがすがしさは格別だ。舞城王太郎はやっぱりこういう方がいい。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.33
(3pt)

どうでしょう??

舞城作品は全部読んできましたが、なんとも「奇作」ですね。
知人に貸してみたりしましたが、十人十色な反応です。
個人的には嫌いじゃないですが、読み込まないと理解はできないかも・・。
でも冒頭のフレーズ「減るもんじゃないと言われて・・・」は最高!!
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.32
(2pt)

結末は・・・

結末は嫌な感じではなかったが、阿修羅の説明(?)が説明を付け足しました感がすごくあった気がする。
1Pまるまる使った文字と、少し下品な性が不快だった。始まりはまぁいいとして。
ただ全体的に頭のいい話ではないし、ぶっ飛び過ぎていて理解できなかった。顔も本名も非公開でしたっけ?
どんな人なんでしょうね・・・気になります。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.31
(3pt)

掴みは抜群なんだけど

書店でこのインパクトあるタイトルに惹かれて手にとってみたら、
冒頭からの、その歯に衣着せない
「イマドキの女子高生」語り口に引き込まれてしまい、
さっそく購入して持ち帰り、その日のうちに読みきってしまいました。
多くの方が既に書かれているように、その独特の文体と語り口によって
スピード感に溢れた物語になっていると思います。
読み進めていくにつれ、現実と非現実が交わる不可思議なその世界に、
主人公のアイコ同様に読んでる側も、あれよあれよという間に
巻き込まれ、翻弄されました。
ただ、話として面白いかというと、個人的にはどうかと思います。
現実世界で起こる事件とアイコの中にある非現実世界との関係という設定も、
何だかその登場が唐突というか、正直取って付けたもののように思える。
そして何より、最終的にアイコが自身の語りで全てを説明し、
ひとりで納得したような状態で終わってしまうのが腑に落ちません。
導入の掴みから前半にかけての展開がその先を期待させるものだっただけに、
何ともすっきりしない読後感を覚えてしまいました。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.30
(4pt)

疾走感

読み始めると止まらない。止められないとも言えるかも知れない。
恐くて非情に気分も悪くなったところもあった。
だが、入り込ませて、手を止めたくても止められず、一気に読ませる疾走感のある作品だと思った。
正直、表題を見て適当に手に取りました^^;
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316
No.29
(3pt)

けっこう普通だったかも

一見、乱暴な女子高生文体を濫用しているようでいて、そのじつ古典的で端正な文章も書けますよというあたりが、この作者の強みなんだろうと思うが、ストーリ-上は強引過ぎる展開がやや目についた。冒頭に登場する「佐野」が行方不明となり、その後、足指が送りつけられるのだが、誰が何の目的でそんなことをしたのかは一切語られず、途中からはその謎の解明もどこかに吹っ飛んでしまう。焦点は主人公の「臨死体験」のほうに移っていくが、後半に挿入されるホラーもなんだか薄っぺらだし、最後になって唐突に語られる死生観も底が浅く、取ってつけたようなハッピーエンディングになっている。正直、三島賞の対象になるほどの作品とは思えなかった。
阿修羅ガール Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガールより
4104580015
No.28
(5pt)

最高傑作近い

 舞城王太郎の真価が発揮された作品。 女子高生的な文体は非常にリアリティがあって、とにかく、文章がめちゃくちゃ上手い。 二章目以降はついていけない、という人は一章だけでも読む価値があると思うのでどうぞ。  携帯のメールを打つ音をニチニチと表現するだけで才能あると思う。 表紙はどうかと思うけど。
阿修羅ガール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 阿修羅ガール (新潮文庫)より
4101186316