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竜の道 昇龍篇



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【この小説が収録されている参考書籍】
竜の道 昇龍篇
竜の道 昇龍篇 (幻冬舎文庫)

竜の道 昇龍篇の評価: 3.93/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

古き良き昭和の三流小説(ほめてます)。

白川道さんの本です。
なんつーか、全般に漂うB級臭というか、古き良き昭和JAPANのアホアホ三流小説っぽさというか、おバカ小説というか…。
褒め言葉としての「B級」というのがぴったりくる小説でした。
北九州の貧民に拾われた兄弟竜一、竜二。
拾ったDQNの育ての父母を屠り、別人になりすまし、東京に出る。
竜一は相場の世界に。竜二は東大からエリート官僚に。
ただ、表向きでは、二人は別人。
竜一は相場の世界でどんどんと頭角をあらわしていく。やがて、ヤクザの曽根村に気に入られ、その引きもあり、さらなる別人になることを決意。
別人になる前に、大儲けを企む。
また、竜二を使い、ある企業の令嬢をゲットするように命じる。
はたして、二人の運命は…?

なんか、物語が途中でおわっているので、どうなることやら、という感じではあります。
ただ、すぐにヤクザに気に入られるとか、そのヤクザがなんでもしてくれるとか、中二病かっつー。

なんというか、登場人物の思い通りに、基本的にすすんでいくというか、
登場人物の都合のよいように話が展開していくところが、
Bの臭いがぷんぷんします。
白川さん、鼻糞ほじりながら書いているんだろうな、という。

とはいえ、文章はちゃんとしているんですね。
だから、「読ませる」ことは間違いがない。
また、株や相場の話は、なかなか面白いです。僕のぜんぜん知らない世界なので。

とりあえず、B臭で思わずニヤニヤしちゃう話で、あまり真剣に読まないでよい小説ですね。
竜の道 昇龍篇Amazon書評・レビュー:竜の道 昇龍篇より
4344028406

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