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竜の道 昇龍篇
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竜の道 昇龍篇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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白川道さんの本です。 なんつーか、全般に漂うB級臭というか、古き良き昭和JAPANのアホアホ三流小説っぽさというか、おバカ小説というか…。 褒め言葉としての「B級」というのがぴったりくる小説でした。 北九州の貧民に拾われた兄弟竜一、竜二。 拾ったDQNの育ての父母を屠り、別人になりすまし、東京に出る。 竜一は相場の世界に。竜二は東大からエリート官僚に。 ただ、表向きでは、二人は別人。 竜一は相場の世界でどんどんと頭角をあらわしていく。やがて、ヤクザの曽根村に気に入られ、その引きもあり、さらなる別人になることを決意。 別人になる前に、大儲けを企む。 また、竜二を使い、ある企業の令嬢をゲットするように命じる。 はたして、二人の運命は…? なんか、物語が途中でおわっているので、どうなることやら、という感じではあります。 ただ、すぐにヤクザに気に入られるとか、そのヤクザがなんでもしてくれるとか、中二病かっつー。 なんというか、登場人物の思い通りに、基本的にすすんでいくというか、 登場人物の都合のよいように話が展開していくところが、 Bの臭いがぷんぷんします。 白川さん、鼻糞ほじりながら書いているんだろうな、という。 とはいえ、文章はちゃんとしているんですね。 だから、「読ませる」ことは間違いがない。 また、株や相場の話は、なかなか面白いです。僕のぜんぜん知らない世界なので。 とりあえず、B臭で思わずニヤニヤしちゃう話で、あまり真剣に読まないでよい小説ですね。 | ||||
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