カールの降誕祭
評判
カールの降誕祭の評価:
3.80/5点 レビュー 10件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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カールの降誕祭の評価:
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前二短編集では、実際に起こった「犯罪」を淡々と描き、人間の「罪と罰」について、(むしろ「犯罪」を起こしてしまった側の立場に立って)読者に問題提起するという体裁だったが、本作中の各短編は物語性が強い。そして、物語性が強い割には題材に新規性が乏しく、敢えて新しい短編集として発表する必然性を全く感じなかった。なお、「パン屋の主人」には日本人女性が重要な役柄として登場し、作者が日本に関心を持っている事を知った点が唯一の収穫である。
全体頁数が少ないという理由を差し引いても、読み応えという点で物足りない出来。「犯罪」、「罪悪」の出来が良かっただけに、期待外れに終わってしまった感がある。